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2011-05-22

ルーリングに時間をかける

Illustrator上でスワロフスキーの配置図を作る仕事をやっている。正直な話、スワロフスキーに関しては何の知識も持ち合わせていない僕だが、画像検索から適当な作品を引っぱてきて、どのようにすれば美しく敷き詰められるのかを考えながら手を動かしている。これが結構面白い。以下、トライアンドエラーのログを掲載する。ちなみに使用するスワロフスキーのサイズは全部で5種類(2mm~4mm)。

  • 後々検証しやすくする為に、スワロのサイズごとにレイヤーを作って色を変える
  • 先に淵を埋めるか、中を埋めるか悩む→淵がしっかりしていれば柄が浮き立つと考え、淵を優先
  • 淵よりスワロのほうが大きい→中身が狭くなる部分の事を考え、淵より外にはみ出すよう配置
  • どうしても半端が出る→ギチギチに並べず、部分部分で均等に余白を作る
  • 中身もどんどん詰め込んでいき、色んなサイズのスワロを使って積極的に余白を埋める
  • 何かあんまり綺麗じゃない→サイズの不統一感→多少の余白は下絵で誤魔化せることに気付く
  • 一番大きいサイズのスワロで綺麗に並べながら埋め、大きく余白が空いた場所のみ小さいもので埋める
  • 完成

どうやら僕は、法則や理屈を探し出すのが好きなようで、少しでも良い並べ方を思いついたら即リセットして一から並べ直すようにしていた。一見効率が悪そうに見えるが、終始一貫したルーリングで並べないと、言い表せないような違和感が出てしまう。ほんのちょっとしたから、『気持ち悪さ』は生まれるものだ。

後から何かを付け足す、という作業は思いのほか大変だ。適当なルールを作ってしまっていると、追加分が浮いてしまい、結局全体としてのバランスを失う事になってしまう。だから、ルールを作る時は、可能な限りあらゆる可能性を考慮して組み上げるのが大切だ。中途半端な土台に柱を建てる事は出来ない。一番最初にこそ、一番時間をかけるべきなのだ。お陰で、30時(6時)まで仕事をする事になってしまったのだが。

今度こそさようならUNOスーパーハードワックス

無い。何処を探しても無い。まとめ買いで何とか繋いでいた『UNOスーパーハードワックス』が、通販サイトから姿を消した。いつかこんな日が来ることは解っていた筈だが、柱に頭を打ちつけたくなるくらいショックだ。長年、僕の頭髪を物理的に支え続けてきてくれたこのワックスも、手持ちの2個で生涯の別れとなってしまう。ああああああ。また代替品を探す日々が始まるのか。

至近距離からの福島原発

22番辺りからゾッとするような写真が立て続けに出てくる。こんな写真、メディアや政府からは一つも出てきてない。これで良く『白煙があがった』とか『中身は大丈夫』なんて言えたものだ。写真を見る限り、詰んでるようにしか見えない。

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