- 2011-12-06 (火) 0:30
- 日常
店の資料を持って、オカンの様子を見に病院へ。最近では携帯でちょくちょくメールを送ってくるようになり、その成長ぶりに驚かされている。先日に至っては写メールなどと言う高等技術まで使ってメールを送ってきた。てか、やれば出来るやん。
病室のオカンはいつもと同じく元気だった。風呂も定期的に入れるようになり、以前にも増して顔色が良い。つい先日まで、足の裏が年輪のようになっていたのに。あれ面白かったのに。それはそうと、これからリハビリに向かうからアンタも来るか、という事で参観する事に。
やはりこの病院、リハビリ設備が充実している。広いフロア一面に様々な器具が置かれ、沢山の人が一度にリハビリをしている。先生の数もかなり多く、見ているだけで圧倒された。オカンは奥のほうにあるベッドにて、足の曲げ伸ばしを行うらしい。先生による足のマッサージ、ストレッチを撮影する僕。これ、成長記録なんですよ、多分一生に一度しか体験せんやろうしと言ったら先生が噴き出した。「こういう子なんですよ」とオカン。貴方の子です。膝は自力でも90度まで曲げられるようになっていた。
一頻りオカンの奮闘を見ていて、ふと横に置いてある器具に目が行き総毛だった。サイバーダイン社のHALじゃないか。ちょっと前にテレビなんかでやってた、自立支援ロボットスーツ。歩行が困難な患者さんが、これを装着して階段をガシガシ登って行く驚愕のデモを演じた最新機器が、何故ここに。リハビリそっちのけで先生に質問してみたら、デモ用として大和ハウスよりレンタルしているとの事だった。うわあ、近未来や。これ付けて歩いてみたい。まあ僕が付けても意味無いんやけども。
1時間ほどのリハビリの最後に、ついに念願の立って行うリハビリが始まった。まずは健常な右足で立って、そのまま膝を曲げ伸ばしする訓練。来週には手術したほうの左足に1/3ほど体重をかけていく訓練が始まるそうだ。バイクでコケた日から1か月半、ここまであっという間だった。