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2013-05
気が抜けたら体調不良
- 2013-05-04 (土)
- 日常
抱えていた大きな仕事が2つ終わり、一気に楽になった。と同時に、いきなり体調が悪くなった。気が抜けたのか何なのか、寒気と吐き気がする。折角色々やろうと思ったのに、篭りっきりになってしまった。明日明後日のゴールデンウィーク中に回復してくれれば良いんやけど。仕方ないので移植列伝シリーズの動画を見ながら大人しくしている。
MSX-BASICでドルアーガとか
- 2013-05-04 (土)
- 日常
突如TLに現れた衝撃作。どうやらごく最近、一般の人が作って公開したものらしい。以下、解らない人をほっぽり出して書かせて貰う。高速モードを使ってるとはいえ、BASICでどうやって。最初、偽SCREEN2とかでPCG変換でスクロールさせてるのかと思ったけど、8ドット横2色では賄いきれないからSCREEN5か。なおの事処理が重くなるのに、どうやってこのスピードで書き換えながらスクロールさせてるんだろうか。BGMも狂ってる、FM音源の割り込み処理ってBASICで追いつくのか。リストが公開されたら食い入るように見ているだろう。
こちらは当時、MSX1向けにナムコより公式に発売されたドルアーガの塔だ。繰り返すが、公式だ。つい先日、サミエルさんよりその存在を教わり見てみたんだけども、言い訳のしようの無い程度にダメ移植。まあそもそも、MSX1に移植出来た事自体が凄いんだけども。
更なる参考資料として、各PC向けに移植されたドルアーガの塔のまとめ動画を掲載してみた。これを見ていると、いかにファミコンが優れていたかが良く解るだろう。これが14,800円で販売されたんだから、PCゲーム業界はたまったもんじゃなかっただろう。ファミコンから入った人には解らないと思うけれども、この移植、MSX版以外はどれも良く出来てるよ。それぞれのPCのスペックからしたら、良くぞここまでやったなというものばかりだ。やるなあ電波新聞社。
キッチリ折って気持ち良い
- 2013-05-03 (金)
- 日常
去年の暮くらいからオカンとギャーギャー言い合って作った店のパンフ、ようやっと完成。テキスト以外は全部僕がやったんだけども、それなりに気に入っている。折り加工代が勿体なかったので、暇な時にスタッフがコツコツ折る事に。当然僕も折る訳だが、こういう作業嫌いじゃない。前々職でもパンフ作って居り続けてたよなあ。極力キッチリ合わせて折って、出来上がったパンフを綺麗に積むときが一番気持ち良い。学生時代、恩師のM先生に「どんな資料でも、ミリ以下の単位で揃えれば極端に印象が良くなる」と教わったの、今でも続けてますよ。
ボードゲームで罵り合いを
- 2013-05-02 (木)
- 日常
先日ニュースで見かけた、ボードゲーム専門の『カフェ ミープル』さんにお邪魔してきた。前々から気になってたんだけども、PANDAさんがわざわざ遠方から遊びに来るとの事で、A君、デザイナーのKさん、僕が集まった。PANDAさんが京都へ早く来過ぎたので、ウチの店で珈琲をシバいてもらいながら雑談。Canonの単焦点レンズ(何と1万円以下!)の威力を見せて貰い、ヒーヒー言う。
カフェ ミープルさんは出町柳の出町桝形商店街を通り抜けた所、寺町通りにある。商店街を抜けてほんの少し下がった所でKさんが手を振っていた。A君は少し遅れるらしい。店内へ入ると、思ったより広く、大盛況だった。一番奥の、少し隠れた形のテーブル席へ案内してくれたのが、オーナーのネイトさん。元ゲーム業界の方だそうだ。面白い所で面白い人と繋がる。
10分ほど遅れてA君が到着。ホントは知らない人のテーブルへお邪魔して、国際交流をしながらみんなでボードゲームを楽しもうと思ってたんだけれども、満席過ぎてお邪魔しに行くのも難しそうだ。と言う訳で、僕ら4人で遊べるお勧めゲームはありますかとネイトさんに尋ねた所、「あるよー」と持って来てくれたのが『Blokus』だった。
ネイトさんからルールを説明して貰う。上記の手持ちブロックを、一人1個ずつ順番に20x20マスの盤上へ置いていくという陣取りゲームだ。置くときのルールはただ一つ。自分の色のブロックと、斜めに隣接する事。横に隣接する、全く隣接しないというのはダメ。全員が何処にもブロックを置けなくなった時点でゲーム終了。手持ちを全て消費できていれば15点ゲット、消費しきれなかったブロックは1マスにつき1点ロスト。1×1マスのブロックを最後まで残して全消費出来れば+5点のボーナスで20点ゲット。これを何度も繰り返してポイント制で順位を決める訳だ。Amazonの商品ページに超解りやすい説明が掲載されているので、そちらもご覧頂きたい。うーん、こんな単純なルールで熱くなれるか?と半信半疑でゲームスタート。
甘かった。これ熱いわ。斜めにだけくっつけられる、というルールが思いの外深い戦略を生み出している。常に頭を悩ませる、攻めと守りと在庫処分の三つ巴。思いもよらない抜け道や、底意地の悪いブロックなど、一手打つたびに戦況は目まぐるしく展開していく。お試しの1ゲーム目こそ和気あいあいと笑いながらプレイしていたんだけども、2ゲーム目からみんながマジになった。
