Home > Archives > 2009-09

2009-09

人生初の雨中走行

緊張しております。

6日目、間も無く第一段階が終わる。そこそこ慣れてきたので今日は気楽にやれるやろう、そう思って窓を開けたら雨が降っていた。

『雨男』と呼ばれ続けて十数年、原チャでの雨中走行経験は豊富だ。台風や雪でも出撃した事は数多くある。が、単車の、しかもまだ教習レベルとなるともはや別世界。何故神は容易くハードルを上げるのか。気楽に教習をさせようと言う気は起こらんのか。

今日の教習内容は先日までの復習。『発進→3速40kmからの急制動→坂道発進→一本橋→スラローム』というBコースと、『発進→3速40kmからの急制動→クランク→8の字』というCコースを交互に走る。ここに『雨』という未知の要素が加わる訳だ。ハラを決めてバイクを発進させた。

正直な話、具合が良い。原チャに比べて、晴れの時と雨の時の差が少ないように思う。ブレーキは効きづらくなっていると思うのだが、車重のせいかかなり安定感がある。気になっていた一本橋も、クランクも、特に何ら問題無く走れる。それどころか、今日はほとんどミスが無い。教官も指導する所が無いらしく、「何か疑問点あります?」と尋ねてきた。

単純で申し訳無いのだが、教習が終わる度『人間って短期間でこんな簡単に変わるんか』と感じている。この歳になって、ここまで肌で成長を感じられる事があるとは思わなかった。今日の出来は75点だ(浮かれすぎてギアチェンジでフカした為)。

伏兵と交通道徳

教習コースのすぐ側に修理工場が。

教習もこれで5日目。今日の敵はクランクと8の字だ。昨日の一本橋に比べればどうって事無い、と思っていたらこれがとんだ伏兵で。どちらも微妙なクラッチ&足ブレーキワークを必要とする難関で、接触や店頭こそ無かったものの、相当梃子摺った。一番の原因は、足ブレーキの認識不足だ。

原チャに乗りなれていると、どうしても手のブレーキに頼りがちになるのだが、手のブレーキは前タイヤ用のもので、遅いスピードの際にはバランスを崩す要因となる。後ろタイヤ用である足ブレーキこそが、車体を安定させる為のコツなのだ。これを忘れたばっかりに、昨日上手く行った一本橋で即落ちしてしまった。また強烈な自己嫌悪がやってくる。

足ブレーキを認識しなおしてからは、そこそこに安定するようになったが、どうにもクランクと8の字が不安定だ。あんまりカクカクするので、教官にローで周回練習をして感覚を養うよう指導された。恥ずかしい。

そう言えば、教習所に通うようになってから明らかに運転の質が変わった。原チャで通学しているのだが、停止線前停止を厳守するようになったり、ハンパ無く道を譲るようになった。勿論後方確認も抜かりない。どうやら車の運転まで変わったらしい。間違い無く教習の効果だと思う。自分でもちょっと笑える。

アドレス欄に全角文字

結構前に、『日本語ドメイン』という無用の長物が発表されたが(アドレス欄に全角文字なんて打つか普通?)、今回それを超える様などうしようも無いものが発表された。国内でしか意味が通らないようなアドレスを何故作る。こんなもん誰も幸せになれないし、カッコ悪いし、金の無駄だ。身近でこれを取得しようとする人が居るなら、全力で止める。

と思っていた矢先、このブログで記事単体を表示した際に日本語が表示されている事に気付いた。うわあ。ただ、ブログのアドレスを直打ちする事は無いだろうし、コピペした瞬間に16進数に変換されるようだから、まあ良いか…?

データセンターが水没する映像

うわあああああああああ。「トルコのインスタンブールにて豪雨があり、Vodafoneのデータセンターが冠水してしまった」時の映像らしいが、これは…バックアップとかどうなってるんだろうか。どうやら地下にデータセンターがあるようだが、これを見る限りは地下にサーバを置くべきでは無いな。

HONDA U3-X

既にニュースなんかで見た事がある人も居るだろうが、改めてご紹介しておく。HONDAのU3-Xという乗り物だ。ASIMOの技術を応用して、1輪なのにオートバランスで全方位に動く事が出来るという、ちょっと信じ難い乗り物だ。どれくらいバランス強度があるのかは解らないが、将来的には高齢者に優しい乗り物となるかもしれない。動画の後半には解り易い説明もついている。技術立国日本ここにあり。

たった二言で大変身

教習4日目。教習所に顔を出してみたら、誰も居ない。受付にも人が居らず、配車券用PCの電源も落ちている。うわっ、ひょっとして定休か?と思ったら、奥のほうで2輪教習だけ行っていた。教習前から心拍数を上げさせないで貰いたい。

さて、ついに現れた『一本橋』。かつて数々の教習生を飲み込んだと言われる魔のアトラクションだ。高校時分、単車の免許を取りに行く奴らの話題は専らこれだった。この橋、ご丁寧な事にスタートとゴールにセンサーが付いていて、タイムを計ってくれるのだ。幅30cm、長さ50m、7秒以上維持。ちなみに橋とは名ばかりで、高さは数cmくらいの段差といった感じ。

