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一日マスター奮闘す

  • 2011-10-29 (土) 0:30
  • 日常

本格的に、一人で喫茶店を営業してみる。とは言っても、入口には休業中の看板を置いているのだが。それでも常連さんはやってくる。僕に出来る事と言えば、珈琲を淹れるくらいだ。

が、今日ご来店頂いたのは、常連さんだけではなかった。何と遠方神戸と栗東から、カーナビを見ながらご来店頂いた初めてのお客様。「こちらのメーカーの豆が大好きで、京都で飲めるお店を探してお邪魔させて頂きました」、これはまずい事になった。良いのか僕で。土日限定の見習いマスターだぞ。

開き直ってお出しした珈琲は、思いの外大好評だった。良かった。珈琲だけは結構練習しておいて。これが紅茶とかだったら、どうしていいか解らんかった。他にお客さんも居なかったので、ゆっくり話をさせて頂いた。成程、こういうのが好きでオカンは喫茶店をやっているんだろうな、という感覚が解ってきた。

誰も居なくなった静かな店内で、ちょっと庭を向いて正座してみた。すこぶる落ち着く。今まで営業中に、こういう視点で店を見た事は一度も無かった。この視点はお客さんの視点であり、オカンの視点でもある。僕が疎かにしている視点なのかもしれない。

何かこんな書き方してたら、オカン死んだみたいな感じですけど、骨が折れてる以外は至って元気ですので。

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