- PANDAさん「うわ、そこ打つか!?接待プレイとか、そういうの無いの!?」 A君「あ、これ接待やったんや」
- A君「(PANDAさんの進路を断絶しながら)関西へようこそ☆」
- A君「ヤバい…これ、他の人とブロックの交換出来んの?」 PANDAさん「ゲームに政治力を持ち込むな」
- PANDAさん「一番タチ悪いのはAさんだろ」 Kさん「夜になると冴え渡る人だから…」
- A君「誰を蹴落とすか考えないと…」 PANDAさん「タチ悪いな!」 A君「いや、これはね、ゲームですから…現実には絶対出来ないような事を進んですべきで…」
- PANDAさん「むしろ囲碁に近いな」 僕「これ定石ありそうですね」
- PANDAさん「K城に入り込めない…」
- A君「(子犬のような目をしながら)僕の命運は、君の次の手にかかってるんよ」 僕「ここ置いたらA君2ターンで死ぬよね」
- PANDAさん「何でこっちに来るんだよ!帰れよ!」 A君「大好き☆」 PANDAさん「死ねば良いのに…」
- Kさん「うわー性格悪ぅー」 A君「性格悪ぅー」 PANDAさん「お前が言うな!」
手元を隠し、独り言が増え、私腹(自分の絶対的なテリトリー)を肥やし、あからさまな攻撃を行い、汚い言葉を浴びせかける。いい歳こいた大人がヒートアップ。プレイしている内に優先して処分・残すすべきブロックの存在に気付いたりもして、常時頭をフル回転させ続ける頭脳戦だ。滅茶苦茶面白い。あんまり真剣にやるもんだから、通常1プレイ20分程度の筈が40分も消費していた。3戦やって2勝したのは僕だった。ちなみにA君は2回ビリを引いて最下位。あんだけ攻め攻めやったのに。
22時、PANDAさんの終電が怪しくなった所で今日はお開き。横に居た外国人のグループ内に、何と、巨大ショートケーキのGranewtonピクニックへ参加していたスウェーデン人の留学生さんが。ここで会うか。今日はあまり長い時間話す機会が無かったんだけども、次は是非勝負をしてみたい。他のゲームも遊ばないとね。ネイトさん、今日はどうもお邪魔しました。
『シュガー・ラッシュ』を観てきました
- 2013-05-01 (水)
- 日常
-
ゲームカルチャーに対するディズニーの本気映画「シュガー・ラッシュ」 (GAME Watch)
http://game.watch.impress.co.jp/docs/interview/20130215_587646.html
『シュガー・ラッシュ』を観てきた。僕にとっては初めてのディズニー映画で、映画館へ来るのは2005年以来だから8年振りか。そんな経ってたのね。
結論から言うと、駄菓子屋ゲーセン直撃世代は絶対観たほうが良いと断言出来るくらい良い映画だった。そもそも周りのゲーム人たちが絶賛してたのもあって観に来たんやけどね。のっけからかなりコアなネタ連発で、これ元ネタ知らん人のほうが圧倒的に多いやろというのも沢山あった(アステロイド、センティピード、Qバート、タッパー…)。大きい映画館のスクリーン一杯に表示されるドット絵やゲームキャラ。僕にとっては夢のような世界で、嬉しさを隠しきれなくなった。創作部分も細部に渡って世界観を保っていて、良くぞここまでやってくれたなと。ホントにちゃんとゲームの事を見てくれてたんやなと。参考に、当時のQバート動画を掲載。声、そのまんまサンプリングしたのね。笑った。
もう少し踏み込んで話したいんだけども、どれ書いてもネタバレになりそうで怖い。ゲームが中心になった話なのは間違い無いんだけども、ストーリーの方もかなり練られてて、終盤で何度もあっと言わされた。全部を理解しようとすると、小さいお子さんにはちょっと難しいかもしれない。あと、ゲームセンター自体の設定に無茶があるんだけど、そこはそれ、映画ですので。他にも細かいツッコミや微妙な訳など言い始めたらキリが無いんだけども、それを忘れてしまうくらい面白い。笑える。泣ける。ラストシーンはもう、言葉が出ない。その後のスタッフロールも徹底していた。作ってる人、ホント良く解ってらっしゃる。
山寺宏一さんがラルフの声をやるとの事で、声の野太さとかどうなんかなと思ったけど、思った以上にシックリ来て良かった。ヒロインである少女ヴァネロペの声は若干14歳(!)の諸星すみれさん、これまたシックリ来ていた。個人的には原作の英語版よりシックリ来て二重の驚き。やるなあ、劇団ひまわり。あと、パックマンのグズタの声が渋くて笑った。あの悪役会の中じゃ一番の最古参やもんね(1980年)。ちなみにFix-it Felix JR.のリリースは1982年という設定だそうだ。
惜しいなと思ったのは、既存のゲームキャラが活躍するシーンが少ない事と、もうちょっと長いこと観ていたかったという事くらいか。あと30分くらい長くても良かったんじゃないかな(全108分)。もし続編があるとするならば、ここだけクリアして頂ければもう平伏いたします後はDVDかブルーレイを買って、セントラルステーションにどれだけゲームキャラが居るかをチェックしてみたい。
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