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高槻ジャズストリート2010へ

  • 2010-05-03 (月) 0:35
  • 音楽

今日は一日完全オフにして、ジャズバーの常連さんと一緒に『高槻ジャズストリート2010』を楽しんできた。いつもお世話になっているホストミュージシャンの方々があちこちで出演しているという事で、皆で手当たり次第に観に行った。パンフレットを見たら、バンドの数が500を超えていてビビった。2日間で500組て。

15時、GREENFIELD@阪急高槻市駅コンコース。半球の改札を出た所でやっていた、男女のギターデュオ。常連メンバーの待ち合わせ中に耳に入ってきたのだが、途中で『Made in France』が聴こえてきてハッとした。こんな高速かつ高難度の曲をいともアッサリと。のっけからエラいハイレベルなプレイヤーと遭遇してちょっと動揺する。

同15時、久家・馬場duo@野乃鳥高槻町酒場。僕がピアノを習いたての頃に相手をしてもらったギターのB君。奥さんも一緒でビックリした。B君は有名なギターのコンテストで最優秀賞を得て、数年前から東京に拠点を移してバリバリやっているツワモノだ。今日はボサノバをやっていたようだが、夫婦共々やはりハイレベル。余談だが出店のから揚げが美味しかった。

16時、杉山千絵 (Vo)+兼子潤 (Pf)カルテット@阪急高槻市駅前噴水広場。僕の兄弟子(と言うにはレベルが桁違い過ぎる)、ピアノのKさんが出演。ベースのYさんにもお世話になった事がある。ここは大きな会場で、恐ろしいほど人が集まっていた。

こちらのバンドはスタンダードを8ビートやファンクっぽく演っており、『Love for sale』がすこぶるカッコ良かった。ヴォーカルの杉山さんは、何と口笛でアドリブを披露。上手い。これ結構大変だと思う。Kさんのピアノも安定していたが、どうせならば生ピアノを聴きたかったなあと。

17時、OBC Jazz Orchestra@市民グラウンド。特に知り合いがいた訳では無いのだが、ビッグバンドを見たいという希望で行ってみた。僕は今まであまり統率の取れたビッグバンドに巡り合った事が無く、正直それほど興味が無かったのだが、こちらのバンドはとても良かった。統率が取れており音が全然ブレないし、ハイトーンも気持ち良いくらい抜けているし、ソロもみんな上手い。特にバリトンサックスで渋いソロを吹いていた女性が滅茶苦茶カッコ良かった。

18時、高田斉藤しもやまトリオ@野乃鳥高槻町酒場。ジャズバーの常連さんが今みんなお世話になっている、ギターのT君が登場。ボーカル+トランペット、ギター、ベースのトリオなのだが、ボーカルのしもやま氏の声が素晴らしく高い。声楽には疎いので、残念ながらどの程度高いのかが言い表せないのだが、店の外から聴いていたら女性と間違えるレベル。間違えかねないのではなく、間違えるレベル。そして上手い。今年は何処もかしこも皆上手い。どうなってるんだ。

19時、Vermilion Field@JK’sBIRD。僕が一番お世話になった、ギターのY君所属のコンテンポラリー・ジャズグループ。予想していた事だが、5人全員が尋常ではなく上手い。この日一番の超ハイレベル。公式サイトのほうに動画もあるので是非ご覧頂きたい。観客から惜しみない拍手を受けていたこのグループ、近々CDリリースして全国ツアーもするそうなので、機会があれば一度生で見る事をお勧めする。凹むくらい上手いので。

僕とピアノのNさんは時間になったのでここで離脱。残りのメンバーは、熱帯JAZZ楽団@現代劇場大ホールを観に行くそうだ。そろそろ僕もバンドを組んで、小さな場所で参加させてもらおうかと思ったが、今年のレベルを見る限り、まだ数年早いと感じさせられた。頑張ろう。

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