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2013-05

接客業における声の重要性

朝起きたら、喉が焼け付くように痛く、声が全く出なくなっていた。先週、酔いつぶれて帰宅したオトンが風邪を発症したんだけれども、それがオカンへ、そして僕へ波及したらしい。かなり強力な風邪の様で、オトンは今でも咳が止まらない。要らんモンを貰ってしまった。普段はPC相手の仕事で喋る機会の無い僕だけれども、マズい事に今日は夜から喫茶店の手伝いがある。寄席をやるのだ。

取り敢えず身体は元気なので、カウンターの中に立つ。店内は賑やかで、かすれた声では何も聞こえない。挨拶が出来ない。話し掛けられても応えられない。オーダーを取りに行けない。カウンター内での連携も取れない。下足番すらもこなせない。物凄い無力感が僕を襲う。声が出せないというのは、接客業に置いて死を意味する。特に僕のような、喋りで場を作る人間にとっては。コミュニケーションにおける声の重要性って、こんなにも大きなモノやったんか。声が出るという有難み、すっかり忘れていた。

寝る間際、うがいや喉の消毒を行うも、喉の痛みは一向に引かない。これ長引くかもしれん。明日明後日も喫茶店に立たなきゃならんのに、どうすりゃ良いのよ。

喋って喋って喉が変

高校時代の恩師F先生から入電。「PC壊れてん、持って行って良い?」との事だったので喫茶店の方へ来て貰う事に。そういやウチに来るのはこれが初めてだっけ。オカンに紹介したらメチャクチャビックリしてた。そりゃビックリするわなあ、高校時代の試合で1回会ったくらいやろうし。

持って来られたのはAcerのミニノート。これ一昨年、夜の学校へお邪魔した時に見たアレですな。「試合の遠征で新幹線乗ってたんやけど、シャットダウン中に蓋閉じちゃったらそれっきりなんよ」と。ブートファイルが見つからないみたいなメッセージが出ているので、多分セットアップディスクからのシステムの修復でいけるかな。セットアップディスクありますか?「え、そんなんあったっけ…」、おお、一昨年と同じパターン…

ディスクは取り敢えず探して貰う事にして、久々にゆっくり雑談をさせて貰った。去年琵琶湖へ部活を観に行ったら誰も居らんかったんですよ、と話したら大笑いされていた。母校では一時期、部員がゼロになって休部になっていたんだけれども、新聞や地元テレビにまで紹介されたあるプロジェクトで劇的に復活したそうだ。そんな事になっていたとは。「俺らもエラい頑張ったんやでー」というF先生、今年で58歳。あと2年で定年だそうだ。定年しても琵琶湖には通うんでしょ?と尋ねたら「案外近所で畑でも耕してるんちゃうか」と大笑いしていた。いやー、絵になりませんわ先生。その後、見送りをしながらも沢山立ち話をしたり(還暦寸前からボートにハマった夫婦の話など)と大盛り上がりだった。近々またPCの面倒見させて貰いますよ。

小一時間ほどして、今度はフルートのKさんがやって来た。先日作ったライブ用チラシを持って来てくれたのだ。この他にも「今日はお土産があるねん!」と袋をガサガサして取り出したのは、大量の鉛筆と、写真に写っている自転車のキーホルダー。何これ。「今、ウチに鉛筆300本くらいあるねん、キーホルダーも…貰って…」とKさん。いやまあ、そりゃ使えるやろうし貰うけども、こんなプレゼント初めてですわ。事情を聞いてちょっと噴いた。そんなKさん、今週は3本もライブがあるそうで売れっ子ですやん。って、普段の仕事はいつやって…

お茶を飲みながらゆっくり話をしていたんだけれども、この辺りから喉に異変を感じ出した。声が、出辛くなってきたのだ。

半年ぶりのグランドピアノ

クリスマス以来、半年ぶりのジャズバーへ。ようやっと仕事が落ち着いたタイミングでの発表会だったので助かったんだけれども、初めてチャレンジしたキー、Gは思いの外ハードルが高かった。やったのはHow high the moon。そんな難しい曲では無いんやけどなあ。やっぱりGが難しい。折角なのでStella by starlightもやらせて貰った。こっちはそこそこ。

