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仲間に恵まれる

  • 2011-10-12 (水) 0:35
  • 日常

P社のTさんYさんとの別れ際に入電。アクセサリのOさんだ。今日は14時から外で撮影をするのだが、その電話かなと思って出てみたら「12時半に一緒に撮影素材受け取りに行く約束…」と言われて漏らしそうになった。メールを確認したら、うわあ確かにそう書いてある。幸い素材である花は輸送して貰える事になったそうで、冷や汗ダラダラ。ホントに申し訳ない、Oさん。

14時、撮影現場である『cafe independants(アンデパンダ)』に到着。平謝り。本日のモデルである元雑貨I社の営業Mさんも在席。平謝り。ホントに幸いな事に、何ら支障が無かったようで、すぐに撮影準備に取りかかる。ミスは仕事で取り返す。写真はアマチュアだけども。

今日の撮影は、Oさんとその仕事仲間でもある、お花屋さんとのコラボ商品が主役。そこにモデルさんであるMさんが入る形だ。こういう組み合わせで撮影するのは初めてで、加えて店内は地下でやや薄暗い。オートで撮影したらシャッタースピードが1/2秒とかになって焦る。一応三脚は持って来てるけど、アクセサリは揺れやすいのだ。結局マニュアルで1/10秒程度にして、後で底上げする事に。

撮影していてつくづく思い知らされたのは、Oさんのセンスだった。イメージが頭にしっかり描けているようで、一言二言で意図が理解出来る。僕はそこに少し提案を加える程度で、実に収まりの良い写真が次々に撮れていく。恐らく、僕一人ではこう上手くはいかないだろう。Oさんはディレクター向きなんだと思う。あと、「私は女優、私は女優…」と自分に言い聞かせているMさんが面白過ぎた。

続けざまに外へ飛び出し鴨川へ。花を抱えて三条商店街を歩くのはちょっと照れた。暗い場所から明るい場所に出たせいか、僕とOさんのテンションがおかしくなって、モデルのMさんをほったらかして自由なポーズを取り始める。余りにも自由過ぎるので、ここに掲載するのは見送ろうと思う。鴨川名物の等間隔カップルを尻目に、バシバシ撮影。後で見直してみたら、想像以上にここで撮った写真が良かった。

夕方になり、そのまま祇園の方へ移動。Oさんのコラボ仲間である花屋さんにお邪魔した。スタッフのKさんは僕と同い年だそうだ。やはり祇園らしく夜中12時まで営業されているとの事。近々改めて紹介させて頂こうと思う。

ここから一時的に僕が離脱、バーテンダーのKさん宅へお邪魔した。twitterなどのアカウント設定がおかしくなったとの事で、そのチェックに伺う。セットアップをしながら、先日の大怪我の件について話を伺った。右手の親指と人差し指の水かき辺りをスパッといってしまったそうだが、本人は痛みを感じる事も無く、それよりも驚きが勝っていたそうだ。それほど鋭い切れ方だったのだろう。幸いにして最新医療にて1週間という短い期間で復帰出来、本当に運が良かったと話されていた。

本日最後の撮影現場は、そんなKさんのお店だった。オープン前の時間に少しカウンターをお借りして撮影を行ったのだが、何とわざわざKさんが「写真が映える様に」とシャンパンを出して下さった。このシャンパンと独特の照明が、僕の実力以上の写真を撮らせる。何だこれ。自分で驚き、Oさんも驚き、Mさんも驚き、Kさんも驚いた。Kさんに至っては、「これ、お店の宣伝に使わせて貰えませんか?」と言う位気に入って頂けたようで、最早今日は誰の為に何をしにきたのか解らない位の盛り上がりに。

そうそう、こういうシーンが見たくて僕は独立したんだった。組織内ではどうしても出来なかった、様々な交流を通じた自由な創作活動。色んな人がそれぞれの持ち味を発揮して、面白い事やとんでもない事を成し遂げる。最高だ。僕は本当に仲間に恵まれている。

余談だが、この写真がプロのカメラマンさんに誉めて貰えたとKさんに教えて貰った。恐悦至極に存じます。

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