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忘年会と称したレトロゲーム漁り大会

  • 2014-12-30 (火) 0:30
  • 日常

師匠から声がかかり、今年ラストとなる忘年会が開催される事に。いや、正確に言えば忘年会という皮を被ったレトロハード大会なんだけども。昼間は滋賀県でハードオフ巡り、夜は師匠宅でゲーム三昧と言う構成だ。一般人そっちのけの内容と言えよう。

実は僕、今まで一度もハードオフへ行った事が無い。何故かと言うと、京都市内にハードオフが無いからだ。何でなんやろうね、微妙に郊外にばっかりあって行きづらいという。そんな僕の為に、師匠がルートを組んでハードオフ巡りをやろうと言うのだ。どうかしている。

最初に訪れたのは、ハードオフ西大津店。この辺りはちょくちょく来る筈なんだけども、完全に見落としていた。ここの駐車場でサミエルさん夫妻、808の小川さん、樹さんと合流。早速店内へ入って、若干引いた。うわー、何じゃここ。ハードまみれやないか。PCやゲーム機は勿論の事、楽器、シンセ、PA機材、ビデオなどなど、好きな人が見たら確実に足を止めて動かなくなるゾーンばかり。周辺機器も山のように転がっている。ホントに転がっているという表現が正しいくらいにある。師匠とサミエルさん、そして意外な事に小川さんも淡々と品定めを始めた。この人ら慣れてるぞ。「XPのマシン組むなら、ここのパーツで十分だよ」とマザボの山を指さす師匠。その手にはPCEのパッドが握られていた。

一頻り漁って、次はハードオフ栗東店。近江大橋を渡ってやって来たんだけども、ここも狂った品揃えだった。一番ビックリしたのは、僕が愛用しているYAMAHAのクラビノーバ P-80が転がっていた事。中音域の鍵盤の戻りが悪くなってたんだけど、これパーツ取りには持って来いじゃないか。まさかクラビノーバのパーツ取りを検討しようとは思わなんだわ。見た事も無い周辺機器も沢山あったんだけども、サミエルさんに見せる度に「ああ、これは○○の~」と詳しい説明が返ってくる。プロだこの人。

そのまま琵琶湖岸へ出て、本日最後の目的地は瀬田のリサイクルショップ生活工房。「時間があったら近江長浜のハードオフも行きたかったんだけどねえ」とは師匠の弁。秋に福井のハードオフを制覇するツアーをやっただけはある。と、ここの駐車場で思いがけない事が起こった。

「ひょっとして、宮澤か?」

えっ、と後ろを振り返ると、そこには高校時代ボート部で相方を務めていた、バウのMが立っていたのだ。14年振りの再会である。というか、よく気が付いたなM!あまりの偶然の再会に、二人とも笑う事しか出来なかった。毎年年賀状だけはやり取りしていて、この近くで働いている事は知ってたんだけども。まさかまさか。「こんなとこで何やってんのよ自分!」、いや、古いゲームの発掘ツアーに…自分は何してんのよ?「いや、家族でバトミントンでもやろうかなと…」、二人でゲラゲラ笑う。そのまましばらく立ち話で盛り上がり、名刺を渡して、今年こそ家族で遊びに来てくれよと肩を叩いて別れた。

嬉しい再会にニヤニヤが収まらない。必死に顔を取り繕いつつ生活工房の店内へ。そこはハードオフと同じ、いやジャンルによってはこちらのほうが上とも言える品揃えになっていた。様々なハードやソフトを見ながら、「これは○○の○○がボトルネックになってて…」みたいな談義が始まる恐ろしいメンツ。と、そこへ師匠が「PSoneが安くで売ってるよ」と持ってきてくれた。箱は無いけど完動品で、お値段たったの3,000円。映像ケーブルが付いてなかったけど、傍にバラ売りで100円のケーブルがある。ついに我が家に、最新ハードがやってくるのか。ウチ、ツインファミコンとNEOGEOしか無いからなあ。相当悩んで、手を出した。ついでにソウルエッジも購入、とうとう我が家の歴史が変わる。NEOGEO買ったのが16歳の時だから、実に21年振りの世代交代だ。

今日の冒険はここまで。帰りは小川さんの車に載せて貰い、ゲーム業界の話などを沢山聞かせて貰いながら京都へ帰っていった。これがまた面白くて。さて、夜は更にメンバーが増えてのどんちゃん騒ぎだ。

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