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血の濃さが憎い

  • 2010-10-27 (水) 0:45
  • 日常

それにしても僕と母は似ている。憎々しい程に血の濃さを感じる。気分屋、天然ボケ、注意力散漫、いずれも母から譲り受けたものだ。全く持って負の遺産だが。

カウンター内に二人で立つと、大抵貶し合いが始まる。お互いのミスを罵り、嘲り、呆れ返り、そして当の本人も同じミスをするというコントのような日常。やれ物音が大きいだの、手順が違うだの、主語が抜けて意味が解らんだの言い合うが、お互い同じ血が流れているので、全く同じミスをやらかしてしまうのだ。これには本当に参る。鏡を見るようとはよく言ったものだ。因果応報、因果応報。

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