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ドイツと僕が繋がる日

  • 2010-02-08 (月) 0:30
  • 日常

一時帰国されているSさんが事務所に来て下さった。Sさんも商工会議所のセミナー仲間で、既に店を構えられている。それも、ドイツのフランクフルトに。そう、実は僕、ドイツの仕事を請けていたりする。ちょっと前までは想像だにしなかった事だ。

ドイツのSさんの話はとても面白い。仕事の関係上、京都の民俗学や文化、歴史に詳しく、またドイツについても明るい。この町家の建立時期をズバッと当てたり、京都の伝統文化について熱く語ったり、ドイツ人の緩急具合に苦労されたりと、話は尽きる事が無い。僕も期間は短いながら、伝統文化にまつわる職場に籍を置いていた事があり、共通の知り合いなどの話で盛り上がったりもする。京都は本当に狭い今日は限られた時間しか無かったのだが、ほぼノンストップで2時間会話し続けた。先に言っておくが、ちゃんと仕事の話もした。

話と言えばメールでも頻繁にやり取りをしているのだが、時差8時間(日本-8時間=ドイツ)をものともせず、僕がメールを返してくる事に驚いておられた。理由は簡単で、僕の活動時間が人より大幅にズレ込んでいるというだけの事なのだが。それでも夜中の3時に即レスされたら普通はビビるだろうと思う。最近ではそれを僕が楽しんでいたりする。

そう言えば残念ながら、今日は1F喫茶が休みだったので町家が寂しい。何とか雰囲気だけでも味わってもらおうと、自分で珈琲を淹れてみた。心なしか、色味が薄い気がする。申し訳ありません。聞けば、あと数時間で日本を経つとの事。帰国中、ずっと2時間単位で街を走り回っていたそうだ。Sさんは創業仲間の中でも、一番大きな仕事をされていると思う。一緒に仕事をさせて貰えて幸せだ。どうぞ、お気をつけてお帰りを。

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