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2011-12-14

無謀・流星群撮影

双子座流星群を撮影したいと思い立ち、夜中に事務所を飛び出した。向かうは岩倉、ほとんど灯りの無い山中だ。ズボンを二重に履き、デカいジャケットを二枚重ね着。外に出たら暑かった。しまったかなあと思いながら、原チャでどんどん北上。

宝ヶ池のトンネルを越えた辺りで異変に気付いた。寒い。さっきまで汗をかきそうだったのに、バイク+峠の寒さハンパ無い。更に北上、岩倉の住宅街まで来たら更に冷えて来た。少し躊躇いながら更に北上、山中に差し掛かる。随分昔に、Yちゃん先生に教えて貰った場所だ。正直に告白する。怖い。明かり無い、電波届かない、川の音以外聴こえない。『圏外』の文字がこんなに心細く見えたのは初めてだ。

ともかく早い所撮影して帰る事にする。脇に原チャを止めて、急ぎ三脚を立てて空を見る。そういや、流星ってどっちの方角から見えるんだっけか。現地で携帯使って調べりゃ良いやと思っていたが、電波が無ければどうにもならん。寒空と恐怖の中、一人じっと空を見つめる。

すぐに流星は見つかった。が、同時に絶望的な気分になる。月があまりにも明る過ぎるのだ。事前に調べた時にも「月が明るいから頑張れ」みたいな記事があったが、それにしたってこれじゃ撮影も何もあったもんじゃない。夜空を撮影する時は、シャッターをかなり遅くして撮影をするのだけれども、この状況では月の明るさが邪魔をしまくって、夜空も何もあったもんじゃない写真になる。おまけに流星も薄暗くなるし。

月を避け、シャッタースピードを30秒で撮影して、Photoshopで補正したのがこちらの写真。オリオン座がハッキリ見えるけど、まあそんなもんですといった写真だ。10分ほどで諦めて撤収。次からは天文情報をしっかりチェックしてから出動する事にしよう。

このままショボい結果で帰還するのが納得出来なかったので、狐坂にて風景写真を撮ってみた。

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