- 2010-05-21 (金) 0:35
- 日常
仕事の打ち合わせで放出(はなてん)へ。そう、ハナテン中古車センターの放出だ。子供心にあのCMには惹かれるものがあったが、『ハナテン』が知名だと知ったのは、成人してからだった。何だかよく解らないが、とにかくショックを受けた事を覚えている。
放出に来たのも初めてならば、東西線や北新地駅に入ったのも初めてだ。てっきり大阪駅からそのまま乗り換えられると思っていたのだが、放出駅へ行くには大阪駅から徒歩数分、北新地駅まで乗り換えの為に歩かなければならない。しかも北新地駅は、地下にある。JRで地下駅と遭遇するのは、これが初めてだ。一人テンションの高い僕。
間も無く放出駅へ。名前とハナテンCMのインパクトから、さぞ凄い街なんだろうと思ったら、物凄く普通の住宅街だった。ちょっと残念だなあと勝手に思っていたら、目の前を機関車トーマスな園児バスが。ペイントだけではなく、煙突や炭置き場なんかもあって凝っているのだが、楷書っぽい園名が異様に浮いている。丸ゴシックとかで良かったんじゃないのか。
待ち合わせの時間が近付いたので駅の改札へ戻ると、スキンヘッドの男性が立っていた。5~6年振りだが間違い無い、技術屋のI君だ。相変わらずインパクト抜群で安心する。個性豊かな友人に恵まれている僕だが、I君ほど伝説の多い男は居ない。どれも抱腹絶倒なので、是非彼のサイト(もずはうす)で確認して欲しい。そう言えば、とんでもない所から手紙をくれたこともあったなあ。
そんなI君と住宅街を歩きながら打ち合わせ場所へ。久々の再会という事もあって、色んな話をしながら歩いた。当初は喫茶店で話す予定だったのだが、会社のほうで会う事になったようだ。ノートPCのバッテリーに不安のある僕としては助かる。程無くして着いたのは、住宅街の中の、普通の家だった。聞けばシステム開発を主にやっている会社で、ほとんどの社員が出向している為に、会社自体は別にどんなカタチでも良かったからこうなったとの事。なるほど。
「基本、私服出社の会社やから、私服でええよ」という言葉の通り、適当なカッコでお邪魔した僕を待ち受けていたのは、スーツの社長さんだった。聞けば、先程まで外で商談をされていたそうで、いつもはジーンズなんですよと聞き安心。他の社員さんもスーツだったが、ホントに偶然外で仕事があったらしい。
その後、仕事に関しての話をしたのだが、恐ろしい位お互いの条件が一致し、プロジェクトが進行する事になった。ここで僕が思い知ったのは、仕事を取ってくる営業マンの力だった。通す力、というべきか。大いに見習うべき点だと思うし、もう少し胸を張ったほうが良いなと感じさせられた。
来月から、また面白くなりそうだ。
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