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2010-02

地獄の5択

衝撃的な事実が発覚。メインマシンに据えようとしていたMSI CR500、というよりWindows7と、僕が頻繁に使っているソフトの相性に問題がある事が判明した。些細ながら、かなり致命的な問題。それは、漢字入力が一切出来なくなるというものだった。チラシを作ってて漢字入力が出来ない、なんてのは冗談以外の何者でもない。数秒頭を抱え、すぐに打開策を考えた。

  • Windows7に搭載されている『XPMode』を使用して、仮想XPの中でソフトを使う
     → CR500はWindows7 HomeなのでXPModeが無い、XPか7 Professionalを買わなければならない
     → XPModeは動作が重く、折角のマシンパワーを生かす事が出来ない
  • WindowsXPを買い、CR500にインストールする
     → Windows7が無駄になる、恩恵が受けられない
  • Adobe Creative Suiteの最新版を買う
     → かなり性能の良いマシンでも息切れするほど重い
     → 欲しいエディションが20万くらいする
     → もうじき新しいバージョンが出るので、今買うべきではない
  • 今までずっとメインで使用していたDell Inspiron 640mを強化してお茶を濁す
     → CR500が無駄になる、総じて640mは非力
     → いくら強化しても4年近く前のモデルで限界がある
  • 我慢してそのまま現状維持
     → 面倒過ぎて多分我慢しきれない
     → この他にも相性問題が無いとは言い切れない

どれを踏んでも茨の道。相当悩んだが、答えが出ない。ここに来て最大最悪の難問にブチ当たった。

ドイツと僕が繋がる日

一時帰国されているSさんが事務所に来て下さった。Sさんも商工会議所のセミナー仲間で、既に店を構えられている。それも、ドイツのフランクフルトに。そう、実は僕、ドイツの仕事を請けていたりする。ちょっと前までは想像だにしなかった事だ。

ドイツのSさんの話はとても面白い。仕事の関係上、京都の民俗学や文化、歴史に詳しく、またドイツについても明るい。この町家の建立時期をズバッと当てたり、京都の伝統文化について熱く語ったり、ドイツ人の緩急具合に苦労されたりと、話は尽きる事が無い。僕も期間は短いながら、伝統文化にまつわる職場に籍を置いていた事があり、共通の知り合いなどの話で盛り上がったりもする。京都は本当に狭い今日は限られた時間しか無かったのだが、ほぼノンストップで2時間会話し続けた。先に言っておくが、ちゃんと仕事の話もした。

話と言えばメールでも頻繁にやり取りをしているのだが、時差8時間(日本-8時間=ドイツ)をものともせず、僕がメールを返してくる事に驚いておられた。理由は簡単で、僕の活動時間が人より大幅にズレ込んでいるというだけの事なのだが。それでも夜中の3時に即レスされたら普通はビビるだろうと思う。最近ではそれを僕が楽しんでいたりする。

そう言えば残念ながら、今日は1F喫茶が休みだったので町家が寂しい。何とか雰囲気だけでも味わってもらおうと、自分で珈琲を淹れてみた。心なしか、色味が薄い気がする。申し訳ありません。聞けば、あと数時間で日本を経つとの事。帰国中、ずっと2時間単位で街を走り回っていたそうだ。Sさんは創業仲間の中でも、一番大きな仕事をされていると思う。一緒に仕事をさせて貰えて幸せだ。どうぞ、お気をつけてお帰りを。

1+1が11になる世界

スーパーのKが、奥さんと娘を連れて事務所へやって来た。ヤボ用の予定だったのだが、何時の間にか娘観察大会に以降。まだ2歳なのだが、既に足し算を覚えつつあるらしい。ここで一つ問題が。1+1を11と答えてしまうのだ。2+3や3-1は答えられるのに、1+1だけは「1」を画像化して考えてしまっているらしい。この辺りの歯がゆさが面白い。そのうちしょうもない事を覚えさせてみたい。

