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軽自動車で帰るぞ関西・神奈川静岡編

  • 2013-09-24 (火) 0:55
  • 日常

いよいよスタートした高速道路の旅、ならむらさん、PANDAさん、僕のオッサン3人組が軽のレンタカーを交互に運転してひたすら東を目指す。家に帰るまでが遠足とはよく言ったものだ。休養十分のならむらさんとPANDAさんのテンションに引っ張られ、僕も変にハイになっている。まずは東名高速道路をひた走る。

そう言えばまだ昼食を取っていない我々、腹が減ったのでサービスエリアへ寄る事になった。最初のチェックポイントとなる、海老名SAである。「ここはね、アジの唐揚げが美味いんだよ」と嬉しそうなPANDAさん。折角なので頂いてみた。1つ105円、カレー味、美味い。頭からバリバリいける。あまりに美味しかったのでバーベキュー味を追加テイクアウト。うん、カレー味の方が美味しいかも。

「この旅はね、食べ歩きだから」と宣言するPANDAさん。道中いろんなSAに寄って、各地の美味いモンを食べまくるのだ。休憩も兼ねての事なんだけども、ホントに嬉しそうな顔をするPANDAさん。屋台で色んなものを買ってきた。一方ならむらさんは肉まんなどをモリモリ食べている。世界一の肉まんって何だろう。美味しかったけど。

お土産を買って海老名SAを出発、運転手はならむらさんに変わる。この辺りは米軍やら基地やら沢山あるようで、何かしら飛び交っている。京都や大阪ではなかなか見ない光景だ。米軍のナンバープレートが付いたスクールバスを見つけてテンションの上がる我々。あんなん見たこと無い。車内BGMはSOFT BALLET、たまにならむらさんが絶叫する。実に爽やかですね。

第2チェックポイント、足柄SA。バカデカい。海老名を出発して30分ほどしか経っていないんだけども、「ここには足湯がある」とならむらさんとPANDAさん。この二人、温泉には目が無い。車を降りて解ったんだけれども、このSAはめちゃイケと提携を結んでいるらしく、期間限定でイベントをやっているらしい。日本一面白いSAと銘打たれているが、我々が求めているのは足湯だ。笑いではない。

が、笑いは全く別の角度からやってきた。この足湯、何とドクターフィッシュが居るものも用意してあったのだ。「僕は前にやったからいいわ」とPANDAさん、僕とならむらさんがチャレンジする事に。そっと足を付けてみるも、魚が寄ってくる気配はない。うーん、拍子抜けやなあと思った瞬間、「おひゃひゃっひゃひゃひー」みたいな聞いたことの無い笑い声が。ならむらさんだった。

どうやらドクターフィッシュと言えども魚なようで、動く物にはかなり敏感なようだ。ジッと我慢して静止していると、徐々に魚が集まってきて声を飲みこんだ。ならむらさんが悶えた理由が良く解る、物凄くくすぐったい。今までに味わったものとは全く別のくすぐったさ。上手く表現出来ない。最早健康の為なのか拷問なのか解らない状態で10分経過、お疲れ様でした。PANDAさんは隣で普通の足湯を堪能していた。何かズルい。

「そうそう、この展望台から富士山見えるんだよ!」「見えないっすね」「見事な雲だな」

車は再び高速へ。足柄を出てすぐ、森のど真ん中に観覧車が出て来てゾッとした。望遠レンズで覗いてみたら、『プレミアムアウトレット』とだけ書かれている。余計怖い。「そもそもあの観覧車まで、どうやって辿り着くんだ」、ここは御殿場プレミアム・アウトレットの敷地なんだそうだ。高速から見る限りでは全貌が全く解らない、謎の施設である。

「もうじき右手に富士山見える筈、これが最初で最後のチャンス」とPANDAさん。実はこの為に僕は後部座席の右側(左側は物置と化している)に座らせて貰っていたのだ。でもさっきの雲具合じゃあ…と思ったら、ひょっこり頭を出している。思ったより風が強いようで、進むにつれどんどん雲が晴れて来た。勝負だ。

「撮らせて貰っておいてなんですけど、この季節の富士山って、タダのデカい山ですね」「だね」

道中、何故か軽トラの頭だけを載せているトラックに数回遭遇する。「これ、東名高速の新しいブームだな」「流行りますかね」など、富士山より余程盛り上がる我々。千葉をスタートしてからかれこれ7時間経過しているが、黙っている時間帯はほとんど無い。いや、Indie StreamやTGSの話とか、真面目な話もしてたんですよ。ちょっとは。

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