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2011-12-19

努力の結果

奥田民生が得意先のお店に来てたと変態デザイナーのKちゃん。ブログで確認して羨ま悔しがっていたのだが、どういう流れか「サイン下さい」という話になったので、適当に手書きしてみた。「多分今年最大級のコレジャナイ感」と言われた。

失われゆく様式美

ところで今日は月火水木金正日がポックリ逝って、水戸黄門が最終回だった訳ですが、今日に限って言えば水戸黄門のほうに注目せざるを得ない一日でした。仕事しながらワンセグで必死に見てたり実況見てたり。しばらく見ない内に、キャストがゴロっと変わっちゃってたんだなと。全体的に若い。昔の水戸黄門って、もっと渋かった気がする。まあワーワー言いながら見ていたのだが、そんな中、一番噴いたレスは次のものだった。

A 「上様がこのような所に来られるはずがない」
B 「上様の名を騙る不届き者だ」
C 「上様でも構わぬ」
D 「上様、お手向かい致しますぞ」
E 「上様、お命頂戴致します」
F 「ここで死ねばただの徳田新之助」
G 「悪党らしく死に花を咲かせてくれるわ」
H 「飛んで火に入る夏の虫」
I 「我ら幕臣あっての上様ではないか」
J 「八代将軍もこれで終わりぞ」
K 「もはやこれまで」
L 「笑止千万」
M 「吉宗の首を我が殿、宗春公に差し出せ」
N 「上様の顔を忘れた」
O 「もはや上様の命に従う必要はない」
P 「腹を切るのは拙者ではなく、上様である」
Q 「どうせ上様には死んで頂くつもりでした 覚悟なされ」
R 「御役御免で一度は死んだ身」
S 「そこまでばれているのなら、毒を食うは皿まで」
T 「何をほざくか吉宗。良い所に現れたものよ」
Z その他

これですよ、これだから良いんですよ水戸黄門は。解り易くて楽しめるからこそ。昔は毎週かかさず見てて、あのCMのカットインでエラいビビったもんだ。大体20時45分くらいに殺陣が始まって、印籠という黄金パターン。この抜群の安定感。21世紀でもずっと受け継がれた様式美、それが今日で終わってしまう。ずっと見てなかった人間が言うのも何だけど、やっぱり寂しいし勿体ない。また機会があれば是非、復活して欲しい。今の時代で失われがちな物が、このドラマにはあると思う。

一時帰ってきた店主

忘年会をやりたい、という常連さんの希望で、定休日だけど店を開放。お弁当を頼んで、みんなでワイワイやろうという事で、僕も手伝いに駆り出された。

実はこのイベント、お客さんには全く知らせていないサプライズがあった。入院中のオカンが、3時間だけの外出許可を貰ってきたのだ。お客さんがお弁当を食べ終えた頃にタクシーで到着、車椅子でコッソリ店内へ運ぼう…としてお客さんに見つかった。オカン重過ぎ。方向転換もままならんわ。

程無く全てのお客さんにサプライズがばれ、店内大騒ぎ。2ヵ月ちょっとぶりの、店主の帰還だ。「ホンマは完全復帰まで顔を見せるのは恥ずかしかったんやけど」と言いつつも、オカンもお客さんも大喜びだった。僕らも毎日、出来る限り接客に努めて楽しんで貰ってるつもりだけれど、この喜びっぷりを見て再確認した。やっぱりここは、オカンの店だ。早う帰っておいで。

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