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『シュガー・ラッシュ』を観てきました

  • 2013-05-01 (水) 0:30
  • 日常

『シュガー・ラッシュ』を観てきた。僕にとっては初めてのディズニー映画で、映画館へ来るのは2005年以来だから8年振りか。そんな経ってたのね。

結論から言うと、駄菓子屋ゲーセン直撃世代は絶対観たほうが良いと断言出来るくらい良い映画だった。そもそも周りのゲーム人たちが絶賛してたのもあって観に来たんやけどね。のっけからかなりコアなネタ連発で、これ元ネタ知らん人のほうが圧倒的に多いやろというのも沢山あった(アステロイド、センティピード、Qバート、タッパー…)。大きい映画館のスクリーン一杯に表示されるドット絵やゲームキャラ。僕にとっては夢のような世界で、嬉しさを隠しきれなくなった。創作部分も細部に渡って世界観を保っていて、良くぞここまでやってくれたなと。ホントにちゃんとゲームの事を見てくれてたんやなと。参考に、当時のQバート動画を掲載。声、そのまんまサンプリングしたのね。笑った。

もう少し踏み込んで話したいんだけども、どれ書いてもネタバレになりそうで怖い。ゲームが中心になった話なのは間違い無いんだけども、ストーリーの方もかなり練られてて、終盤で何度もあっと言わされた。全部を理解しようとすると、小さいお子さんにはちょっと難しいかもしれない。あと、ゲームセンター自体の設定に無茶があるんだけど、そこはそれ、映画ですので。他にも細かいツッコミや微妙な訳など言い始めたらキリが無いんだけども、それを忘れてしまうくらい面白い。笑える。泣ける。ラストシーンはもう、言葉が出ない。その後のスタッフロールも徹底していた。作ってる人、ホント良く解ってらっしゃる。

山寺宏一さんがラルフの声をやるとの事で、声の野太さとかどうなんかなと思ったけど、思った以上にシックリ来て良かった。ヒロインである少女ヴァネロペの声は若干14歳(!)の諸星すみれさん、これまたシックリ来ていた。個人的には原作の英語版よりシックリ来て二重の驚き。やるなあ、劇団ひまわり。あと、パックマンのグズタの声が渋くて笑った。あの悪役会の中じゃ一番の最古参やもんね(1980年)。ちなみにFix-it Felix JR.のリリースは1982年という設定だそうだ。

惜しいなと思ったのは、既存のゲームキャラが活躍するシーンが少ない事と、もうちょっと長いこと観ていたかったという事くらいか。あと30分くらい長くても良かったんじゃないかな(全108分)。もし続編があるとするならば、ここだけクリアして頂ければもう平伏いたします後はDVDかブルーレイを買って、セントラルステーションにどれだけゲームキャラが居るかをチェックしてみたい。

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