収穫はあった。まず、無理くり長いフレーズ弾くよりは、短くてキレのあるフレーズを繰り出すうが良いという事。フレーズを切る事を意識して、適当に繋いでいった方がそれらしく聞こえる。また、場繋ぎとしての繰り返しフレーズの有効性。いける、と思ったら気軽に行って良い。最後は左手の使い方。決める時はしっかり左手を。これだけで、以前よりグッと良い感じになった。全体としてはまだまだだけれども、演奏する中で進歩を感じられたので嬉しい。やっぱセッション来ないとダメね。

そう言えば、ギターのNさんが演るDonna leeをやったんだけれども、初見で僕も参加させられた。無理無理と思ってたんだけれども、キーはA♭でコード進行自体は難しくない。とにかくテーマが難しいんだけれども、ここはNさんがやってくれるから心配は無かった。次、ちょっと頑張ってみようかな。

Granewtonさん一周年

Granewtonさんが1周年という事で遊びに行ってきた。まあ1周年でなくても毎月遊びに行ってるんだけども。運動がてら歩いて行こうと鴨川沿いをテクテクしてたら強烈な日差しで焼け死にそうになった。夏か。

出町柳デルタには、ケーキに吸い寄せられた人たちが若干伸びていた。ここ、全く日陰が無い。ものの数分で干からびそうになってきた。ケーキの周りには赤ちゃんを連れたお母さんが何組も。この炎天下でも、ショートケーキは大人気だった。最初にお話を伺った親子さん、何と兵庫から来られたとの事。twitterやニュースで知って来られる方もかなり増えて来た印象。

1周年という事で、今回は皆さんからのメッセージを貰う事にしたGranewtonさん。撮影+動画撮影をやってたんだけれども、これが何になるのかはお楽しみだそうだ。通りすがりの人でも何でも捕まえて祝って貰うポジティブスタイル。皆さんノリの良い方ばっかりで良かった良かった。一番下の写真は、ボードを拭いているスタッフの二人。何かの職人さんみたいに見える。

今日は外国人率も高かったように思う。対応しただけでも、台湾からの観光の方が2人、シンガポール&香港の方、日本語ペラペラの女性二人組、出町柳駅で待ち合わせをしているという欧米系の男性などなど。大半は英語で喋りかけてこられるんだけども、参加者様の中に英語が出来る方は居られませんか。居られませんね。必死の単語会話で乗り切る我々。しまった写真撮ってない。

それにしても暑い。途中、僕自身がフラッと来たので急ぎコンビニで飲み物を調達、皆に飲んで貰った。いや、ホントに今日はヤバかったですって。32度もあったし。途中、日傘を持って参戦しにきた人が居て、ちょっとした奪い合いに。去年でも夏なんかはクーラーボックスとパラソルを用意してたんだけどもね。まさか5月の中頃にここまでの暑さになるとは。周りの人らも川に飛び込んだりしてるし。羨ましい。

1枚のボードを折り畳んで椅子に出来るという謎グッズを持って来た人が居たので、皆で折り畳み方を検討する。説明動画があったんだけども、解説が英語でスタッフのオオギシ君発狂。何だかんだ言いながら形になったので皆で座ったんだけども、背もたれが柔らかそうで怖い。そのうち川へ運んで謎の撮影会がスタート。何でもありです。

一方その頃ケーキのほうは大盛況。バスの中から見かけて遊びに来てくれた人も現れて、平日の昼間なのに結構な盛り上がりを見せておりました。それでは今日の一番人気をご紹介。烏丸経済新聞にも掲載されていた、はるちゃんだ。

夕方になり、残した作業があるのでお暇させて貰った。ホントは最後まで片付け手伝いたかったんだけど、申し訳ない。さてさて、来月こそパラソル必須かな。

A君が来てワーワー騒ぐ

久々にA君が喫茶店へやって来た。今年は会う機会は多いんだけども、二人だけで会うというのはほとんど無かったので喋り倒す。あと、デバッグとテストプレイと。この所、公的で真面目なA君ばっかりを見てたので、私的でブレーキを外したA君を見られて嬉しい。まあNIGOROさんと居る時は大概ブレーキ緩んでるけど。

夕方になってもう一人のお客様が。お会いするのは1年半振りか。ゆっくり座って貰って3人で雑談モード。春にリリース予定の例のアレはどうですかーみたいな話だったんだけど、スイマセンまだですー、という話から思い掛けない方向に。あらあらあら、また面白そうな話に。そこから資料調べたりSkypeしたりでガンガン話が進む。そのまま宅配ピザ頼んで、モリモリ食いながら話し続ける。先日開催された学生プレゼンの話でも盛り上がる。特にサミエルさんがビシッと発言しててカッコ良かった、流石だとA君。

