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2009-09

ある意味僕の先輩

振袖って、袖が振れるから振袖なのか。

染織のAさんの個展に行ってきた。Aさんは数年前に独立して、一人で作家活動を続けている若手のホープだ。状況的には、ある意味僕の先輩とも考えられる。閉館間際で他にお客さんも居らず、お茶とお菓子まで頂いてしまった。

実際、見習うべき点は多く、Aさんは身寄りも何も無い所からスタートしてご飯を食べられるようになった、ハングリー精神の強い人だ。そもそも大学を休学してまで沖縄で修行を積み、そのまま地元ではなく京都に飛び込んできた時点でツワモノなのだが。年を追うごとに作品の幅も広がり、今では染織教室まで開いている。最近ガッツリ話し込む時間が無いので、鍋でも囲んでゆっくり話がしたい。

個展は日曜日までやっている(くらふとギャラリー集)ので、お近くの方は是非。

デバッグと僕

8割完成。

Webサイトを作っていると、たまに変な所で詰まる事がある。大抵IE絡みなのだが、今日のバグはどのブラウザでも再現される、奇妙なものだった。調べても、置き換えても上手く行かない。出来る事を全て試してみたが、上手く行かない。少し変わった処理をしたとはいえ、基本は何も変わっていないのに、何故。

原因は、1文字(.と#)指定を間違えていただけのケアレスミスだった。結構な時間を費やしたのに、オチがこれとは。もっと自分自身をしっかり疑おう。

ギアチェンジに余裕が

教習もはや3時間目。何となく1日1時間のペースで通うようにしている。そのほうが面白い事に沢山遭遇出来そうだし、予習復習も沢山出来そうだからだ。

実際、今日の為に僕は教則本を読み漁って予習復習を行った。主にギアチェンジについて。更に、バイクに乗る際、自分で教官の真似事をするようになった。声に出して、次に何をするのかを把握するのだ。はい2速ー、コーナーで減速してー、はいここから一気に加速ー、3速ーといった具合に。これが結構効果があった。バカみたいな話だが、安心するのだ。驚いた事に、30分と掛からずにギアチェンジがスムーズになったのだ。

こうなればしめたもので、運転にも余裕が出てくる。少しずつ微調整が効く様になりだした。楽しい。単車を動かすのが楽しい。急制動(急ブレーキ)練習に移行しても調子は落ちず、常時落ち着いて運転が出来た。教官に「えらい慣れてますねー、経験あるんですか?」と聞かれたりして余計浮かれた。昨日とはえらい違いだ。浮かれすぎて1回エンストしたのは秘密だ。

「じゃあ次の時間からは一本橋とかやりますからねー」

ちょっと待って、まだ3時間しか乗ってないのに、もう最高峰?

いい歳こいてギアの一つも

運動機能がほとんどC。超平凡。

教習2日目、恐ろしい事にもう実戦投入だ。10人以上の生徒に対し、教官は3人。当然ずっと側に居る筈も無く、ポイントポイントに立って声を掛けてくれるのみ。当たり前と言えば当たり前だが、車の時と違って安心感が全く無い。しかも初心者ゼッケンを付けているのは2人だけ。邪魔になって申し訳無い皆さん。

「じゃー昨日の続きからやってみましょうか、センターラインを1速、2速でゆっくり回って下さい」とだけ声を掛けられ、あっと言う間に一人になった。覚悟を決めてエンジンを掛け、いざ発進。エンスト2連発。ベテランの教官が飛んで来た。

取り敢えず発進に関してはまずまず出来るようになった(3000回転まで回して半クラッチ→ゆっくりアクセル、これをメーターを見ずに音だけでやる)。が、ギアチェンジが無茶苦茶ぎこちない。何となくピアノを始めた頃の事を思い出した。いい歳こいて、こんな簡単な事も出来んのかという敗北感だ。遠くで一本橋にチャレンジしている生徒を見つけて、果たして僕に辿り着けるのかと疑問を抱いた。

そうこうしている内に停車の練習も行い、更には3速まで入れて速度を上げろという注文が。ホームストレートと呼ぶには短い気もする直線で、果たして3速まで上げられるのか。不安をよそにスタート。案の定間に合わない。横を見ると、何と原チャを片手運転しながらメガホンを持ち、併走しつつアドバイスをしてくれる教官の姿が。ちょっとしたサーカスみたいだ。そのままコーナーも併走してくる。素人には絶対真似出来ない技術に驚かされたと同時に、コケたりぶつかったりしないかと心配になって運転がガクガクになった。

安心感が無い時の1時間というものは長い。秋と呼ぶには相応しくない暑さも相まって、結構な疲労が。いつまで経ってもギアチェンジでガクンガクン揺れる自分に焦りがつのる。いい加減ギアチェンジの方向くらい覚えたらどうだ僕。その後、何とか3速→ブレーキングまではどうにかこなせるようになったが、ぎこちなさはまだまだ解消していない。後で理由に気付いた。ギアチェンジの際にアクセルを切れていない(速度が落ちるのが怖い=加速が不十分)のが原因だ。

夜、あんまりにも悔しかったので、教則本を熟読して明日に備える事にした。

入所式から2速まで

重いわ速いわどうしろと。

今日は楽しい入所式。予備知識もほとんど無い状態からの自動二輪教習が、今始まる。

風の噂で、左側がギア担当、右側がアクセルとブレーキ担当と聞いた事があったような、というレベルの僕だが、まあ何とかなるだろう。そう思っていたら「はい、じゃあ今日はローで発進して周回する所までやりますからねー」という教官の声。本気で青褪めた。話が違う。最初の1時間はコケてるのを起こしたりとかエンジンの掛け方とかで1時間過ごすもんだと思っていたのに。

