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スラガガー、球児を粉砕

  • 2011-05-04 (水) 0:30
  • 野球

うおおおお。

あの實松が、球児からサヨナラタイムリーを打ったという一報が飛び込んだ。あの、實松一成が。その瞬間から仕事が一切手につかなくなった。しかも10割打者。言っては悪いが、天変地異だ。

2003年は92打数(102打席)51三振と驚異的な三振率を記録してるサネ
でも2003年に打ったヒット9本中3本がホームラン、2004年に打ったヒット3本中1本がホームランサネ
それなのに2006年に古城茂幸と一緒にトレードに出されたサネ
2006年シーズン終了時時点で通算三振率は.410であり、ラルフ・ブライアント(.398)より高いサネ
2007年も全打席の四分の一が三振サネ
さらに2008年は自身最高の三振率.600を記録したサネ

典型的な『当たれば飛ぶ』バッターである實松。しか、当たらない。とにかく当たらない。高校時代はスラッガーだったのが、今では『スラガガー』とまで言われるようになってしまった。ボールがバットに当たっただけで実況板が盛り上がり、前に飛ぶだけで大騒ぎ。ホームランは『サネムラン』と呼ばれ、見た者の命の保証が出来なくなるというネタまで流れた。そんな實松が、3球連続でボールにバットを当て、しかも、あの藤川球児からサヨナラタイムリーを放った。知っている人なら、これがどれだけとんでもない事か解って貰えるだろう。

僕は巨人が嫌いなので、巨人のサヨナラ勝ちなんて絶対見たくもないのだが、實松が打ったとなれば話は別だ。日ハムから捕手層が厚い巨人へトレードされ、このままネタにされる事すら無く埋もれていってしまうのかと寂しい思いをしていた僕にとって、こんなに嬉しい事は無い。おめでとう、次はサネムランだ實松。

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