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2010-02-11

PCと現実を繋ぐ発明

view subtitlesをクリックして、日本語を選ぶと字幕が出る。中盤くらいからゾクゾク来て、本屋の辺りでうわーと叫んだ。もうすぐこんな時代がやってくるのか。彼は天才だ。

紙袋に隠された罠

スタイリッシュなのだが、いかんせん。

雨の中、バレエのAちゃんのスタジオで打ち合わせ。預かっていた肖像写真が濡れない様にと気を使って歩いていたのだが、良く見たら袋に『Barbie』の文字が。いや、預かったときからバービーって書いてある事は理解していたのだが、意味を全く考えていなかった。これ抱きかかえて歩いてるのはちょっとマズいんじゃないのか。職質だけは勘弁して下さいと足を速めた。

スタジオの前に来ると、溢れんばかりの生徒とお母さんが。どうやら今日は全体練習を行っていたようで、少なく見積もっても100人は居る。これで打ち合わせが出来るのかと焦ったが、特に何の問題も無く打ち合わせは終了。音の編集以来もあったので、その場でサクッと片付ける。が、CD-Rに焼くのを3枚もミスするという失態を演じ、壁に頭を打ち付けたくなった。そう言えば、スタジオ内に大人の男は僕一人だけ。お母さん方にはAちゃんのダンナと間違われる始末。色んな意味で申し訳無い(Aちゃんのダンナさんは僕の高校の後輩)。

モリサワフォントを導入

買うのに勇気が要った。

モリサワからフォントのライセンスが届いた。これで『新ゴ』や『リュウミン』が仕事で使えるようになる。買ったのは1年限定で全てのフォントが利用できるという『MORISAWA PASSPORT ONE』で、何も考えずにフルインストールすると、500を超える種類のフォントが叩き込まれる。そのいずれもが国内最高峰のクオリティを誇るフォントで、街の至る所で見かける事が出来る超定番書体だ。

当初、1年限定ライセンスではなく、一つずつフォントを購入しようかとも考えたが、モリサワのフォントは高い。フォント1つで3万近くする。しかも、1つのフォントには1つのウエイト(太さ)しか付いていない。つまり、8種類の太さがある字は、8つ買わなければならないのだ。そこから行くと、この1年限定パックは5万近くで全種類のフォントが使えるので、まだ気軽に導入する事が出来る。

が、だからといって気軽に沢山のフォントを使用すると、使い続ける為に来年も5万、次の年も5万と払い続けなければならない。正直な所、僕が使うフォントの種類はそこまで多くない。だとすれば、最初からフォントを購入しておいたほうが割安、と考えることも出来る。難しい問題だったのだが、取り敢えず1年間フルに使ってみて、来年もう一度考える事にした。

昼のラーメンも久しぶり

場所が解り難い。

冷蔵庫が空だったので、今日は久々に外食。事務所から歩いて1分、ラーメン『いいちょ』にお邪魔してきた。小さなお店だが美味い事で有名で、昼夜問わず行列が出来る評判のラーメン屋だ。20代の半ば、按摩師Nに連れられた以来だったのだが、相変わらず美味しかった。近くに名店があるのは有難い。

どうでも良い話なのだが、一人で外食をしていると、『孤独のグルメ(Amazon)』のセリフが頭をグルグルしだすようになってしまった。独身の中年男性が、大衆食堂などでメシを食べている所を淡々と描写しているだけの漫画なのだが、これがかなり面白い。実際、一人で外食するのは結構楽しいものだ。

枠を超えたボケ

僕のメットはフルフェイスです。

音の編集を頼まれたので、学生時代から愛用しているデカいヘッドホン(sony MDR-CD570)片手に事務所入り。イヤーパッドが大きく、耳がすっぽり被さるタイプのものだ。それを見た母親がこう言った。

「アンタ、そんなもん付けてバイクで来たんか、危ないやろう?」

常日頃から恐るべき天然具合を発揮し、たびたび家族を恐怖のどん底に叩き落す母親。だが、最近のボケはもはや『天然』という範疇では括りきる事が出来ない。店の手伝いをしている時に、ボランティアというよりは介護の一環ですなんて軽口を叩いている僕だが、だんだん冗談じゃなくなってきたような気がしてならない。

何より一番笑えないのが、僕が母の血を色濃く受継いでいるという点だ。とても悲しい事だが、僕と母親は憎たらしいほど似ている。言動も、行動も、性格も。あらゆる場面で『血』を感じさせずにはいられない。受け入れ難い事実だ。重い十字架を背負い、今日も僕は母親のボケをいなし続けている。

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