- 2011-06-03 (金) 0:30
- 日常
お茶のKさん再々来訪。サイトデザインの打ち合わせだ。予め作っておいたネタを元に、色々とアイディアを話し合う。どうもKさんとはウマが合うようで、ちょっとするとすぐ脱線しがちになる。今日話した中で、一番面白かったのが『立版古(たてばんこ)』の話。
- 立版古|tatebanko
http://tatebanko.com/about/index.html
説明するより見て貰ったほうが早いと思うが、立版古とは、一枚の紙に描かれている浮世絵をカットして並べると、立体に見えるという『おもちゃ絵』だ。これが想像以上に良く出来ていて、極端なパースで錯覚を起こしたような立体感が出来上がる。江戸時代でこんな技術が既に。これの現代版が『フォトモ』。そこらへんにあるような街の風景を、やはり同じく極端なパース等で立体感あるように見せかける、トリックアートのようなものだ。
聞けばKさんは、学生時代に日本画を専攻されていたそうで、卒論のテーマが立版古だったらしい。こういったものを、今の仕事にも役立てられないかという思いが昔からあったそうで、良い機会なのでコンテンツとして組み込んでみたいとの事だった。滅茶苦茶面白そうだ。
この他にも、Kさんと話をしていると、面白いアイディアがポンポン湧いてくる。どうやらツボも似ているようで、延々話が終わらなくなってしまう。結局3時間ガッツリ話し込んで打ち合わせは終了。ちゃんと仕事も出来てるのでご心配なく。いやー、楽しい。
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