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ヨガのHさんはプロだった

  • 2010-05-13 (木) 0:35
  • 日常

ついにこの日がやってきた。ヨガのHさんがヨガをやる所を撮影するのだ。何を大層なと思われるかもしれないが、実は2年前に知り合って以来、未だに一度もヨガをやっている所を見た事が無かったのだ。一緒に何度も仕事をしているのに。実力も実績もある人なのに。「何で?」と聞かれても、何ででしょうとしか答えようが無い。

スッと足が上がるのが凄い。

スタジオを訪れると、そこには本気モードのHさんが居た。いつもの面白姉ちゃんのイメージからは想像も出来ないくらい先生ぽい。サイトの背景用にシルエットが欲しかったので、適当にポーズ取ってよとお願いすると、まあ出るわ出るわ、見た事も無い恐ろしいポーズ。何でその体勢から、そんな方向に手足が動く。しかもこの状態でちゃんと呼吸していて、会話が出来ている。呼吸出来ていないとヨガじゃないそうだが、理屈がさっぱり解らない。見ていて気付いたのだが、Hさんは意外に良い体格をしていたのでボディビル大会よろしく、キレてる、キレてると声援を飛ばしたら怒られた。

逆からのアングルのものは見せられない。

「どうせやったら一緒にやってみる?」と誘われたのだが、あんな恐ろしいものを見せられて真似出来るかい、と及び腰。が、チャイルドポーズ(google画像検索)という簡単なポーズがあるそうで教えてもらう。って、これ、僕が疲れた時に無意識にやってるヤツだ。正座で上半身を前に投げ出して、更に手も投げ出す。やってみると解るのだが、これがすこぶる気持ち良いのだ。これには発展系もあるらしく、この状態で片足を内側に折り曲げるというのも効くらしい。どうせならとその姿を撮影してもらった。尻が出ていた。あと指が気持ち悪いくらい長い。

スッと足が上がるのが凄い。

18時からはレッスン風景の撮影。レッスン中は薄暗い状態でヨガを行っていた。静かな鐘の音だけが響く心地良い空間だ。だが、生徒さんも身体の柔軟さを披露しまくりで目が覚めた。「前屈して足の指を3本掴んで」とか、みんな軽々やってる。ヨガ恐るべし。あと、Hさんが凄く真面目で何度か噴きそうになった。僕と仕事してる時は、いつも漫才みたいな会話になってるのに。

1時間近くバッシンバッシン撮影させて貰ったお陰で、随分良い資料がゲット出来た。逆行の中、良い感じのシルエットになっている自分を見て「ほら、後光差してる!」と胸を張っていたHさん。生徒さんもみんなマジメで良い人ばかり、これも先生が良いからやなと適当にヨイショしてみると、どや顔で「やっぱりー?」と。良かった、いつものHさんだ。

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