- 2011-12-10 (土) 0:40
- 日常
皆と別れて、急ぎバスに飛び乗った。バス停で上を見上げたら、もう部分月蝕は始まっている。マズい、あと少しで皆既月食が始まってしまう。こんなに急げ急げと念じながらバスに乗ったのは初めてだ。
時間ギリギリで事務所帰還。荷物を放り込んで三脚を引っ張り出し、近所の駐車場までダッシュ。携帯の明かりを頼りにセッティング、さあ月は何処だ、と思ったら真上にいらっしゃった。うわあ、一番撮影し辛いポジションだ。必死に場所を変えて、撮影しやすい場所を探る。どうにか良い場所を見つけて、後はひたすらシャッターを切るのみ。
僕のD7000には、18-200mmのレンズしか付いていない。上記の画像は、ズームを一杯に伸ばして撮影したものを50%に縮小したものだ。F5.6、1/4秒、ISO800。ピントが厳しかったので、Photoshopでアンシャープマスクを少しだけかけている。勿論レベル補正も。このレンズでは、これくらいが限界だろう。折角なので、色々と設定を変えながら撮影してみたが、これもなかなか厳しいものがあった。それより当たり前の話なのだが、固定したフレームからどんどん動いていく月が面白い。天体って凄いなあと、改めて感じさせられた。
皆既月食が終わった後の部分月蝕も撮影してみた。こちらは明かりも十分あるので鮮明に写っている。もっと暗い場所で観測していれば、皆既月食も綺麗に撮影出来たのかもしれない。まあそれは、次の楽しみにしておこうと思う。あと、良いレンズが欲しい。300mmくらいのを。
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