ここから全力で10年前の自動車教習を思い出す事になる。確か、ギアを変える時はクラッチを踏み込んでからチェンジレバーを…だった筈。「バイクのギアは一番下がロー、次がニュートラルですよー、左足のとこにあるのがギアなんでクラッチ握って上下させて下さーい」と教官。何で素直に一番下をニュートラルにせんのか。大体原チャに慣れてる者からしたら、左手もブレーキってイメージしか無いから操作に戸惑いまくる。次々飛び込んでくる新事実にかなり翻弄されるも、隣の人もズブの素人らしく、ちょっと安心する。一緒にエンストしたりもした。

10人ぐらいで数珠繋ぎになりながら周回練習。最初はクリープ現象のみで、次はローでアクセルをほんの少し。そしてまさかの2速チェンジ。頭の中ではずっとI.QのBGMが流れていた。怖さ半分、楽しさ半分。感じたのは、圧倒的なパワー。原チャとも車とも違う、もっとダイレクトな力。帰り道、原チャに乗った時にその差を感じ、驚いた。

これ、本当に17時間で何とかなるんやろうか。

Windos7 RCを入れてみた

XPに馴染みすぎた為か、画面に違和感を感じる。

随分前にダウンロードしていたWindows7 RC(評価版)を導入するのをすっかり忘れていた。少しヒマが出来たので、サクサクっとインストールして起動してみる。バージョンが若干古かったらしく、プロダクトキーの認証に不具合があるようだが、その他は特に問題も無く起動した。

まず最初に感じたのは軽さ。僕のPCスペックは然程大したものでは無いのだが、それでもサクサク動いてくれる。アプリケーション等をほとんど入れていないせいか、正直全ての動作がXPより速くなっている気がする。ブラウザの起動や起動・シャットダウンもちょっと気持ち悪いくらい速い。

続いてネットワーク。無線LANの設定も簡単で、以前のようにイジる項目を探し回らなくても、ある程度ヒントや選択肢を出してくれるようになり快適。一番手間取るだろうと覚悟していたのに、1分と掛からずに設定出来て万歳。

ドライバ類もWindows Updateから勝手に取って来てくれる。一番驚いたのが、発売元では公式発表されていないオーディオデバイスのドライバを何とかしてくれた事。理屈は解らないのだが、とにかく助かる。

ソフト類もFirefoxやAVG Anti-Virus Free等がWindows7に対応しており、テストする分には今の所支障は無い。今後どんどんWin7対応ソフトも出てくる筈だ。

総合的に見ても、良いOSだと思う。発売されたら少しだけ余裕を見て、新しいPCと一緒に買ってみようかと思っている。少なくともVistaよりはずっと期待出来るOSだ。

capsule – Hello

CMを見た瞬間、うわっ、やられた!と感じた。こんなに削って大丈夫か?と感じるほどシンプルな構成だが、芯がしっかりしているから聴き易く、気持ち良く、かつ頭に残り易い。いやいや思い切ったなあ。斬新だ。

Hello Line Paint Color Design Address Brightness
Hello Line Paint Color Design Address Idea

求められるものが変わった

悪くは無いが。

セッションに参加する度に発見がある。以前は一生懸命演奏して、疲れ果ててお終いという事が多かったのだが、この所随分余裕が出てくるようになった。『There Will Never Another You』や『But not for me』なんかも普通に弾けるようになってきた。何より、弾いた事も聴いた事も無い曲でも、何となくアドリブ出来るようになってきたのに驚いた。

プロのドラマーであるNさんが、「良い所まで来てる」と誉めてくれた。「勿体無いのはアーティキュレーションが弱いのと、色気が無いのとやね。折角ここまで来たんやから、引き出しをもっともっと増やさにゃあ」とも。

何時の間にか、僕は一つ上のステージに辿りついていたようだ。求められているものの質が変わった。嬉しいのと同時に、これからはより大変な世界が待っているなとも思った。

今の僕のピアノは、とても大雑把だ。良い意味でも悪い意味でも『適当』なのだ。特にコード進行に対する意識は大雑把で、結構いい加減な部分も多い。リズムに関しては意識をしているつもりだが、よれたりする事もある。今また、大きな壁が自分の前に佇んでいるのだが、これを乗り越えるには悪い『適当』から脱却する必要がある。それと同時に、良い『適当』である『遊び』をもっと持たせなければならない。

いつかみんなの前で演奏出来れば、と思っている。

三十路デビュー

どういう訳か、単車(普通二輪)の免許を取りに行く事になった。

小型二輪の体験試乗会へ行ったのだが、教官の人に「どうせなら単車も乗ってみます?」と聞かれて、ホイホイついていって、試乗したら結構面白くて、価格も1万違い等とセールストークを受け、結局普通二輪のコースに入所する事に。

若干早まった気もするが、1万違いで一生単車に乗れるのなら、まあ持っておいて損は無いかなと思う。高速に入る事が出来るのも、普通二輪の良い所だ。多分普段は自動車で行くだろうが。

『努力』とは

僕がずっと上手く答えられなかった、「努力って何?」という問いに対する明確な答えが、上記リンク先にある。とても解り易く、心底納得出来る答えだと僕は思う。

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