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2011-06

持て余していた体力

3日ほど間が開いたので、しっかりランニングに出掛けた。ついつい遠回りをしているうちに、45分も走っていた。距離は6.8km、20代時の全盛期の時と同じくらいか、それより長い。ただ、坂道を走ってはいないので、単純には比べられないが。

今日もやはり、走り終わった後に疲労感が無かった。膝や足首にだるさはあるが、こんなもん毎日のストレッチで十分解消出来る。思うに、通勤などで『歩く』事が極端に少なくなった分、日々の体力が相当余ってるんだなと。フリーランスになってから、本当に歩くことが少なくなったので。ご飯の量も全盛期の半分近くで事足りるし。

とにかく、夏までに一昨年買ったパンツを履けるようになる。

もう少しだけ足りない

お気に入り。

何か、前に比べて地図を作るのが上手くなった気がする。あと、手が早く動くようになってる。これは多分、Illustratorの拡大縮小ショートカットを使いこなせるようになったからだと思う。Illustratorほど左手がものを言うソフトは無いんじゃなかろうか。

頼まれていたものは、もうほとんど完成しているんだけども、もう一つ何か加えたい。音楽でもデザインでも、いっつもここで苦労する。あと一手なのだ。

ズレるカレンダーと僕

風情がある。

お昼間から仕事で祇園へ向かう。写真撮影を頼まれているのでカメラを抱えてお邪魔してみたら、予定は来週でした。何か最近こんなアホな事ばっかりしてる気がする。どうなってんだ僕。

このまま帰るのはあまりに悲しいので、四条河原町を経由して、市役所前まで歩きながらバッシャンバッシャン撮影して回った。久々の好天だったので良しとする。

秘密基地で打ち合わせを

うおー。

バスを降りてすぐ、P社のTさんが車で迎えに来てくださった。バスの真後に居たくらい早かったので正直ビビった。そのまま車で2分、目的地となるP社へ到着。そこは、昭和テイスト溢れる文化住宅だった。事前には聞いていたが、インパクト抜群。

が、中へ入ってみると、そこには台所でみんなのお昼を作っている社員さんが。何と、毎日当番制で社員がみんなのお昼を作っているそうだ。どんなIT企業だ。が、2階はモロに整理された開発部屋で、もう何が何だか。面白過ぎるP社。折角なので一緒にお昼を頂いた。唐揚げ、肉と野菜の炒め物、キムチ、漬物、サラダ、卵スープ…豪華だ。

そうそう、今日僕はサイト制作の打ち合わせに来たんだった。何かほとんど雑談ばっかりしてた気がする。それも主に、自由人Kさんの話を。Kさんは最近Tさんとタッグを組んだ、言わば相方なのだが、おおよそ僕の知る範囲で、ここまで無茶苦茶なエピソードを持っている人は居ないと断言出来る。というか、書けない。「Kちゃんは、左脳が無いねん」というTさんのツッコミが、もう、何というか。

結局帰り際まで、顔の形が変わりそうなくらい笑わされて帰路に着いたのだが、良いのかこれで。まだ入社して10日くらいしか立っていないという技術屋のYさんも、すっかりここの空気に馴染んでしまっていた。ちなみに再来月くらいには、文化住宅から普通の3階建て(何故か防音室とトレーニングルームがある)のビルに会社を移すそうだ。最高に面白い会社、P社。

昼間の高速バス

静かな車内。

仕事で枚方へ行くのだが、P社のTさんが「直Qバスが便利で良いですよ!」と教えて下さったので、それに乗ってみることにする。直Qバスとは、京阪が運行している高速バスの事らしい。京都駅のアバンティ前バス乗り場から、大阪国際大学前まで30分弱。確かに、電車に乗るより早い。片道500円、意外に安い。

