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2010-11

きょうの料理が化けた

平野レミってこんな面白い人だったのか。字幕放送が良い味を出し過ぎてる。これをNHKがやっているという所が更に味わい深い。

ヨドバシ京都へ行くの巻

外観があまり好きではない。

撮影器具を買いたいという事で、アクセサリのOさんと一緒にヨドバシカメラへ。事前情報としては、『駐車場の通路が狭くて切り返し辛い』という話だけ。さてはて、どんな所なのだろうか。原チャで烏丸通を下がり、七条通を西へ。そこで驚くべきものを見た。建物の北に位置する場所が、駐車場への専用道路になっている。まさか、駐車場へ誘導する為にこの土地を買って道路にしたのか。そこまでやるかヨドバシ。

美味しゅうございました。

待ち合わせは6階食堂街。知らなかった、てっきり電気屋だけで6階まであるものだと。道中ユニクロや本屋、雑貨店などを目にして驚きを隠せない僕。これはマズい、衝動買いコースに至る可能性がある。出来うる限り面白そうな商品に目を合わせず6階へ。そのままOさんと和食の店へ入り、かきあげぶっかけうどんを頂く。そういや『ぶっかけ』と『ぼっかけ』の違いって何なんですかね、とOさんに聞いたら、「ぼっかけって…何…」と言われた。そう言われてみれば、『ぼっかけ』の正確な意味を知らない。今調べてみたが、諸説あるらしくて結局よく解らない。

その後は広いフロアを二人で右往左往。これでもかという位、商品が充実している。流石にカメラや撮影器具周りはバッチリだ。三脚、照明、撮影用ボックスを吟味して購入。これで商品撮影も楽になる筈。頑張れOさん。後はデザイン素材本を漁り、高級デスクチェアーを堪能し、何故か展示してあったスタインウェイのグランドピアノを試奏し(非売品らしい、デモ用だけで置いてるなら宝の持ち腐れだ)、ユニクロで生涯初のヒートテックを購入した。駐車場は2時間無料券を貰ったが、気が付いたら4時間も経過していた。意味ないやん。2時間で全部回れるかい。

Confirmation – Tommy Flanagan Trio

このややこしい曲をここまで美しく弾けるとは、流石Tommy Flanagan。見習うべき点は山ほどある。いやいや、ホントに上手いわ…

何気ない表現に思わぬ威力が

ほー。

最近会得した表現方法に、思わぬ相乗効果がある事が解った。何気なく使っていたのだが、なるほどなるほど、これは便利だわ。ただ、こればっかに頼るのはマズいよなあ。

はやぶさ万歳

大快挙。出来過ぎと言える結果だと思う。はやぶさ、恐ろしい子。技術立国日本、ここにあり。

良かったねマンナンライフ

まあ、妥当な結果ですわな。マンナンライフ側は十二分に対応しているし。数年前からネット界隈で騒ぎになっていたこの事件、マンナン側に同情する声が圧倒的に多かったが、これで一段落だろうか。

失言なんてレベルじゃない

論外。政治家の発言としても十二分に落第点だが、法相の立場ならば、これはもう国外追放レベルの失言だろう。こんなんばっかりが政府運営してるのかと思うと本当に恥ずかしい。今の日本は、バカの集まりが面白半分に回している。

危険なヨガの人

グループ分けすらされてない。

ヨガのHさんから「無線ルータ買ったけど繋げない」というヘルプメールが来たのでスタジオへ向かう。移動時間20分、修理時間2分で解決。3日悩んだそうだが、無線環境は解ってないと相当手こずるから、まあ仕方ない。それよかデスクトップのファイルを整理したらどうだ。何だこの散らかり具合は。

毎度の事だが、Hさんと会うとしょうもない話ばかりで盛り上がる。お父さんが65歳にして劇団に所属したそうで、家族で爆笑したダンスレッスンの動画を見せてくれた。確かに笑えるが、65歳にしてこの軽やかさは何だ。面白いからネット公開したら、と冗談で言うてみたら、「うん、私じゃないからええよ」と。お父さん、娘はとんでもない悪魔ですよ。