価値の無い紙幣がインドを救う

かなり惹かれるタイトルだったので読んでみたが、興味深い内容だった。ロシアなんかはエゲつないと聞いていたが、インドも賄賂が酷いらしい。この活動を慈善団体がやっているというのだから何とも。

オフィスでの戦い


こんな職場だったら、今頃僕は…多分どうにも変わっていないと思う。魅力的である事に違いは無いが。ウチの事務所でやったら怒られるだろうなあ。

好角家・デーモン閣下

常々思っている事だが、デーモン閣下が横綱審議委員長になるのが一番良いと思う。これだけ相撲に詳しく、愛情を持っている人はそうは居ないし、何より視点が鋭くて説得力があり、配慮も素晴らしいものがあるからだ。個人的にはもっと頻繁に大相撲のゲスト解説に出演して欲しいと思う。どうでも良い話だが、Wikipediaで語られているエピソードが面白過ぎる。

  • 実母は閣下の「悪魔ぶり」を否定するどころか、普段楽屋を訪れた際に関係者に「デーモンの世を忍ぶ仮の母でございます」と挨拶したことがある。
  • TBSの敏腕記者・キャスター小暮裕美子を「「世を忍ぶ仮の姉」であり幼少時から現在に至るまで、地上で唯一口喧嘩でかなわない相手である」と畏怖している。
  • 対談番組『徹子の部屋』にゲストとして招かれた際、自身の早稲田大学卒業式の折にありのままの悪魔の姿で卒業式に出席したため、当然ながら大学職員が制止したが「これは悪魔の正装だ!」「みな明日から社会に旅立つ姿で卒業式に来ている。吾輩が明日から社会に旅立つ姿がこれなのだ!」との発言を繰り返し強硬に押し切ったところ、通りがかった知らない教授に「最近は君のような気骨のある学生が少なくなった」と激励を受け、共に記念写真を撮った、というエピソードを披露している。ちなみに、これについては著書『我は求め訴えたり』でも触れられている。
  • 2006年にフジテレビの「ごきげんよう」にゲスト出演した際、「吾輩はこの夏、クーラーを一度も使っておらぬ。」 「環境問題という敵と、小さく小さく闘っているのだ。」 「自分で出来ることからやるべきなのだ。」 などと、悪魔にもかかわらず律儀に地球環境について考えていることを公表している。
  • 悪魔ちゃん命名騒動が世間を騒がせていた時期に、インタビューで「悪魔は子供が生まれたら『悪魔』と名づけるのか」と訊ねられ、「じゃあ、お前は自分の子供に『人間』と名前をつけるのか」と切り返した。

遮光カーテンで尺八を守れ

現代曲も披露されていて、すこぶる良かった。

母の店で尺八ライブが開催された。お世話になったのは、商工会議所のセミナー同級生であるFさんとそのお父さんである琴古流尺八 福元嶺風先生。店が移転してから初めてのイベントという事もあり、僕らとしても気合の入ったイベントだ。お客さんは22名、大入りだ。

程無く演奏が始まったのだが、すぐにマズい事に気がついた。外からの騒音だ。僕の事務所(6畳)、荷物置き場(3畳)、ギャラリースペース(8畳+3畳)と並んでいる2階だが、僕の事務所は北大路通りに面している。そこから車の走行音がギャラリースペースまで届いてしまうのだ。ソロ演奏に騒音は大敵。事務所に飛び込んで、気休め程度にはなるかと防音遮光カーテンをキッチリ引いた。

ギャラリースペースに戻って驚いたのだが、このカーテン、距離を置けば効果が倍増するらしい。事務所内では気持ち防音、といった程度の効果が、部屋をまたぐとハッキリ防音されているのが解る。それだけキッチリ減衰されているのだろう、優れものではないかこのカーテン。有難うカーテンくれない