遠路はるばる折角来て頂いたので、例のアレを試して貰う事に。ある部分を褒められて、形容しがたいガッツポーズをしたり、座布団に飛び込んだりして喜びを表したA君。今までに見た事の無い喜びようだ。良かったねえA君。偶然見つけたバグや改善点もキチンとメモってましたよ。緩い会の筈が、総じて真面目な話とヤバい話ばっかりになりまして、ドキドキしてましたとも。そうそう、先日聞いた「晩飯中に娘に『ゲロブラスター』って名前、どう思う?って聞いて怒られた」話、詳しくは「カレー食べてる時に尋ねたら、そんな事言っちゃいけないでしょ、と諌められた」だそうで。お客さんも大ウケ。



良い時間になったので、お客さんは宿へ帰る事に。「今から職場戻るん面倒くさいし、ここで修正作業して良い?」とA君に言われたので、僕も残って作業する事にした。途中、とある映像を見ながら話し合ったり安心したり、真面目な定言をtweetする寸前で消しちゃったり(何故enterキーを押さない、と僕絶叫)、コズモギャング・ザ・ビデオの完成度を熱く語ったり、バイナリィランドってSEほとんど無いよね(アイテム取得音・隠しアイテム発見音・トリッペによる入れ替え音のみ)という話でSE信者のA君驚愕など、夜中まで元気にやってました。彼も僕も元気です。

バケモノchiptuneでハイテンション

作業に行き詰ったので散歩へ出掛けた。今日のBGMはこちら、virtことJake Kaufman氏のchiptuneなんだけど、間違いなくプロの仕業と思ったらやっぱりプロでした。ハッピーなテーマ、劇的な展開、歩きまわるベースにエゲつないリード。超テクニカル。途中でユニゾンする所なんか失禁モンですよ。確実にジャズやってる。

で、これを聴くとどんどんテンションが上がって、ウォーキングがランニングに変わる訳です。ここ最近で一番テンションの上がる曲かもしれない。このJake氏、実はRetro city rampageの曲も手掛けてるんよね。成程納得。

Mosaiqueで頭の体操を

先日のPLAYISM2周年イベントにも来られていたと後で知った、Winning Blimpさんの『Mosaique』というパズルゲーム。英語の説明しか無いけど、絵を見ただけでも十分解る。最初は単に同じ色をくっつけては消して、無難に無難に消し続けてたんだけども、そのうち同じ色を固めて一気に消すメリットに気付いて、そこから長考が始まった。どの色を、いかに並べるか?邪魔な黒いブロックをどう処理するか?どの入れ替え手順が一番効率が良いのか?最初のプレイは5分くらいだったのに、今では下手をすると30分くらいやっている。85円で十二分に頭の体操が出来るのでオススメ。

子猫祭り開催

ひとつ前の、お祭り日記の続きです。

マロ(オス)、生後およそ2ヵ月。ずっと寝てる。マイペース。

メロ(メス)、生後およそ2ヵ月。やんちゃ、好奇心旺盛。

やって来ました変態デザイナーのYさんこと姉さん宅。今日はS君がツアーとの事で、家にはつい先日飼い始めた子猫しか居ない。むしろこの子猫が本日のメインである。早速スピードライトを付けて、バウンスで撮影をするんだけどもブレるブレる。子猫の俊敏さはハンパ無い。結局ISO1600まで落として、それでもギリギリ何とか撮影出来る感じだ。うーん、設定イジったらもうちょっと何とかなるんかな。最終的には胡坐をかいた中に入れ込んで撮影というテクニックも使用した。メロは目が青いね。

マロのほうは結膜炎でまだ片目が微妙な感じだ。さっきから寝てばっかで相手をしてくれない。かなり時間が経って起きてきたマロ。遊ぶのは好きみたいで、テクニシャンである姉さんに上手く転がされていた。流石姉さん、猫歴が長いだけはある。

で、その姉さんはS君の若かりし頃DVDを観てハアハアしてましたとさ。メシかハアハアかどっちかにしなさいお行儀悪い。僕はジャズベーシスト時代のS君しか知らないので、普通にロックバンドで頭振ってるS君を観て衝撃を受けた。あと、10年経ってるのに見た目もカッコも全く変わってないのにも衝撃を受けた。留守中にゴメンねS君。