Hさんは僕のブログをしょっちゅう覗いているらしく、「カゼひいてるのに来てくれてゴメンなあ」と気遣ってくれた。が、次の瞬間『あずきバー』を勧めてくる鬼畜っぷり。そんなもん食ったら帰り寒うてしゃあないわ。今日の作業は貸しにしとくから、終電とか無くなったらここで寝させて貰うで、と言うたら「あ、ベランダと非常階段が空いてるし使って」と。こんだけ広いスタジオ持ってて、何が悲しゅうて外に出さされにゃならんのか。何か悪いことしたか今日。

そう言えば、このスタジオには掃除機が無いらしい。普段はモップと雑巾がけで十分なのだそうだが、場所によってはやはり掃除機があったほうが良いだろう、という話になった。価格.comで安いのを調べてあげていたら、とんでもない発言が飛び出した。

「お姉ちゃんが懸賞よう当たるから、それ待ってるねん」

知り合って数年にもなるが、かつてここまで衝撃的な発言があっただろうか。本人自身もとんでもない強運の持ち主なのだが、そんな些細な家電まで運に、しかも他力に頼るか。あのヨガをやっている時のカッコ良さは何処へ行った。

その他、本人の名誉の為、書けない発言が数えきれない程あった。やっぱりこの人、ただの面白姉ちゃんだ。長居するとこっちまで洗脳されそうなので、程々に退散する事にした。ヨガ教室の看板に『お笑い』って文字を書き足しておこうかと思わせる、絶好調のHさんだった。

一人で来るかと思ったら

酷い表情だ。

スーパーのKが来訪。「顔出していいか」とだけのメールだったので油断していたが、ノートPCと娘を持ち込まれた。これは予想外。

ノートPCのほうはExcelの調子が悪いという事だったが、ついでに色々とゴミ掃除をしておいた。Excelのほうは原因が解らず終い。というか、検証する時間が足りん。そろそろマシンにガタが来る頃だし、出来ればHDDを入れ替えてクリーンインストールしたいのだが。

娘の方は3歳になるのに相変わらずの人見知りで、僕が顔を出しただけで苦虫を噛み潰したオッサンのような顔をする。子供と動物にはやたらと好かれる僕だが、この娘だけはどうにも好いて貰えない。もっとも、家族以外の大人にはみんなこうらしいが。懐柔しようとミッフィーのぬいぐるみを持ち出したら、頭をガンガン殴って笑い出した。大丈夫か。

僕に無いものを持つ人たちの集い

建物内でもこれだけ行列が。

前回偶然立ち寄った、『ArtDive』という若手アーティスト中心のアートフェア。『描く』という、僕に一番欠けている能力の持ち主がこれでもかと溢れてるこのイベント、昨日・今日と再びみやこめっせで開催されるらしい。しかも今回、アクセサリのOさんが参加する。行かない理由が無い。

開場に合わせてバイクでみやこめっせへ向かうと、そこには西側の川まで達する程の行列が待ち構えていた。ちょっと待て、まさかこれ全員『ArtDive』のお客さんか、と思ったら1Fでやっていた『勧業祭』という同人即売会の行列だった。驚かせおって。行列を横目に、2Fの会場へ。

前回とはレイアウトがかなり変わっていた会場、正面では巨大なキャンバス(壁)に今まさに絵を描き続けているアーティストたちが。相変わらずのインパクトだ。開場したばかりという事もあり、お客さんの数は然程多くない。今日は少し多めに時間を作ったので、じっくり見させて貰う事にする。

最初に足が止まったのは、水澤結衣さんの作品。圧倒的な質感を持つ、石。写真を撮っていなかったので、水澤さんの公式サイトでご確認頂きたい。どう表現したものか解らないのだが、本当に圧倒的なのだ。『石』にここまで引き付けられたのは、これが初めてだと思う。残念ながらご本人が居られず、話を聞く事が出来なかった。

