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2011-12

これにて年内の営業は終了

喫茶店、年内最終営業日。これが終われば、ようやく本格的に年賀状にかかれる。16時から叔母とタッチして、閉店まで一人店番。オカンが転んで2ヵ月ちょっと、あっという間だった。今日は遅い時間に5名の常連さんが見えて、大いに賑わった。オカンがここに居ないのが残念だが、来月には復帰出来そうな感じなので、後少しだけ、お客さんにも辛抱して貰おう。何はともあれ、1年間有難うございました。営業終了後、留守電のメッセージを何度も入れミスったのは秘密だ。

ミッション『豚足』大失敗

『豚足を食べたい』という星の元、僕とA君は西院駅近くにある聖地『秋吉』へと足を運んだ。ここは、僕の知る限りでは唯一の、豚足を出す居酒屋チェーンである。学生時代にA君が愛用していたのだが、実は卒業以来、僕らは一度も来店を果たせていなかった。今日はそんな級友とも言える豚足との、記念すべき再開日なのだ。いざ。

秋吉西院店、定休でした。

これほどまでに心を折られた事は無いのではないか、というA君の無念の表情。僕も地面に蹲った。何でこの忘年会のかき入れ時に休むか。年末は休み無しが普通だろう。イヤほんとに。嘆きながら他の店を探していたら、たまたま沖縄料理の店を見つけた。『テビチ』って書いてある!豚足だ!神は僕らを見捨てなかった。

が、出てきた豚足は、おでんのダシでトロトロにまで煮込まれていた。

違う。僕らはあの太い足を齧りたかったのだ。それを写真に収めて、降るHDの壁紙を作りたかったのだ。様々な悲しみを乗り越えて忘年会はスタート。早速iPhoneを取り出しテストプレイ、先日App Storeに申請されたばかりの、A君の新作だ。相変わらず人の心を巧みに操る(ように見える)ランダム性。キーボードやマウスよりも難度が高い上に、今日は酒も入っている。色々自分自身を疑ってしまいそうになる。畜生良いゲームだ。

そのままゴーヤチャンプルなどを頂きながら、この一年について話をした。独立元年となったA君、これ以上ない激動の年となった筈なのに、いつも淡々としている。「何かね、現実感が無いんよ」と。そりゃそうだろう、去年までは普通に会社員として働いてたのに、今年になった途端にしょっちゅう海外行くわ東京行くわ、メディアに顔出すわ生中継されるわ。たった1本のゲームのお陰で、彼の人生は大きく変わった。でもそんな事、誰も想像していなかった筈だ。

僕もA君のお陰で、今年は本当に面白い目に沢山遭わせて貰った。近所に住む同級生としては初の、個人事業主仲間。それがどれだけ頼りになった事か。学生時代よりも濃厚な日々を送らせて貰っている。僕は幸せ者だ。

来年の展開についても話を聞く。一時開発を中断していた作品の再スタートについて。この辺りになると、もう忘年会と言うよりはいつもの会議そのものだった。「脳が2つあると良いよね」と、独特の言い回しをするA君。一人で考えるより、二人で考えたほうが気付きや発想が豊かになるという事らしい。二人の妄想がどんどん肥大化して、メモに書かれていく絵もどんどん大きくなっていく。ひきつった笑みを浮かべながら、「これ実装したら、1年じゃ済まんやん…嗚呼でも、これ絶対面白いよなあ…」と苦悩するA君。「じゃあこの企画で作るよう、ウチの開発に投げとくわ」と、明後日の方を向きながら話している。そうやね、企画も開発もA君一人なんやけどね。

雪国・嵐山

ネイリストのMさん宅にお邪魔して、ノートPCと無線機器のセットアップを行う予定なのだが、事務所を出た時点で既に雪が降り始めて、渡月橋を渡った頃には意識が飛びそうな寒さになっていた。その上、目的地の建物が見当たらない。2往復しても見当たらない。ヤバい、本当に死ぬ。

コンビニに退避し、地図を再確認したが、どうしても建物が見当たらない。電話してみたら、表札がグッと内側に凹んだ所にあるマンションと判明。何度も前を通ってたのに、気付かん筈だ。今年一番の震え具合でお邪魔いたします。

中に入ると、ハナちゃんという先客が鎮座していた。メス、推定5歳の三毛猫だ。聞けば元はノラだったらしいのだが、毎日毎日軒先で出迎えられ、玄関まで来られ、ついには侵入されてしまって現在に至るとの事。上手い事転がり込まれてるじゃないですかMさん。ハナちゃんは非常に人懐っこく、逃げたり暴れたりする事も無くジッと僕を監視していた。凝視し過ぎだ。

PCのセットアップは程無く完了。MSEやらOOOやらブチ込んで、後日古いPCからメールデータを移行するという段取りだけ組んでお暇する事に。嗚呼これからまた、あの恐ろしい寒空の下に出るのか。今日は本気でバイクが恨めしい。

年賀状を手に入れた

本来ならば月火は定休の喫茶店だが、年末年始のみ変則的な営業となっていて、明日まで臨時営業を行っている。ゆっくりする暇も無い。ようやく年賀状を買ってきた。デザインもようやく完成、これより刷り始める。

毎年この時期になると、焦りに焦っている気がするのだが、今年に関しては未だに年末と言う感じがしない。今年もあと1週間を切った、なんて話を聞くけれども、悪い冗談のようだ。