事務所を出るのにもたついて、文字通り駈け込むようにバスへ乗車。僕の中で高速バスといえば、JRのニュードリーム号のように深夜というイメージがあるのだが、こちらのバスは朝昼晩と1時間に1本程度で運行しているようだ。昼前という事で、乗客は少なかったのでカメラを取り出してバシャバシャ撮った。そういや第二京阪道路って初めて通ったんじゃなかろうか。結構なスピードで興奮するも、冷静に考えたらJRの新快速のほうが速度的には速い事に気がついた。何だこの謎の残念さは。

懐かしの伏見桃山城。

一頻り写真も撮影したので、本を読んでノンビリ…と思ったら、あっという間に松井山手まで来てしまった。えええ、堪能する間も無いのか。そういや前に枚方へ行った時は乗り換えに次ぐ乗り換えで、相当時間かかったような。これさえ知っていれば…

非日常からの脱却

予定がどんどん変わっていく。どんどん日常に戻ってきて何だかホッとする。

殴り合いホームパーティ

ハイソ。

アクセサリのOさん主催、ホームパーティーに参加してきた。ホームパーティーなんてハイソなイベント、参加したこと無い。パーティーらしい装いをと、裸足にサンダルといった扮装にて参戦。マンションの一室に、それはそれは濃いメンツが8人も集まっていた。ヨガのHさん(僕繋がり)、アートメイクのYさん(ヨガのHさん繋がり)、ハワイの焼き菓子職人Nさん(創業セミナー繋がり)、雑貨R社の営業Nさん(Oさんの前職繋がり)、元雑貨I社の営業Mさん(Oさんの前職繋がり)、料理人のNさん+お子さん2人(Oさん繋がり、)、Oさんの旦那さん(介護福祉関係)、Oさん。

初対面である筈の顔ぶれなのに、僕が行ったときには既に旧知の仲みたいになっていた。今日の料理は、料理人のNさんがご用意して下さったそうだ。来年の春にはご主人と一緒に店を出すとの事。じっくりお話を聞きたかったが、残念ながら子供さんがダウンして早い時間にお別れしてしまった。この中で一番濃くない貴重な人材だったのに…

初めての共同作業(同性)。

その後は僕とヨガのHさんによる「早く結婚したらどうか」「ヨガで何でも解決したらどうか」といった非生産的なDisりあいや、旦那さんの目の前で「太り過ぎて靭帯切ったらしいな」等ととんでもない豪速球を投げつけ続けるハワイのNさん(Oさん曰く、「年齢・立場を超えた関係」)など、当人同士では日常茶飯時だけど他から見たら新鮮な殴り合いがテーブルを支配し、実にアットホームな雰囲気となった所でサプライズバースデーケーキ登場。カオス。

更にケーキ、ハワイの技炸裂。

まーそれにしても、みんな喋る喋る。誰も気を使わないから、想像だにしない所からツッコミが飛んできて面白いの何の。8人で玉2つの卓球やってるみたいな感じだ。たまにラケットで殴られてる気もするけど。Oさんは僕がこのメンバーの中心に居る、なんて事を言ってたけど、中心に居るのは間違いなくOさんのほうだ。Oさんが居なければ、こんな面白い会は開けなかったと思う。つくづく今日、染織のAさんやネイリストのMさんが居なかった事が悔やまれる。もっとカオスになったのに。

その後、終電も近づき、メンバーも三々五々帰路についたのだが、僕は27時までOさん宅に居た。Oさんの旦那さんと、『人生と仕事』といったボーイズトーク(?)を繰り広げたのだ。酒のせいだと思うけど、何かエラい真面目で熱く語った気がする。中学生みたいだ。恥ずかしい。でも旦那さん、ホントに良い人だ。こんな男前、久しぶりに見た。このメンバーの中の良心だ。

もう5時間くらい喋ってました

ほぼ原寸。

確かA君は犬役だった筈。

先日に引き続き、A君と東京からのお客様が話をされていた。今回はかなり早い段階から記憶の保管係として参加させて貰う。懐かしい話がバンバン飛び出して、本当に面白かった。ご要望に応じて、学生時代の写真(かなり初期のデジカメ画像)をお渡ししたのだが、あれ使われるんだろうか。ハチャメチャな写真ばっかりだったんだけども。

