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2013-09

9月も最終日を迎えまして

恐ろしい勢いでやってくる仕事と戦いながら日記を書く。出会った人の量も多ければ、見て感じた事の量もハンパ無い。まとめようと必死にこねくりまわすんだけども、なかなかまとまってくれないTGS日記。仕事と同じくらいに疲れる作業になってきた。予定では月内に終わってる筈やったんやけどなあ。

食えんものは食えん

教え子である陸上のMと、友人である棒高跳びのRちゃんが遊びに来てくれた。甘いものを出すも、初手から陸上のMに僕の偏食っぷりをダメ出しされるという厳しい展開。女子高生にオッサンが怒られるという悲しい画が日曜の喫茶店で公開されている。だって食えんモンは食えんのやからしゃあないやん。

  • ビネガー系(寿司を筆頭に味・ニオイともに無理、接近すら出来ない)
  • ヌルヌル系(オクラ・ヤマイモ・納豆・生卵など、例外はナメコ)
  • プチプチ系(イクラ・海ブドウ・タラコ・キャビアなど)
  • 漬物系(塩で浅漬けしたもの以外全て)

生野菜にドレッシングなど邪道だし、すき焼きに生卵など不要。もずくなど持ってこようものなら僕は緊急回避行動に移る。人様の家でご馳走になる際には必ず事前に上記リストを伝え、悲劇を回避するようにしている(過去2回悲劇に遭遇)。一番ヤバいのが寿司屋で、二番目にヤバいのが中華料理屋。これだけ万全の態勢をしいているのに、何故虐げられなければならぬのか。

「そら結婚も出来んわ」

貴様、言うてはならん事を!出合え!出合え!

良くわかるクイックソート・ハンガリアンフォークダンス編

乱暴に説明すると、クイックソートとは、数字を順に並び替えるアルゴリズムの事だ。例えばテストの点数順に解答用紙を並べたい場合、こういった手順を使う事である程度高速に並べ替えることが出来る。PCで並べ替えを指示した時、内部ではこのような動きをしているのだ。

上記の動画は、そのクイックソートの動きを何故かハンガリアンフォークダンスで実演したものである。どういった目的で作られたのか解らないが、目を話す事が出来ない。

折角なので、隣の数字と比べて入れ替えるという、解りやすいバブルソートのハンガリアンフォークダンス動画も掲載しておく。

腕の無さがモロに出る

TGSとIndie Streamの写真を整理して、唇を噛んだ。ミスショットがべらぼうに多い。設定ミスと、撮影枚数をケチったのが主な原因だろう。全体的に暗かった会場内、僕のズームレンズでISO800では厳しかった。ブレる写真、ピンボケの写真が多い。スピードライトの効果範囲も上手く掴めず、結局ほとんど使わず終い。これに関しては完全に練習不足だ。また、RAWで撮るからと少々枚数を控えめにしてしまったのも裏目に出た。どうせならバンバン撮って、後から捨てれば良かったのだ。後悔先に立たず、苦い経験となる。悔しいね。

ワンクリックの代償は1時間

教え子のYがやって来る。何だかノートPCの調子がおかしくて、PDFが開けなくなったりブラウザでマトモに検索が出来なくなったりしているらしい。あー、またランサムウェアか。取り敢えずPCを持って来て貰って診ることに。

あーやっぱりコイツか。まだ普通にアンインストール出来るからマシと言えばマシやけど、それでも相当タチが悪い。何らかソフトをインストールした際に、勝手に入れられたらしいとの事。インストール時にポンポンOK押してたらアカンよー、といいつつ3つほど削除した。

が、ブラウザのほうが直らない。検索をかけたら広告やポップアップが山の様に出てくる。何やこれ、前はこんなん無かったぞ。色々調べてみたら、どうやらChormeの拡張のほうで勝手に広告を仕込むヤツを入れられてたらしい。最悪やなコイツ。結局小一時間ほど格闘して、何とか元の綺麗なPCに戻す事が出来た。「課題の提出が迫ってたから助かった!」と嬉しそうに笑って、Yは帰っていった。

それにしても、普通のソフトをインストールする際にこんなんくっつけられてたら、たまったもんじゃないな。Microsoftを騙った偽セキュリティまで出てるし(冷静に見たら、表示が恐ろしくいい加減だから解るけども)被害者どんどん増えるんじゃないか。やれやれ。

突如現れた公式アカウント

もういつもの事やから慣れてきたけど、やる事成す事突然過ぎるのよホンマ。もちっとね、説明をちゃんとしてから始めんさいよと。ちょっとした騒ぎになってたやん。と言う事で、Studio Pixelの仕事用アカウントが出来たらしいですよ。

