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『そして誰もいなくなった』を読みました

  • 2010-02-28 (日) 0:40
  • 読書

『そして誰もいなくなった』はアガサ・クリスティが1939年に発表したクローズドサークルミステリの大傑作で、タイトルだけなら聞いた事がある人も多数居るだろう。僕もその内の一人だった。

つくづく後悔したのだが、これ、『十角館の殺人』の前に読むべきだった。オマージュと思われる部分が沢山あって、こっちを先に読んでおいたほうが、どちらも倍楽しめる。勿体無い事をした。名著なので当たり前なのだが、実際かなり面白い。キャラクターがしっかり立っていて、話が進むにつれそれぞれの後ろめたさや疑念のもつれが溢れ返ってくる。だが、それでいてエグみやキツさはなく、寧ろアッサリしていて新鮮だ。インパクトで押すような感じとは、ちょっと違う。個人的には、最後の一人のシーンで結構来るものがあった。

結構勢いよく読んだので、幾つかのシーンにあやふやな所があるが、トリックや犯人が解ってから読み直すと更に面白いとの事なので、時間を作ってまた読み直したいと思う。間違いなく名作であるし、ミステリの最初の一冊としてもオススメ出来る。むしろ最初がこの本であって欲しいと思う。

それにしても、1930年代って、どの程度文明が進んでいたのか。たまに文明の利器みたいなアイテムが出て来る度に、自分の中でおおっ、と思わされた。ついでなので幾つか調べて列挙してみた。

どれも18世紀に生まれとるではないか。ちょっと恥ずかしくなった。

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