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2011-05-04

遅くなった新年会

A社長宅で新年会をやるよ、という事で、学生時代の友人達が久々に集結。前回の夏からおよそ1年振りの会合だ。メンバーは前回と同じ、A社長、I社長婦人(風邪でダウン)、A君、戦うO君、厚着のT、うどんのY。およそ1年振りに会ったが、変化があったのはA君が手術をしたよ、くらいのもので、何ら変化が無い。喜ぶべきか、悲しむべきか。

肉まみれ。

今回、I社長婦人が風邪でダウンの為、持ち回りで鍋奉行(焼肉奉行?)をする事に。普段人に任せっきりの我々だが、微妙に団結して肉を焼く。食う。焼く。食う。大変美味しゅうございました。そういやミノって、どの部分の肉なんやっけと聞いたら、A社長が「ミノタウロスのミノちゃうかったっけ?これ上ミノやから、多分ミノタウロスの上半身」と。そこへ厚着のTが「ミノタウロスって上半身は人間よな」と衝撃的な事実を。つまりあれか、ミノってのは、人肉か。

さて、恒例のゲーム大会。今回は何故か鎮座していたXBOX 360より、ダウンロードコンテンツ『TRIALS HD』がチョイスされた。一人用のゲームで、かいつまんで説明するとモトクロスバイクでコースを走破するだけのゲームだ。使うボタンはアクセル、ブレーキ、姿勢制御のアナログパッドの3つのみ。だがこれが、とんでもない盛り上がりを見せた。

たった3つのボタンで恐ろしく豊かに操作出来るバイク、パズル性の高いステージ構成、馬鹿馬鹿しくも派手な演出、巧妙なカメラワーク。これらが1プレイするだけで、一気に入り込んでくる。上手く走り抜けられれば凄まじい爽快感が訪れ、失敗しても派手に爆発したり自爆出来たりしてあまりイライラしないという絶妙のバランス。コースも豊富で、タイムアタックや隠し要素も満載。プレイする内に、どんどんバイクが手足のように操作出来るようになるのがたまらない。

気が付けばこのゲームだけで5時間近くも回しプレイを行っていた。徐々に上がるステージ難度と、深夜の独特のテンションもあり、失敗続きのリプレイ動画を見て全員狂ったように笑いが止まらなくなった。爆弾を踏んでは四散するバイクと吹き飛ぶプレーヤーや、自爆してバイクから飛び出すプレーヤーがシュール過ぎる。ごくたまに叫んだり呻いたりするのもツボで、プレイ中に噴き出してミスする事もしばしば。

涙が出る程笑った。

でも、何と言っても盛り上がったのはミニゲームの『Down the Stairs』だ。説明からして狂ってる。階段の奥底にボウリングのピンまで用意してあるこのセンス。誰かが言った。「ゲームは不謹慎なほうが盛り上がる」と。実際、昔のゲームは際どい表現のものが多く、その解り易さがウケていたのだと思う。不謹慎と笑いは紙一重なのだろう。何でも縛ろうとするこのご時世に、ここまでストレートに挑むとはなかなかやるなあ。まあ洋ゲーってこういうテンションのが多いけども。

ミニゲームと言えば、荷台に爆弾を載せてコースを走り続ける『Delivery』も最高に面白かった。ゲーム名で既に爆笑。デリバリーて。慎重に走ると、やたら後ろの爆弾がコンコン言うのが聞こえて心臓に悪い。昔こち亀で、こんな話があった気が。

そういや、見てるだけでこんな面白いゲームって久しく無いよなという話にもなった。昔はそういうゲームって多かった気がする。新しいのに、やたら懐かしさを感じたのはそのせいだったのか。

僕とA君は明日があるという事で26時半にはおいとましたのだが、聞けば他のメンバーはずっとこれをプレイしていたらしい。一人でやっても皆でやっても、非常に中毒性が高い『TRIALS HD』、XBOX 360をお持ちなら是非プレイを。

スラガガー、球児を粉砕

うおおおお。

あの實松が、球児からサヨナラタイムリーを打ったという一報が飛び込んだ。あの、實松一成が。その瞬間から仕事が一切手につかなくなった。しかも10割打者。言っては悪いが、天変地異だ。

2003年は92打数(102打席)51三振と驚異的な三振率を記録してるサネ
でも2003年に打ったヒット9本中3本がホームラン、2004年に打ったヒット3本中1本がホームランサネ
それなのに2006年に古城茂幸と一緒にトレードに出されたサネ
2006年シーズン終了時時点で通算三振率は.410であり、ラルフ・ブライアント(.398)より高いサネ
2007年も全打席の四分の一が三振サネ
さらに2008年は自身最高の三振率.600を記録したサネ

典型的な『当たれば飛ぶ』バッターである實松。しか、当たらない。とにかく当たらない。高校時代はスラッガーだったのが、今では『スラガガー』とまで言われるようになってしまった。ボールがバットに当たっただけで実況板が盛り上がり、前に飛ぶだけで大騒ぎ。ホームランは『サネムラン』と呼ばれ、見た者の命の保証が出来なくなるというネタまで流れた。そんな實松が、3球連続でボールにバットを当て、しかも、あの藤川球児からサヨナラタイムリーを放った。知っている人なら、これがどれだけとんでもない事か解って貰えるだろう。

僕は巨人が嫌いなので、巨人のサヨナラ勝ちなんて絶対見たくもないのだが、實松が打ったとなれば話は別だ。日ハムから捕手層が厚い巨人へトレードされ、このままネタにされる事すら無く埋もれていってしまうのかと寂しい思いをしていた僕にとって、こんなに嬉しい事は無い。おめでとう、次はサネムランだ實松。

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