遅いわい、どんだけ時間差アナウンスよ。

渾身のストレート

こっちのほうじゃ、パリーグの試合なんて滅多に放送されないんだけれども、何とNHKが9回裏だけ緊急放送。正座して見ていた。いやあ、とんでもないピッチャーだわ田中将大。22勝0敗1セーブ(胴上げ投手)って何だ。マンガでも無いわ。あの26-0の泣きそうな1年目から、たった8年で良くぞここまで。おめでとう東北楽天。さあしっかりCS勝って日本シリーズよ。胴上げを見届けてから、僕は遅い打ち合わせに向かった。

レッドブルは明日の体力を前借りする

現実が帰ってきた。といいつつ、上京中に少しずつ仕事をやっておいたのでマシなほうである。問題は、夜にあるジャズバーのピアノ発表会のほうだ。4日間もピアノに触ってないので必死に練習するも、集中力が続かない。というか、体力が無い。立ってフラフラ、座ってフラフラ。やっぱり消耗しつくしてたんやなと。こんな疲労困憊なのはいつ以来か。この日程は無いわなー。

それでも今日の20時には発表会が始まる。仮眠を取ったり栄養ドリンクを飲んだりして頑張った。後はもう、いつも通りなるようにしかならんわい。バイクに跨ってジャズバーへ向かう。

店に着いて早々、「今日、宮澤君トリやから」とママさんに地獄の宣告を受ける。何で今日に限って。やりましたのは『Blue Skies』と『Stella by Starlight』。出来るだけ簡単なのを選らんだんだけども、グダりました。その後のセッションで徐々に意識を取り戻し、セッションで最後にやった『On Green Dolphin Street』はまあまあの出来。頑張りました。

軽自動車で帰るぞ関西・千葉東京編

(注)この日の日記も、見易さの為に掲載順が逆にしました。上にあるほど古い記事、下にあるほど新しい記事です。

午前7時半起床、ならむらさんとPANDAさんの3人で朝食。おにぎり、卵焼き、ウィンナー、キャベツの千切り、みそ汁。物凄い落ち着く。PANDAさんのご両親、大変お世話になりました。室内犬にもお別れの挨拶をして、我々は一路東京へ向かう。時刻は8時を回った所だ。

家を出てすぐのコンビニでお買い物。風邪の具合がアレなのでのど飴と、この度初めてのレッドブル先生にご登場いただいた。昨日までの2日間も無茶だったけど、今日が一番無茶なのだ。だって、レンタカー(軽)で関西まで帰るんですもん。3交代で。あそうそう、コンビニでお会計の時におおきにって言うたら「えっ」って驚かれました。久々の反応ですよ。

「朝の6号線はね、とにかく混むんですよ…」とボヤくPANDAさん。なるほど大渋滞だ。千葉から東京へ向かうにはこの道が一番良いそうなんだけども、途中に江戸川、中川、荒川といったデカい川があり、その橋で混雑が起こるらしい。渋滞にキレながら丁寧な観光案内をしてくれるPANDAさんは親切な人です。こち亀の影響で、葛飾・柴又・亀有って隣の町内くらいに思ってたんだけど、実際は3つともデカいのね。道中何度もスカイツリーが見えるんだけども、元々PANDAさんの会社がスカイツリーの足元、押上にあったもんでインパクトが薄い。

2時間の猶予を持って出たのだが、その2時間をキッチリ使い切って銀座へ到着。「一昨日の夜中は40分で帰れたのに、何で2時間かかんだよ!」と歌舞伎座前で暴れるPANDAさん、しかしそのスケジューリングが極めて正しかった事が証明された訳だ。PANDAさん超有能。打ち合わせのほうも問題無く終了し、これにて今回のミッションはすべて完了した事になる。さあ、帰るぞ関西へ。以下、東京脱出までの我々のバカ話をお届けする。敢えて名前は表記しない。

  • 「あのさー、おしっこて尿意だろ?じゃあ大便って何だ?糞意?」「便意じゃないっすかね」「便意だと思います」
  • 「これ高速に描いてある絵、タワーじゃなくて高架でクロスしてる道路なんですね、道理であちこちに描いてある訳やわ」
  • 「遠くから見たら薄ぼんやりしてますねスカイツリー」「悪かったな!畜生みんな同じ感想言いやがって」
  • 「ケンちゃんラーメンはな、いつだって新発売なんだ」
  • 「あ、ホリエモンちだ」「うーん、特に感想無いですね」「一昨日、来てたらしいよ」「えっ!?…特に感想無いですね」

  • 「(沿道沿いの巨大な仏具屋さんを見て)大胆な仏具屋さんがありますね」「あー、下町はねー」「成程、死ぬ人が多(ry」
  • 「エラいデカい工事やってますね…墓地建設予定って書いてますよ、こんな広さで?」「この土地全部使ってモノリスみたいなお墓立つから」
  • 「(やたら看板を撮影しているのを見て)そんなに看板珍しいか?」「いや、東京って中途半端に古い看板多いですよね、不揃いって言うか統一感が無いって言うか」「ああん!?あーそうかい、そりゃあ京都様と比べたら田舎ですわ、悪かったな!」「この中で一番田舎だもんだもんな、ウチは次世代サイバー都市岡山」
  • 「トンネルの空気穴、ただ単に掘ったみたいに剥き出しなってますよ!」「東京怖ぇえー」「田舎で悪かったな!」