結論から先に言うと、僕は4回連続橋から落ちた。ハンドルがブレまくり、橋に乗った瞬間に落ちたり、真ん中辺りで足をついてしまうのだ。特に4回目は、教官について貰ったのに落ち、焦ってアクセルを握って壁につっこみかけた。物凄い自己嫌悪感に包まれて項垂れる僕。挙句の果てに坂道発進で後退したり、全然関係無い所でエンストしたりと、どうしようもない状態に。先日までの好調振りとは真逆だ。

その時、教官がたった2つだけアドバイスをくれた。

驚いた事に、そこから僕は終了時間まで一度も橋から落ちなかったのだ。

「橋に乗る時の勢いが足りないから、もうちょっとスピードを出して、乗ってから足ブレーキとクラッチだけで速度を調節して」「足元を見ると手がブレるから、遠くを見て走って」、たったこれだけ。全然ハンドルがブレない。止まる事も無い。普通にやってて9秒台が出た。こんな、こんな簡単な事で人間は進歩するのか。誰が驚いたってやってる自分が一番驚いた。別人と呼んでも差し支えないレベルの安定っぷりだ。小躍りしながら帰路に着いた。

ちなみに急制動、ギアチェンジ、スラロームだけには自信がある。

恐るべき企画屋さん

僕の尊敬する人の一人である、林雄司さんへのインタビュー記事。『死ぬかと思った』シリーズの編集をやっている人だ。公式サイトも大概面白いが、林さんの真骨頂は企画モノだ。デカいタバコの箱を作って縮尺感覚を狂わせたりハトが選んだ生命保険にその場で加入するとか無茶苦茶だ。発想が斜め上過ぎる。

上記の記事では、採算を取るために一部課金制を導入する、といった内容なのだが、あれだけの規模のサイトだったのに、ほとんど広告も無しでやっていたという。気付いていなかった。これは結構凄い事だ。

余談だが、同じデイリーポータルに掲載されていた『青くする実験』が凄い。

1年経ってもバカ騒ぎ

愉快な仲間達。

セミナーにつづいて、オペラのUちゃんが出演している舞台を見に行ってきた。会場には去年一緒に舞台をやったお馬のHちん、バレエのNさん、そして役者のTさんも来ており、閉演後の酒宴を約束して席に着いた。

舞台のほうはというと、普段大人しいオペラのUちゃんがこれでもかとプレイボーイ+アホボンを演じきり、舞台自体の面白さもあって2倍楽しめた。他のメンバーもやはり爆笑していたようだ。

打ち上げが無いとの事で、Uちゃんの着替えを待って近所の居酒屋へ。久々に再開したメンバーとバカ話で盛り上がった。4/5が30代とは思えない程のバカ話だ。暗い話も多々あったが、本当に楽しかった。

今日の豆知識その1。お馬のHちんによると、オリンピックの乗馬に出る人は、自費で馬を空輸するらしい。その費用、往復で1億。また、飛行機内で馬が暴れた場合、事故の危険性があるので、その場で殺すらしい。参加するだけでもリスクがハンパ無い競技というのは、他には無いのではないか。

今日の豆知識その2。役者のNさんによると、将来的に整骨院で保険が効かなくなる可能性があるらしい。様々な不正があって、年々認可申請が厳しくなっている事が原因らしいが、それはちょっと困る。

今日の豆知識その3。舞台関係者(つまり僕以外の4人)によると、役者をやっている人はとにかく仕事…ヤバ過ぎて書けない。

たった5人集まっただけでこの騒ぎ。来月には全員が集まれるような同窓会を開く予定だ。総勢18名、一体どうなる事やら。

セミナー1回目

まさかここに通う事になるとは。

ついに独立に向けたセミナーが始まった。あまり詳しく書く事が出来ないのだが、6時間みっちり勉強させてもらった。これから11月までの毎週土曜、ここで勉強をする事になる。

この日、僕が痛感したのは『自分のウリ』の不明瞭さだった。勿論ウリはあるのだが、それを上手く表現出来ない(総合力がウリという部分もある)。守備範囲の広さにかまけて、芯となる部分を作れていなかった事を指摘された。ファーストコンタクトで顧客との距離を縮める為の戦略を、練り直さなければならない。この段階でそれが解った事は、僕にとってはラッキーだったと思う。

それにしても、同じ目的を持っていて、違う道を志しているという環境の何と面白い事か。どの人の話を聞いても面白い。正直、圧倒された。

再リニューアル

良い感じ。

お世話になっているジャズバーのサイトをリニューアルした。良い感じに仕上がったので、ご覧頂ければ幸い。

リニューアルをすると言うのは結構面白いもので、過去の自分を客観的に見る事が出来る。また、自分の成長具合を測る事も出来る訳だ。この分野に関しては、短期間で一気にテクニックが向上する事もあり、楽しんで作業する事が出来る。

Home > Archives > 2009-09

Search
Feeds
Meta

Return to page top