次はササキマサヒロさん、こちらも撮影をしていなかった。最初はCGかと思ったのだが、カメラを振りながら花火を撮影する事で、偶発的な光の軌跡を写し込んだ写真を展示されていた。この作品なんか、言われなければとても花火とは思えない。不思議で美しい作品だ。

恐ろしく細かい描き込まれた原画とCGを展示されていた、♭_flat_さん。サイトにもその作品が掲載されている。0.03mmのミリペンを使って、極限まで描き込まれた絵。写真は、リクエストのあったテーマで壁に1分間絵を描くというパフォーマンス。リクエストがある毎に絵が継ぎ足されていくのだが、完全にアドリブだそうだ。思い切り良く描いているのを見て、何となくジャズを思い出した。

怪しくも美しい鳥や鳥人を描いた作品を沢山展示していた、鳥人計画の鳥彦さん。シャーペンで描いた絵にデジタルで彩色をし、和紙などにプリントアウトしているそうなのだが、冊子や巻物まで全て手作りで作られていた。これは印刷屋には出来ない仕事だ。良い感じのパネルがあって買うかどうか悩み、一度離れてから買いに戻ったら売れていた。凹む。

作品を目にした瞬間、衝撃を受けてすぐ話しかけた、uapoomの竹村健一さん。何と、ヒノキを削り出してフィギュアを作られていた。彫刻、と言っても良いのだろうか。誤魔化しが効かない木材で、良くぞここまで。やはり制作に時間がかかるそうで、販売については今現在検討中だそうだ。丁寧さや滑らかさもさる事ながら、キャラクターデザインが秀逸で、相当グッと来た。

インパクト抜群、パナソニックの50インチテレビを持ち込んで、Mac+Painter+intuosタブレットで絵を描いていたnamikさん。そうか、こういうパフォーマンスも個人レベルで出来る時代になったのか、と感慨深かった。独自の世界観があり、色使いが綺麗でユニーク。色の重ね方がとても斬新だった。そういやA君もあんな色の重ね方してたなあ。よう真似出来ん。色々話をさせて貰ったが、Webデザイナーという職種にコンプレックスがあるとか。それを言うと、僕はイラストレーターという職種にコンプレックスが。アナログな絵も良い作品だった。

巨大な自画像を掲げていた、モリシタナオコさん。近付いてご覧下さいと書いてあったので、ホイホイ近づいて声を上げた。これ、全部文字だ。ある種のタイポグラフィとも言える。聞けば、最近自分が考えていた事をそのまま全部文字にして描いたそうで、下地になる部分から全部文字だけでやっているらしい。良い意味でゾッとした。しかし、文字だけでここまで描けるものなのか。本人は「ネガティブな言葉ばっか出てきて凹みました」なんて言っていたが、恐ろしく執念のこもった良い作品だと思う。S大学の人は面白い人ばっかりだ。【修正】ご本人から京芸の学生ですというご指摘を頂きました、大変失礼いたしました。

最後になってしまったが、アクセサリのOさん。手作り市とは違い、壁一面を上手く使ってのディスプレイは流石だった。Oさんは本当に見せるのが上手い。って、この写真では壁が出せないではないか。ブログに掲載されているので、そちらをどうぞ。相変わらず元気そうで何より。風邪でフラフラの僕にちょっとパワーを分けて欲しい。

イベントを振り返り、改めて絵が描けるって良いなあと思わされた。頭の中にある映像を描き起こせたら、本当に楽しいんだろうなあと。絵が全く描けない僕にとって、ここにいるアーティストは手の届かない神様のような存在だ。やっぱり羨んでしまう。

各ブースをじっくり見て回ったせいで予定を大幅に超えていたので、急いで喫茶店の手伝いにする。店が溢れかえっていなければ良いが。

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