そんなこんなで、気が付けば神奈川へ。結局この旅で降り立った東京の地は品川と銀座だけという超ハイグレード(っぽい)旅行となった。さようなら東京、また会う日まで。

軽自動車で帰るぞ関西・神奈川静岡編

いよいよスタートした高速道路の旅、ならむらさん、PANDAさん、僕のオッサン3人組が軽のレンタカーを交互に運転してひたすら東を目指す。家に帰るまでが遠足とはよく言ったものだ。休養十分のならむらさんとPANDAさんのテンションに引っ張られ、僕も変にハイになっている。まずは東名高速道路をひた走る。

そう言えばまだ昼食を取っていない我々、腹が減ったのでサービスエリアへ寄る事になった。最初のチェックポイントとなる、海老名SAである。「ここはね、アジの唐揚げが美味いんだよ」と嬉しそうなPANDAさん。折角なので頂いてみた。1つ105円、カレー味、美味い。頭からバリバリいける。あまりに美味しかったのでバーベキュー味を追加テイクアウト。うん、カレー味の方が美味しいかも。

「この旅はね、食べ歩きだから」と宣言するPANDAさん。道中いろんなSAに寄って、各地の美味いモンを食べまくるのだ。休憩も兼ねての事なんだけども、ホントに嬉しそうな顔をするPANDAさん。屋台で色んなものを買ってきた。一方ならむらさんは肉まんなどをモリモリ食べている。世界一の肉まんって何だろう。美味しかったけど。

お土産を買って海老名SAを出発、運転手はならむらさんに変わる。この辺りは米軍やら基地やら沢山あるようで、何かしら飛び交っている。京都や大阪ではなかなか見ない光景だ。米軍のナンバープレートが付いたスクールバスを見つけてテンションの上がる我々。あんなん見たこと無い。車内BGMはSOFT BALLET、たまにならむらさんが絶叫する。実に爽やかですね。

第2チェックポイント、足柄SA。バカデカい。海老名を出発して30分ほどしか経っていないんだけども、「ここには足湯がある」とならむらさんとPANDAさん。この二人、温泉には目が無い。車を降りて解ったんだけれども、このSAはめちゃイケと提携を結んでいるらしく、期間限定でイベントをやっているらしい。日本一面白いSAと銘打たれているが、我々が求めているのは足湯だ。笑いではない。

が、笑いは全く別の角度からやってきた。この足湯、何とドクターフィッシュが居るものも用意してあったのだ。「僕は前にやったからいいわ」とPANDAさん、僕とならむらさんがチャレンジする事に。そっと足を付けてみるも、魚が寄ってくる気配はない。うーん、拍子抜けやなあと思った瞬間、「おひゃひゃっひゃひゃひー」みたいな聞いたことの無い笑い声が。ならむらさんだった。

どうやらドクターフィッシュと言えども魚なようで、動く物にはかなり敏感なようだ。ジッと我慢して静止していると、徐々に魚が集まってきて声を飲みこんだ。ならむらさんが悶えた理由が良く解る、物凄くくすぐったい。今までに味わったものとは全く別のくすぐったさ。上手く表現出来ない。最早健康の為なのか拷問なのか解らない状態で10分経過、お疲れ様でした。PANDAさんは隣で普通の足湯を堪能していた。何かズルい。

「そうそう、この展望台から富士山見えるんだよ!」「見えないっすね」「見事な雲だな」

車は再び高速へ。足柄を出てすぐ、森のど真ん中に観覧車が出て来てゾッとした。望遠レンズで覗いてみたら、『プレミアムアウトレット』とだけ書かれている。余計怖い。「そもそもあの観覧車まで、どうやって辿り着くんだ」、ここは御殿場プレミアム・アウトレットの敷地なんだそうだ。高速から見る限りでは全貌が全く解らない、謎の施設である。

「もうじき右手に富士山見える筈、これが最初で最後のチャンス」とPANDAさん。実はこの為に僕は後部座席の右側(左側は物置と化している)に座らせて貰っていたのだ。でもさっきの雲具合じゃあ…と思ったら、ひょっこり頭を出している。思ったより風が強いようで、進むにつれどんどん雲が晴れて来た。勝負だ。

「撮らせて貰っておいてなんですけど、この季節の富士山って、タダのデカい山ですね」「だね」

道中、何故か軽トラの頭だけを載せているトラックに数回遭遇する。「これ、東名高速の新しいブームだな」「流行りますかね」など、富士山より余程盛り上がる我々。千葉をスタートしてからかれこれ7時間経過しているが、黙っている時間帯はほとんど無い。いや、Indie StreamやTGSの話とか、真面目な話もしてたんですよ。ちょっとは。

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