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プロバイダからプライベート情報が

asahi.com の記事によると、総務省はディープ・パケット・インスペクション (DPI) の広告利用に GO サインを出したとのこと (総務省の報道資料, 利用者視点を踏まえたICTサービスに係る諸問題に関する研究会」第二次提言(案)(PDF))。DPI は、プロバイダに専用の機械を接続し、利用者がサーバーとの間でやりとりする全情報を (パケットのヘッダだけでなく中身も全て) 読み取る。P2P ファイル共有ソフトの監視目的での利用は以前から認められていた。

久々に技術系で頭が痛くなるニュース。ネットの履歴を勝手に読み漁って、そこからニーズがありそうな広告を表示しますよ、という信じ難い内容だ。ブラウザ上の履歴を消しても、プライベートモードにしても、プロバイダのログを見ているので無意味。「ちょっとPC使わせて」でプライベート情報がダダ漏れに。イヤだったら自分で機能オフに出来る設定だというが、そんな事知らずに使い続けるユーザーはごまんと居る。匿名ユーザの発言が実に的を射ている。

よく知らないけど「電気通信事業者」って、インフラに流れる内容を自己利益に利用するのは御法度じゃなかったっけ?
例えばNTTが全通話を音声解析して、会話内容に応じた広告ハガキを郵送するのと本質的に何か違うの?

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