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2011-05

ただ漫然と売るのではなく

心斎橋も久々だ。

二日連続で大阪方面なんて、いつ以来だろうか。続きにアメ村を訪れ、いつもの服屋へ寄ってみた。履いてるデニムがことごとく破ける(元々ダメージジーンズなのだが)という事件もあり、代わりになるものを探しに来たのだ。どうでも良い話だが、相変わらずアメ村には変わったファッションの若者が多い。

こちらのお店には学生時代から通っていて、店長には10年以上お世話になっている。年に数回、それも突然にしか顔を出せないのだが、それでも僕の好みを完全に把握していて(僕が買ったものも大抵覚えている)、更にはチャレンジ精神をくすぐるようなチョイスをしてくれるので信頼しきっている。ファッションに関しては、間違い無く僕の恩人だ。店長のお陰で、随分小マシな格好が出来るようになった。

こういう、『センスを売る仕事』って凄いと思う。その人の好みを理解した上で、少しでも良く見せるための洋服選びや着こなしを瞬時に考え、お互いが納得出来る形で売買をする。僕の仕事にも似た部分はあるが、アパレルというのはもっと身近なもので、その人自身に影響する部分が大きい訳で。それが出来る店長はプロだと思う。

バファローズの罠

噴いた。

折角神戸まで出て来たのに手ぶらで帰るのも辛いという事で、バファローズ専門店『B-WAVE』で限定復刻盤『阪急ブレーブス』仕様のユニフォームストラップを購入。背番号は7、伝説の男、福本豊さんだ。

帰りの新快速の中、待ちきれずに封を開ける僕。中を見て噴いた。何だこのチラシは。プロ野球関係のチラシって、大抵のっぺりした顔で写ってる事が多いのに、これおかしいだろ。見事と言うほかはない表情のコントラスト、危う過ぎるバランス感覚。こんなもん手渡されたら誰だって噴くわ。今年のバファローズは全体的に凄くセンスが良いんだけど、これは別の意味で最高だ。捨てられんじゃないかこのチラシ。

5月、半袖の戦い

三宮。

久々、朝から神戸へ向かう。一応6時間は寝たが、朝からフラフラで電車の中では立ったまま爆睡。だが、電車内は冷房が効いていて寒い。暑くなるという話だったのでTシャツ1枚で出て来たのだが、裏目に出た。

現場がある駅に到着、更に寒い。しまった、ここは山間だ。日差しの下に居ないと、明らかに寒い。三宮と比べたら5度くらい寒い印象、ここだけまだ春っぽい。バスは暖かく、ちょっと一息。目的地に到着。しまった、酒屋さんは冷房が効いているのが普通だ。うわあ。

しかし人間、慣れてしまうもので、小一時間もすれば半袖でも寒くなくなってきた。仕事の方は滞りなく終了し、再び三宮へ戻ってきたら、今度は暑くなってきた。一体どんなカッコすれば良いんよ今日は。

気兼ねなくピアノ椅子に

これはマスターの手。

そう言えばいつの間にか、人前でピアノを弾く事に抵抗が無くなった。練習が出来ていない時は流石に遠慮するのだが、そうでない時は気兼ねなくピアノ椅子に座るし、今日なんかは接待としてピアノを弾いたりもした。こんな事、数年前なら絶対有り得なかった。技術面の進歩は緩やかだけども、精神面での進歩は結構急激なのかもしれない。いつからこんなに、怖いもの知らずになったんだろうか。

余談だが、今日の演奏は悪くなかった。

素人カメラマン、南へ

やってきたのは京都御苑。烏丸丸太町あたりから侵入して待ち合わせるも、ヨガのHさんが「今どこに居るか解らへん」と力強く答えてくれた。相変わらずだ。

程無く何とか合流して、手頃な気を探す旅に出た。チラシやWebサイト、プロフィール用の写真が欲しいという事だったのだが、ヨガヨガしい感じが欲しいので木をバックに撮影してくれと。前回、友人に撮影して貰ったのも御所だったそうなのだが、その木が何処にあるのか忘れたそうだ。「探して」って言うけど、アンタここに何本木があるんか解っとるんか。