クリスマスプレゼントでは無く

喫茶店の一日マスターをやりながら、じーっとナナオの液晶スペックを眺めている。次こそはNEC、と思っていたのだが、最終的にナナオを選びそうになっている自分が居る。IPSで27インチで、ここまで値段が下がるものなのか。年明け早々にでも手を出しそうな気がする。モニターアームも欲しいな。

最初に欲したのは電卓

否が応でもクリスマスな話題が出てくる24日。twitter上でもやはりクリスマス一色。色々話をしている内に、ウチにもまだサンタさんが来ていた頃を思い出していた。別に深刻な話でも何でもなく、どんなプレゼントを貰ったっけかな、という話だ。

物心ついて最初にサンタさんにお願いしたのは、電卓だった。ハローキティの柄で、ボタン部分がエンボス加工の数字になっている以外は平凡な、8桁表示の電卓。朝起きたら、枕元にその電卓が。狂喜乱舞した僕は、片時も離さず電卓を持ち歩き、1ヶ月としない内に階段で落として破壊した。

その他にもらったものと言えば、ミニカーの立体駐車場、レジスターの玩具、レゴブロック(ガソリンスタンドセット)、ドライビングターボ、アストロシューターピンボールくらいか。他にも何か貰ってた気がするけど、思い出せない。ウチは絶対ファミコンを買って貰えなかったので、オモチャと言えばエレメカかアナログなものだった。でもそれらが、今の僕を形成したんだと思う。ずっとデジタルなものじゃなくて良かった。親の教育方針は偉大だ。

悲惨な内容

ジャズバーで忘年会をするとの事で、かなり遅めの時間からお邪魔する事に。「クリスマスの交換プレゼントやるの聞いてるよね?」、いえ、初耳です。急ぎ近所でワインを調達。これくらいしかプレゼントになりそうなモン無かったんです。

ところで、今月に入ってほとんどピアノに触れる事が出来ていない。いつ以来か思い出せない振りに練習をするも、指がとんでもない事になっていた。更に、リズムを取る左足が攣るという前代未聞のアクシデント。どんだけ運動不足なんよと。指が攣るならまだしも、足攣るか。もうこの時点でジャズバーに行きたくなくなった。生き恥を晒しに行くようなモンだ。

実際、演奏の方は散々だった。今年一番の酷さ。指回らない、フレーズ出ない、ロストしかける、曲忘れる。ちょっとテンポ上げたらもうどうにもならない。良い機会なので、ゼロからピアノをやり直そうかと思う。どうせこのままでは頭打ちだ。

お正月を迎える為の儀式

待ちに待った美容院のMさんオープン。待ちに待った断髪式。幾ら強力なジェルでも、これ以上立たせ続けるのは危険というレベルにまで達した髪の毛から、ようやく解放されるのだ。これでお正月を迎えられる。

オープン初めてのお客さんは、僕では無く午前中に来たお客さんだそうだ。僕なんかが最初で良いのかと思っていたので、ちょっと安堵。平行して自宅の引っ越しも行っていると言う事で、二階で作業している音が聞こえてきた。そういや表にエレクトーンが置いてあったな。あれどうやって運び入れるんやろう、と思ったら専門の業者さんがやってきた。

今日は珍しくマニアックな話は無く、新しい機材や独立創業についての話などをした。お店に投入された最新鋭の椅子とシャンプー台の素晴らしさを実践しながら語るMさん。なるほど良く出来てる。椅子が完全にフラットになるまで倒れて、なおかつシャンプー台は少し頭が落ち込む形になっており、お客さんの負担が少ない上に水が床に落ちない。フラットになって居る為に高さを自由に替えられ、座って洗髪作業が出来ると言う事でMさんもすこぶる楽だそうだ。

すっかり綺麗にして貰った後、昨日に引き続いて店内写真の撮影…と思っていたら、予定より早く次のお客様が。邪魔にならない程度に撮影させて貰って、残りはまた近々お邪魔させて貰う事にする。

指がゲシュタルト崩壊

ネイリストのMさん来訪。先日購入したノートPCのセットアップの予定だったが、結局サイトの打ち合わせに丸々費やす事になった。先日送った案でゴーサインが出たので、持って来て貰った資料を元に更に作業を進めていく。ネイル作品の写真を沢山預かったのだが、ずっとこればっかり見ていると、指が指に見えなくなってくる。人参か何かのようだ。

週刊オカン速報

病室を訪れたら、機械で足の曲げ伸ばしを行うリハビリの真っ最中だった。ベッドの上で行えるこのリハビリ、全自動で膝をゆっくり曲げたり伸ばしたりしてくれる優れもの。どうやらドイツ製らしく、「この機械、高いらしいえ」と。いかにもオカンらしい。

「クリスマスには帰る」なって言っていたけど、やはりもう少し時間がかかるようだ。それでも歩行練習のほうも順調のようで、そろそろ松葉杖の許可も出るそうだ。「店では足の曲げ伸ばしが命やから、徹底的にやって下さい」とリハビリの先生にプレッシャーをかけたようで、スポーツマンばりのリハビリメニューを組んで貰ってるとか。ホンマかいな。何にせよ、順調に回復しているようで何よりだ。お正月も病院で過ごす事になりそうだが、それもまあしゃあないだろう。

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