茶畑でゴー

何の自慢でも無いが、生まれて以来、南山城という地域に行ったことがない。それどころか、JR奈良線に乗るのは、恐らく人生で2回目。京都駅から乗ったのは、人生初だ。今日はこれから、Nikon D7000片手に茶畑を走りまわるのだ。多分。お茶のKさん曰く、「汚れても良いカッコで」との事なので、ダメージジーンズと呼ぶにはダメージを受け過ぎたジーンズで出撃。

刈りたてなので短め。

駅ではお茶のKさん夫妻(ご主人は社長さん)が車を止めて待っていて下さった。ブレンドされたお茶と、何故かクリームがガッツリ乗ったプリンを頂き、車に揺られること一時間。とある山中の中に、有機栽培の茶畑が広がっていた。というか、ここが何処かのかさっぱり分からないし、方角すら分からない。今ここに置いて行かれたら、確実に遭難出来る。

Kさん夫妻が、お茶や茶畑の事について詳しく教えて下さった。聞けば、有機栽培をしている茶畑というのは、全国的にもかなり希少だそうだ。その味は、どちらかというと旨みが控え目で、香りがとても高い。実は肥料に含まれる成分に、旨みを増幅させる物質があるそうなのだが、こちらの有機栽培は肥料を使用していない為、旨みが控えめになるそうだ。また、守られる事無く育て上げることで、素朴で昔ながらの味や香りが出てくるとの事。

綺麗だ。

また、クモにまつわる面白い知識も教わった。クモは殻が非常に薄く、農薬を撒いたら一発で全滅してしまうそうだ。逆に言えばクモが畑に居るという事は、農薬を巻いていないという何よりの証拠になる、と。こちらの畑では、あちこちに蜘蛛の巣が見られた。なるほど。面白いもので、有機栽培の畑では小さな食物連鎖が常に起こっており、然程手を入れなくても最良の状態が継続出来るそうだ。自然の力、恐るべし。

ダム。全開にはほど遠いらしい。

本気で車幅と同じくらいしか幅の無い橋。下は結構な川。

もう何処行っても茶畑。畑だらけ。

その後、会社へ案内してもらう前に、様々な場所に連れて行って頂いた。どこも京都市内では見かけられない、ワイルドかつ自然満開のスポットだらけ。仕事に来たはずなのに、心の底から思いっきりリフレッシュ出来てしまう。これで羽虫さえ居なければ、本当の天国なのに。なのに。

これは本当に凄かった。

会社へ到着、ここからはKさんのご主人自ら、『茶師』としての仕事振りを披露してもらうことに。知らなかったのだが、自社ブランドで長年リリースしているお茶というのは、毎年茶師によって同じ味になるようブレンドされるものだそうだ。収穫期、山城じゅうの茶が体育館くらいの大きさの場所に並べられ、その中から色と香りをみてチョイスするとの事。その数、およそ1,000。同じ畑で取れた茶葉でも、収穫時期、天候、日当たりなどで味が変化する。それを眼と鼻で見極めるという恐るべき職人、茶師。舌は使い過ぎると麻痺するので、それほど使わないそうだ。傍から見てたら魔法使いか超能力者にしか見えない。

その後、一緒に晩ご飯を頂くことになった。ここで予想だにしなかった話題が飛び出す。ご主人が、僕の着ている『minimoog』のTシャツに気づいたのだ。何とご主人、茶師になる前は映画畑に居られたそうで、シンセやクラブミュージックに精通されていたのだ。まさか茶畑の撮影をしにきて、音楽談義になるとは思いもしなかった。何だか不思議な繋がりが出来た感じがしつつ、北大路へ帰還した。

洞窟やダンジョンが嫌いな男の子は居ない

これ、全部地球上に現存するんだよなあ。それを考えただけでもワクワクする。近所にあったら毎日出掛けたいレベルの羨ましさ。ドラクエ2や3の洞窟のテーマが良く合うんだろうなあと思わされる。

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