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2010-02-28

ルシードは不採用で

無念。

以前、売り切れになったワックスの代替品を探しているという日記を書いたが、続報を少し。元は資生堂・UNOのスーパーハードワックスを使っていたのだが、ここ最近はマンダムのルシードを試していた。

結果は残念ながら、採用には至らなかった。スーパーハードはキープ力があるが、ゴワゴワ感があって洗髪時も苦労する。スタンダードは若干弱めで、僕みたいな立たせる髪形にはあまり向いていないようだ。

と言う訳で、次はギャッツビーのパーフェクトホールドワックス エクストラハードに挑戦する。

【追記】掲載写真を間違えて、お雑煮が表示されていた。申し訳無いが、自分でも笑った。

祝・初遠隔操作

夕方、神戸から悲痛な電話がかかってきた。ちょっとした手違いで、大事なデータを吹き飛ばしてしまったようだ。回復の手段は幾つかあるのだが、これを口頭で説明するのは難しいし、何より状況が解らない事には、ヘタな操作で傷口を広げる可能性がある。ついに、遠隔操作を行う時が来たようだ。

以前からテストしていた、『CrossLoop(窓の社news)』の準備を行い、電話口でインストールの手順を教えて起動してもらった。が、どうもセキュリティ系のソフトが邪魔をしているようで、繋がっても反応が無い。仕方なく別のソフトを探してみた所、『ShowMyPC』というソフトに行き当たった。祈るようにして起動させると、これが上手く行った。少し重たい感もあるが、概ね問題無い。操作方法についてはググれば沢山出てくるので、そちらをご参照頂きたい。

繋がってしまえばあとはコッチのもんで、幾つかのテストを行って何とかデータを復旧。最悪の事態は避けられた。なおこの『ShowMyPC』、遠隔操作画面内で漢字入力する際にコツが要る。キーボードの『半角/全角』ボタンは通用しない。画面内にあるIMEツールバーから、全角半角を切り替える必要がある。

未知のタイトロープ

待っても待っても連絡が無いので、こちらから連絡してみたらすぐに返事が。しかも問題点があるから修正して欲しいと来た。正直、こんな規模の作業なんてやった事が無かったので、1箇所しかミスが無かったというのも奇跡的だ。実際かなりチェックはしたのだが。

ただ、チェックが日をまたいだ+ミスがあったという事で、納期がズレ込む事に。納期を早める事も可能だが、追加料金が3万ほど発生する。顔が引きつった。チェックが遅かった(普段は数時間で返事があるが、今回はほぼ丸一日経っていた、規約では24時間以内に返事があるらしい)という点は僕の責任では無いが、それ以外の点ではあれこれ言える立場に無い。

無理、無茶をお願いする時。特に顔が見えない相手にお願いをする時。言う間でも無いかもしれないが、平身低頭でお願いするしか無い。絶対に勢いづいたり文句を言ってはならない。落ち着いて事情を説明し、ゆっくり頭を下げながらお願いをするべきだ。そうすれば、相手も気持ち良く譲歩が出来るというものだ。また、お願いが通らなかった時も潔く引き下がるべきだ。それだけでも相手の印象は大きく変わるし、次に生きたり、別の可能性が生まれる事もある。何よりそれが、礼儀だと思う。

この日は本当に運が良かった。スタッフさんに、心から感謝。

何はともあれ、これで僕が出来る事は全て終わった。後は仕上がりが上手く行く事を祈るのみ。1ヶ月に渡って渡り続けた、未知のタイトロープが終わりを見せた。

『そして誰もいなくなった』を読みました

『そして誰もいなくなった』はアガサ・クリスティが1939年に発表したクローズドサークルミステリの大傑作で、タイトルだけなら聞いた事がある人も多数居るだろう。僕もその内の一人だった。

つくづく後悔したのだが、これ、『十角館の殺人』の前に読むべきだった。オマージュと思われる部分が沢山あって、こっちを先に読んでおいたほうが、どちらも倍楽しめる。勿体無い事をした。名著なので当たり前なのだが、実際かなり面白い。キャラクターがしっかり立っていて、話が進むにつれそれぞれの後ろめたさや疑念のもつれが溢れ返ってくる。だが、それでいてエグみやキツさはなく、寧ろアッサリしていて新鮮だ。インパクトで押すような感じとは、ちょっと違う。個人的には、最後の一人のシーンで結構来るものがあった。

結構勢いよく読んだので、幾つかのシーンにあやふやな所があるが、トリックや犯人が解ってから読み直すと更に面白いとの事なので、時間を作ってまた読み直したいと思う。間違いなく名作であるし、ミステリの最初の一冊としてもオススメ出来る。むしろ最初がこの本であって欲しいと思う。

それにしても、1930年代って、どの程度文明が進んでいたのか。たまに文明の利器みたいなアイテムが出て来る度に、自分の中でおおっ、と思わされた。ついでなので幾つか調べて列挙してみた。

どれも18世紀に生まれとるではないか。ちょっと恥ずかしくなった。

僕とハイドライド3


僕が初めてプレイした(A)RPGは、このMSX版ハイドライド3だった。ファミコン全盛期、そしてドラクエ全盛期の中で、僕はこのゲームに夢中になっていた。今から考えても相当難しい謎解きと、重量や空腹、睡眠などのサバイバル要素、そして最高レベルでも油断している一瞬で死ぬというアクションのシビアさが堪らなかった。

僕が初めてプレイした(A)RPGは、このMSX版ハイドライド3だった。ファミコン全盛期、そしてドラクエ全盛期の中で、僕はこのゲームに夢中になっていた。今から考えても相当難しい謎解きと、重量や空腹、睡眠などのサバイバル要素、そして最高レベルでも油断している一瞬で死ぬというアクションのシビアさが堪らなかった。

ゲーム内容もさる事ながら、表現力にも素晴らしいものがあった。たった16色しか使えないMSX1で、実に豊かなグラフィックを表現。BGMも貧弱なPSGオンリーだが、素朴さを生かして泣ける名曲を作り出していた。特にネームエントリー(2:31~)のBGMが大好きで、延々とこの曲だけを聴き続けていた事がある。

0円で仕入れて0円で売る

「ユニクロとか安いじゃないですか、シマムラもクオリティ高いし」「中野にある、全品500円の服屋とか、すごいじゃないですか」「だからウチも、要らない服を無料で引き取って、無料で売ろうと思って」「エコっぽく言えば、捨てられる服を救うことになるし」「だって、普通の古着屋やってても、つまんないんスよ」

嗚呼、凄い解る。全くもってバカバカしいが全面的に理解出来る。でもなかなか実行に移す所までは行けないのに、この人は…破綻しそうなギリギリの所で綺麗に回るサイクル。不思議な循環。是非全部読む事をお勧めする。カッコ良い。

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