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2010-12-31

2010年備忘録

気が付いたら1,000件以上もポストしていた今年のブログ。書くのに時間はかかるが、もう既に生活の一部となっているのだから特に何も感じない。ちょこっと今年を振り返ってみる。去年に比べても、ちょっと膨大だ。ちなみに、ウチのブログで一番アクセスが多かった記事は、大変情けない話だが政治ネタだった。今年の政治は何処をどう切っても最低でしたね。

  • 事務所を作って独立した(1月~)
    人生最大の変化と言えばこれだが、今となってはもう当たり前の日常となってしまったので何とも。人と会って話す機会が爆発的に増えたのが一番の収穫だった、と言っても過言では無い。
  • 26年振りの恩師との再会(1月)
    結局夏に会いに行けなかったが、来年は僕の方から尋ねにいこうと思う。
  • テレビの無い生活(2月~)
    事務所にテレビが無く、実家に帰るのも遅い時間となる事が多いので、テレビを見る機会が激減した。1週間テレビを見ていない、なんてザラだが、それでも特に苦労無く生きていけている。ただ、『発見』の機会が失われた事と、野球中継が見られない事だけが残念だ。
  • 自動二輪の免許を取った(5月)
    ようやっと免許を取りに行ったのは良いが、その後も原チャに乗り続けて2回も捕まった。まだ手の感覚が残っている内に単車に手を出したいが、機能性から言えば90ccのスクーターが妥当だろう。この問題は来年へ棚上げ。

  • 新しいPCが来た(7月)
    地獄の5択にブチ当たり、結局マネーパワーで解決してしまったというお話。実際新しいPCは快適過ぎるくらい快適で、今では無くてはならない存在になっている。後はSSDに手を出すくらいか。
  • 読書をするようになった
    地味に文庫本を買い始め、コツコツ読むようになった。最初に読んだのは、『十角館の殺人』。一番衝撃を受けたのは、『秘密』だった。僕が今まで読んだ本の中では、最高の1冊と言える。
  • 真夏にエアコンが死んだ(7~9月)
    記録的な猛暑を冷房無しで凌ぎ切った自分を誉めてあげたい。現在新しいエアコンは手元にあるものの、まだ設置に至らず。
  • ぎっくり腰になった(9月)
    間違いなく今年一番の大事件。人間って腰をやっちゃうと、ホントにどうにもならなくなる。腰の大切さを、身を持って知った。
  • A君と仕事をする(10月)
    多分これは、来年くらいに面白い事になる。ホントに面白い事になる。
  • ちゃんとご飯が食べられた
    自分が想像していた以上に沢山仕事を頂き、自分が想定していた限界を軽々超えるような働きを見せられた。何より自分が一番驚いている。沢山の人の支えがあって、この1年を無事に乗り切れた。今年仕事やプライベートでお世話になった全ての人に、最大限の感謝を。本当に有難うございました。

年末最後のお出かけ

酷い状態。

金庫番のHが鍋をするから来いとの事で、烏丸御池まで出る事に。もう何年続いたか思い出せない、按摩師のN宅での年越し記録がついに途切れる時がやって来た。まあ、場所が変わるだけでメンツもやる事も変わらない訳だが。

約束の時間が迫ってきた。事務所から出る事が躊躇われるレベルの積雪だが、行かざるをえまい。バッキバキに凍った歩道を西へ向かう。最近、車に突っ込まれる事故のニュースばかり聞くので、不審人物かと思われるほどビクビクしながら歩いた。気を付けたところでかわせる訳は無いのだが。京都市内の人間は、僕も含めて雪に慣れてい人が多い。

三脚と良いカメラがあればなあ。

駅へ向かう途中、鴨川に差し掛かかり絶景を目にする。雪で埋まった鴨川を見たのは、これが初めてだ。根性で1秒解放にて撮影、まあこんなものだろう。夢中になって撮影していて、電車に乗り遅れそうになる。こんな理由で遅れたら、按摩師のNはともかく、金庫番のHに殴られる。

ビジネス街にかまくら。

烏丸御池にて下車、そのまま徒歩にてH宅へ向かう。京都は丸太町通を境目に南北で2度違う、なんてよく言うが、それをハッキリ目の当たりにした。地面がシャーベット状でグッチャグチャ。ビジネス街で人通りも多いという事もあるが、歩くのもやっとというコンディションだ。北大路と比べると、こちらのほうが圧倒的に不快感がデカい。スニーカーには辛過ぎる路面状態だ。特に横断歩道は少し凹んでいるので、小川みたいになっている。しばらく歩いていると、どういう訳か歩道の端っこにかまくらがあった。ここでビバークしろという事か。気が利いているが子供しか入れないサイズだ。

コラーゲンって食べてもあんまり効果が無いらしい。

その後、何とかH宅を発見して暖を取る。センサーで勝手に明かりがつく照明を見て盛り上がる僕とN。IHのコンロ側に灰皿が置いてあるのを見て、へーIHでも火ぃ付くんやと言ったらライターを提示された。これが今年最後の僕のボケである。あんこう鍋を食べながら、自演乙の衝撃的なKOで絶叫し、ジミー大西と石破茂の対談に涙する、いつもの年末。ようやく新年が近付いた感じがしてきた。

もう一つのリニューアル

結構満足。

何とか時間ギリギリに、喫茶店のサイトをリニューアル。移転先の案内なんかを作り忘れていて、慌てて作業をしたが何とかなった。懸念材料だった情報発信も、これで以前よりずっと楽に出来るだろう。これでカメラマンのSちゃんにも顔向けが出来るというもの。事務所ともども、来年もご贔屓の程宜しくお願い致します。

さあ、次こそ自分の番ですよ。

トンネルを抜けなくても雪国

何が起こった。

普通、ここからは中央分離帯の緑が見える。

朝起きたら、窓の外が白かった。何か前にも似たような事あったなあと思いつつ窓を開けると、そこはゲレンデだった。ちょっと待て、年末年始荒れるとは聞いてたけど、積雪は聞いてないぞ。

朝飯を食べてすぐにピアノへ向かったのだが、寒くて指が動かない。電気ストーブで暖めては叩くといった、まるで鉄の錬成みたいな作業を繰り返す事1時間、どうにか指が動くようになってきた。さてさて、昼もまわったしそろそろ雪もおさまった頃かな、と窓を開けた。さっきの倍くらい雪が積もっていた。

けしからん、責任者を呼べ。

普通、ここからは中央分離帯の緑が見える。

シャレになってない。サンダルで表に出たら、足がすっぽり埋まるこの積雪。こんなん京都では久々じゃないか。車もほとんど走っておらず、チェーンの音が鳴り響く北大路通り。ここは何処の雪国だ。あ、ひょっとして庭もヤバいんじゃないかと駆け寄ると、凄まじい事になっていた。

庭の木は枝が細いからかなりヤバい。

急いで枝葉に積もった雪を払いのける。指が壊死しそうなくらい冷たい。京都の底冷えは33年経験しているが、雪の冷たさはとんとご無沙汰で耐性が無い。ぐわー。どういう事や気象庁ー。幹を揺さぶって雪を振り払うと頭や背中にまで雪が飛散。一人呻き声を上げる京町家の昼下がり、皆様いかがお過ごしでしょうか。僕はもうダメです。

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