ライブのほうは皿洗いの合間合間にしか観られなかったのだが、技術的な話や動物の鳴き声をイメージした奏法なども披露され、お客さんはみな満足顔で帰っていかれた。個人的には、音のフェードアウト部分に強い侘び寂を感じ、心を鷲掴みにされた。独特の揺れや波が感じられる。こういうのは、ちょっと他の楽器には無い。福元嶺風先生、有難う御座いました。

お庭が雪まみれに

吹雪いたりもしたし。

気がついたら庭がえらい事に。隙間だらけの僕の事務所は極寒地獄と化した。

CR500メインマシン化への道

メイドイン台湾、パッケージはタイ。謎。

心に火が付く出来事があり、サブ機として使用するつもりだったMSI CR500 C50T31-WSBSをメインマシンにする事にした。まずは一番気楽で効果も解り易いHDDの交換から行う事にする。用意したのはHGSTのTravelstar 7K320 HTS723232L9A360。7200rpmの320GB。ネット通販で購入し、送料込みで6,827円。

フタを外すのだけが難しいが、少し内側に押しながら外せば一発。

既に先人たちがWikiなどで換装方法を教えてくれているので、画面を見ながらサクサクとカバーを外して交換を行う。HDDを外すまでに、たった8本ネジを外すだけ。何ら難しい作業無し。快適だ。元から入っていたのはWESTERN DIGITALのWD1600BEVT。5,400rpmの160GBだ。事務用に使うならば、これでも十分だと思われる。

小一時間程度。

OSやシステムの再インストールはDVDから。事前に自分でバックアップディスクを作成し、そこから起動。これも特に問題無く進む。と言うより、やる事が無い。ただ、2chのスレで『DドライブにWinDVDのセットアップファイルが置いてある、通常はセットアップ後削除される』という情報を入手し、掲載されていた手順で取り出した。

326 243 [sage] 2010/01/14(木) 05:10:36 ID:Oer38d4K Be:
もう必要ない情報ですが、WinDVDの件です。
 
TrueImageをCDブートして、全てのパーティションをバックアップした
イメージから元に戻して、再度確認してみた。
 
ノートンのお試し版画面の次に出る、MSI Software Installを強制終了させれば、WinDVDが残る。
(プロセスの「Utilities Silent Install SP」)
 
MSI Software Installを起動して、EscかInstallで終了すると、WinDVDフォルダが削除される。
削除される瞬間を見たので間違いない。

結果、見事にWinDVDをインストール出来た。Ctrl+Alt+Delで強制終了して、DドライブにあるWinDVDフォルダからsetupを実行するだけ。偉大なる先人たちに感謝。これで気軽にPAL形式のDVDが見られる。

気持ち上昇。

一通りセットアップが完了した所で、WindowsエクスペリエンスとCrystalMarkを実行。Windowsエクスペリエンスは上から4.9、5.0、4.2、4.9、5.8。流石にHDDの部分は以前よりハッキリ上昇した(5.2→5.8)が、他も0.1程度上がっている。ちょっと嬉しい。CrystalMarkのスコアは82,819。前回が81,085だったので微増といった所か。こちらもHDDまわりのスコアがハッキリ上昇している。詳細なデータはこちらからどうぞ

で、換装しての感覚の変化だが、全体的に起動が速くなり、レスポンスも若干上がったように思う。もっと大きなデータの仕事をやらなければ、そこまで変化を感じることは無いかもしれないが、とりあえずは十分満足だ。これでもまだ総額55,000円程度。素晴らしいコストパフォーマンスだ。次は、余力があればCPU換装を行いたいと思う。

口座を作ってみた

何となく京都風。

生まれて初めて銀行口座を作った。自分で。

小さい時、母親からお年玉を貯めた通帳を渡されて以来、ずっとその口座を使い続けてきた。なので、どうやったら新しく口座を作れるのか良く解らない。様々な情報を集めた所、免許書などの証明書と印鑑があればOKらしい。ちなみに、ゆうちょは去年作った。便利だ。

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