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2011-07

超狐の嫁入り

喫茶手の手伝いをしていたら、突然豪雨が。この所、京都でもゲリラ豪雨が頻発しているようだが、今日のはちょっと様子が違った。外が異様に明るい。その意味を理解して、急ぎ事務所からNikon D7000を引っ張り出してきた。多少濡れても仕方が無い。多分、今までに見た事の無いレベルの『狐の嫁入り』だ。

果たして外へ飛び出すと、信じ難い光景が広がっていた。夕方に差し掛かった西日と豪雨が重なり、西側がとんでもない霧に包まれたようになっている。叫びたい気持ちを必死で抑えて、バッシャバッシャ撮影。一応傘を持ってはいるけど、1分と経たない内にパンツはビショヌレ。でも、今はそんな事どうでも良い。こんな凄いの、またと見られるかどうか。

地面をよく見て貰えば、建物の影が写っているのが解ると思う。1/3200秒、ISO800(何で800…)、f6.3。連射も含めて20枚ほど撮れた。幻想的というか何というか。あの時、西に向かって走ってた人、怖かっただろうなあ…あと、突然の豪雨で全身ずぶ濡れの歩行者がやたら居て気の毒だった。

We Are With You(Song For Japan)

留学生達が日本に捧げる曲、『We Are With You』。素晴らしい。泣いた。こんな悲惨な国内状況にも関わらず、留まってくれたり支援してくれたりしている留学生の人が居る。外国へ留学するって、本当に体力が居る事なのに、ここまでしてくれるって凄い事だ。一緒に入ってるメッセージが、またもう。今の日本人が忘れていた言葉を思い出させてくれる。感謝してもしきれない。

哲学、再び


シアターPの新作が来たので紹介してみる。物凄い破壊力だが、何なんだこれ。

こんな訃報は聞きたくなかった

どういう訳か、著名人の逝去や急逝ばかりが続く今月末。朝にニュースサイトを見て、全身が硬直した。まさか、あの伊良部が。

2003年、阪神18年振りのリーグ優勝。多数の優勝記念本が発刊され、僕も幾つかを手にしている。その中で描かれている伊良部は知的かつ繊細で、おおよそ『悪童』と呼ばれるものとはかけ離れていた。だが、まさかこんな形で世間一般にその事が知れ渡る事になろうとは。

出来る事なら日本球界に復帰して、コーチとしてピッチャーを育てる姿を見てみたかった。あれだけの経験、知識、能力を兼ね備えた人物は、そうはいない。『いやあ、甲子園は世界一ですよ』と言った彼の姿は、ずっと脳裏に残ったままだ。あまりにも惜しい人を亡くしてしまった。どうか、どうか安らかにお眠り下さい。

四条大宮への帰還

約8か月ぶりにD社のKさんと会い、打ち合わせをした。本当に嬉しい再会だ。8か月と言えばあっという間の様な気もするが、話をしながらゆっくり振り返ってみたら、相当濃密な期間だった。こうやって業界の先輩であるKさんに報告出来る事も嬉しい。

仕事の話も終わって、いつもの雑談。最近デジタル一眼を買ったんですよと話したら、Kさんもカメラが好きで、先日アマチュアカメラマンの撮影サークルに参加したとの事。プロの引率で、動物園や植物園に行ってみんなで撮影、後程みんなで品評を行うそうだ。そうか、そういう勉強方法もあるのか。

同じ轍は二度と踏まない

フリーランスになって、恐らく最大の一人反省会。時間とコストの見積りミスが原因。色々と脇が甘かった。未知の領域へ踏み込むときは、もっともっと慎重になるべき。それから思い込み。いつの間にか自分がこう、と思い込んでしまっていた為に起こったミス。頭を抱えた。自分の阿呆さ加減に腹が立つ。

ただ、問題点がこれ以上なくハッキリしているのが救いだ。同じ轍は二度と踏まない。

『デザイナーあるある』が面白い

デザインに携わってる人ならば是非。僕はこのハッシュタグを常時Janetterで表示させておいて、ちょくちょく覗いては笑ったり頭抱えたりしている。どうも同じ事をやってる人が多いようで。リアルタイムで遭遇している事をtweetしているのも多数見かけられて、実に哀愁が漂っている。

つばくろうvs橋本大地

つばくろうってこんなアグレッシブなマスコットだったのか…ドアラとはまた違った、妙な味を感じる。昔っからこんなキャラだったかな、つい最近まではほとんど目立たなかった気がするんだけども。

Amazon山積み

荷物が届いた。Amazonから、3個も。あれ、そんなにモノ頼んでたっけかと思って開けてみたら、CD2枚と名刺用紙1組。そうか、発送元が全部違うからこうなるのか。CDはAmazon経由でアメリカのCD店2件から。名刺用紙は普通にAmazonから。まあこうなってしまうのは仕方ないけど、一度に来たら焦るわ。

人一杯のジャズバー

ジャズバーでピアノを演奏してみせよ、との指令がアクセサリのOさんから発せられて2週間。必死のリハビリもあって、ようやく8割くらいまで指の状態を戻す事に成功。今日も3時間頑張ったので、あとは出たとこ勝負。四条大宮駅でOさんと、友人で初対面の店長Sさんを捕まえ、レッツお店。

で、そんな日に限ってプレーヤーが山程来てるんだからもう。ピアニスト3名、ボーカリスト5名、ドラマー1名にホストミュージシャン4名。普通のお客さんもOさん達を含めて8名。何だこれ。何かのパーティか。いつもなら22時台がピークなのに、今日は20時半からほぼ満席。お陰で僕の順番が来るまで1時間近くかかった。元から緊張はしてなかったけど、緩みそうになる。

ショップのSさんは、Oさんの職業訓練校時代の友達だそうだ。「センスとか価値観がピッタリ合うんです!」とOさん。実際にOさんのアクセサリモデルもやっているそうで、そういやこないだパンフ作ってた時に似た人居たな、と。余談だが、Oさんとこの本社とウチの事務所がかなり近くて驚いた。

で、雑談で盛り上がっている所に声が掛かって1曲。『But not for me』、いつもやろうやろうと思って忘れてしまう曲。テンポはやや遅めで、出来るだけ無理せずに弾いた。とにかく練習中、音数が多過ぎたのでそれを抑制しようと頑張った結果、まあ普通の仕上がりになった。可もなく不可も無く。エンディングがグダグダにならなかったのは良かった。

その後はFのブルースにちょっと参加したくらいで、お二人は時間となった。何か結局雑談で盛り上がって終わり、みたいになってしまって申し訳無かったが、マスターのエゲつないピアノも堪能して貰えたし、喜んでもらえたようなので良しとする。駅まで送ったのだが、Oさんが乗ったバスがなかなか発車せず、僕とSさんで執拗に手を振り続けた。

そのまま店に戻り、あと2曲。一番ミスをしない『I’ll close my eyes』と、いつの間にかしょっちゅう弾くようになった『There will never be another you』。良かったのは後者。夜も遅い時間になっていたので、かなり抑え目に弾いたのが良かった。こんな冷静にピアノを弾いたのは初めて、という位周りが良く見える。自分なりに極力無駄も抑えられ、ミスもほとんど無い。うおお、これだ。限りなく理想に近い内容。ピアノを弾くのに力なんか要らないんだって。これを絶対忘れるな自分。

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