ようやくそれらしい木を探し当てたものの、何か違う。主に背景に当たる部分が。何処からどう撮っても後ろのベンチや通路が写るんですけど。それでも良いという事で、バッシンバッシン撮影してみた。最初はヨガのポーズで撮っていたのだが、だんだん暴走し始めて『野生に還ったポーズ』や『森の妖精ポーズ』など、ネタか本気か判別がつかないものにシフト。ナチュラルっぽい写真も撮ってみたのだが、あまりに綺麗に撮れ過ぎて腹が立つ。自分で撮って置いて何だが、この写真、詐欺だ。この人はヨガの講師じゃなくて、ただの面白姉ちゃんなのに。

素人カメラマン、西へ

撮影の依頼が来た。いや、僕、素人なんですけど。ともあれ、それで良いとの事だったのでお邪魔したのはスイス人のお茶人Mさんの庵。何度見ても、とてもスイスの人が作ったとは思えない素晴らしい庵だ。今日はここで、Webサイト用の素材写真を撮る事に。

正直、僕が一番苦手なのは人物撮影なのだが、今日はそれが2カットもある。しかも一枚は、着物が濃紺で背景が焦げ茶という超難度。弱音を吐いてばかりでも仕方が無い。設定や画角を少しずつ変えて、とにかく撮ってチェック、これしかない。幸い早い段階で良い写真が撮れて安心したのも束の間、次はもっと難度の高い、水撒きの瞬間を捉えるというもの。画角も難しく、かなり苦戦した。

撮影の合間に、様々な工夫が凝らされている庵を紹介して貰った。どれもMさんのアイディアだそうだが、これがまた…来客には気付かれないよう配慮されているのがまた。忍者屋敷みたいだ。興奮してたらヨガのHさんから電話がかかってきた。本日2件目の撮影へ向かう。何度も言うが、僕は素人カメラマンだ。

良い写真が撮れたんだけども

悩む。

名刺のデザインがほぼ完成したのだが、ちょっと気になる所があるので、会う人会う人に感想を貰っている。前回よりもやや攻めた(?)感じがあるのだが、それが曲解されるのだけが怖い。まあ滅多な事は無いと思うんだけども。あと数人聞いてみて、それで判断しようかと。

引き籠るのには最高の天気

雹らしい。

気が付けば今月も中盤だが、ここに来て仕事が一気に集中してきた。もう少しバラけてくれると有難いのだけれども、そういう訳にも行かない。曲芸のように作業し、合間に自分の事をぽつぽつやる。外はとんでもない豪雨(あられ?)と雷で、引き籠るには絶好の天気だ。雨の日は作業が捗る。天気が良くても引き籠ってるけど。

新たなる別世界

うおう。

19時から二件目の打ち合わせ。こんな機会でも無ければ絶対入る事も無いような所へお邪魔させて頂いた。着いた場所は、恐ろしく分厚い本が並んだ会議室。六法全書から判例から、何もかもが凶器に成り得る分厚さ。本だけで圧倒されたのは、これが初めてだ。

打ち合わせの方は、割とリラックスした感じで進行。でも、ここに居られる皆さんって、みんな司法書士なんよなあ…と思うと、何となく緊張する。こちらの仕事も、面白くなりそうだ。

「このサイトご存知ですか?」

お茶のKさん再来訪。正式に仕事をさせて貰う事になった。有難い話だ。「で、私としてはこういう方向で…」というサイトを見せて頂いた。『デイリーポータルZ』だった。一瞬で打ち解ける。まさか、お茶屋さんの女将さんから『おぎわら遊技場』なんて単語が出て来るとは思わなかった。

それ以外にも、色んな場所で僕と同じツボを持っている事が発覚。他の人が見向きもしないようなものに興味を示したり、とことん掘り下げる所なんか全く同じ。何という事でしょう。仕事そっちのけでエラい盛り上がってしまって、もう何がなんだか。

今回の仕事、すごく楽しくなりそうだが、下手したらすぐ脱線しそうで怖い。

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