激しい神輿の御霊祭

変態デザイナーのYさんこと姉さん誘われてお祭りに行ってきた。地下鉄鞍馬口の駅から徒歩数分、御靈神社(ごりょうじんじゃ)で開催されている『御霊祭』だ。へえ、こんな所に神社なんかあったんや。姉さんは昔この辺りに住んでいたとの事で、小さい頃は毎年この祭りを楽しみにしていたそうだ。あるよね、地域のお祭り。僕の地元も昔は年に2回、今は1回やってる。

今日はお互い晩飯が無いので、ここで調達する予定だ。色々屋台を見ているだけで童心に返る僕ら。そういや屋台で買い物するのなんて何年振りやろう。だいたい祭も祇園祭くらいしか出ないし、そもそもあれは鉾を観に行くイベントやしね。歩きながら色んな屋台を見てたんやけど、ブトウ飴屋やベーコンエッグたい焼き屋など、今風のラインナップを取り入れてるのもあるね。しかしそんな中、我々デザイナーの度肝を抜く屋台が出現する。それがこちら。

おおおい。あまりにもあまりにも過ぎるわ。屋台の兄ちゃんに聞いた所、「いや、ウチはセンタッキーですから」とにこやかな笑顔で。あと何でリボルテックのラオウとかケンシロウが飾ってあるの。何なのこの店。

境内へ。所狭しと屋台が並ぶ。お客のメインは、やはり地域のお祭りという事で小中学生と親子連ればかり。少し季節はずれな感じもするけど、今日は暑かったので5月とは思えない雰囲気だ。楽しいねえ。かき氷などを食べつつ境内一周、晩飯の目星をつける僕ら。そこへ「間もなく神輿が帰ってきます」とのアナウンスが入って来た。神輿?そんなんあるん?姉さんもあまり覚えてないとの事だったんだけども、取り敢えず待つ事に。

待つ事15分、いい加減待ちくたびれた頃に、突如喧騒を伴って神輿が帰ってきた。ベラボウに長い担ぎ棒を、100人単位の人が担いで登場。しかもこれを、前後で交互に思いっきり上げ下げする。眼前で繰り広げられるド迫力に、僕も姉さんも息を飲んだ。いや、僕ら気楽に晩飯調達に来ただけで、そんなガチのお祭り気分、所持してなかったんです。スンマセン、スンマセン。周囲の人のテンションも凄まじい事になっている。どエラい所に巻き込まれたぞ。

掛け声とともに繰り返される神輿シェイキング。ちょっと休んだかと思ったら、すぐまた動き出す。神輿や担ぎ棒の剛性とかどうなってんの、こんなムチャクチャ振り回してよく壊れたりせんな。振って、揺すって、差し上げて。地域祭りでこんな激しいのは初めて見た。ウチの祭りはもっと地味で、子供神輿みたいなんしか見た事無いからショッキングだった。祇園祭でもこんなん無いしね。これが大人の本気祭りか。どれくらいやってたのか解らないくらい神輿を揺すって、最後は手拍子で終了。お疲れ様でした。揺さぶってる時に動画撮っておけば良かった。

その後、おみくじ屋で大人パワーに任せて店主と怪しい取引をしようとしたり、子供の持ってるビョーンと伸びる紙の巻いたヤツ(?)を欲しがったり、昔ながらのバアちゃんがやってる射的屋でカスリもせんかったりと祭りを堪能し、たこ焼き、唐揚げ、琵琶湖産のワカサギてんぷら(これが一番美味しかった)等をゲットして帰路に着いた。流石に金魚すくいやカニすくいはやらんかったよ。期せず祭りを堪能してしまった我々。今日はここからが本番です。

僕の日記が丸ごと英訳されまして

先日、勢いに任せて書き上げたPLAYISMさん二周年パーティーのレポートが、恐ろしい事にPLAYISMさんの手によって丸ごと英訳掲載された。ぎゃあ。

僕自身、英語を読む事はなんとなく出来るんだけども、文法がサッパリ解らん(日本語の文法すら怪しい)ので書いたり話したりする事が出来ない。だもんで、こうやって自分の文章が英語になっているのを見ると感動する。僕の適当でいい加減な表現の一つ一つ、言い回しの一つ一つまでちゃんと英訳されている。嗚呼もう読んでるだけでメチャクチャ面白い。流石、全世界に向けてローカライズを行っている会社のスタッフさんだ。正直、これ普通だったら仕事になってる案件ですよ。もう有難いやら申し訳ないやらで。PLAYISMの皆さん、本当に有難うございました。

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