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2010-05-25

老若男女パックマン

いやあ、罪なゲームですな。何でも生産性に換算すると、1億ドルの損失になるとかどうとか。個人的には、パックマンが体験できた事は損失とは思わないけど。寧ろ、その偉大さを改めて感じさせられる。世代を超えて、様々な人に楽しんで貰えたという事は素晴らしい事だ。

ところで、ジャンプが出来るパックマンがある、というのをご存知だろうか?僕が一番ハマった、正真正銘のパックマンの続編、『Pac-Mania』だ。ジャンプが出来たら簡単過ぎるんじゃ、と思われるかもしれないが、その分モンスターの数も多く、際どい場面も増えてかなり面白い。

また一つ足枷が取れた

ずっと埋まらなかった差の原因が解った。空白と、装飾だ。独自のやり方でここまで来たが、この2つがずっと足を引っ張っていたのだ。答えはずっと身近な所にあったのだが、ずっと目を伏せていた。邪魔をしていたのは、些細な自負心だった。

生産を急ぐばかりの生活で、僕は技術面ばかりに目を奪われて、デザイン面の研鑽を怠っていた。出来ている、問題無いと勘違いをしていた。細かい作り込みがあって、初めて全体が成り立つ事を忘れてはならない。今日の気付きで、作業が一気に楽しくなってきた。

アーケードゲームとの別れ

小さい頃から『ゲーム機』と呼ばれるものを一切買って貰えなかった僕は、高校時代から毎日のように通学路にあるゲーセンへ通っていた。所謂『ストII』ブーム真っ只中、酷い時は朝から夜まで50円を投入し続け、20~23歳の頃にはアミューズメント施設(要はデカいゲーセン)でバイトしながらゲームを続けていた。当時はどのゲーセンも繁栄しており、対戦台や音ゲーには行列が出来、プリクラのコインストッカーが溢れ(100円玉が4,000枚入る仕様)、文字通りゲーム漬けの毎日を送っていた。

ところが24歳になった時、僕はゲームをパタッと止めてしまう。続編やコピー紛いのゲームだらけになってしまい、興味を失ってしまったのだ。また同時に、業界が衰退し始めたのを感じ取った事も原因の一つだった。ここから僕は、2chとピアノだけの生活にシフトしていく。

今でも年に数回は、待ち合わせの時間潰しなどでゲーセンへ入る事がある。だが、去年実際に100円硬貨を投入したのは1度だけ。話題になっていた『ストIV』をガイルにて初プレイ、そのまま1コインクリアした。残念ながら、当時のような興奮は感じられなかった。歳を食った、という理由だけでは無いと思う。

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