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2012-02

身に覚えのない二日酔い

人生始まって以来の二日酔いに遭遇。寝床から動けない。酷い吐き気、寒気、眩暈。最初、風邪を疑ったが、頭ん中が明らかにアルコールくさい。と言っても、昨日飲んだのはジンジャーエールの酎ハイ2杯に、PANDAさんに頂いた熱燗をちょっと。それだけで、ここまで酷い事になるか。3年前の大晦日に酷い酩酊状態になったが、次の日は軽く頭が痛い程度だった。おかしい。心当たりが無いぞ。9時に一度起きて、すぐにまた床に入って、気が付いたら13時前。吐き気は幾分治まっていた。ホンマに何やこれ。

ボロボロの状態の日に限って来客はあるもので、14時にスイスのお茶人Mさん、15時にスーパーのKが来訪。Mさんのほうは打ち合わせだったので、必死に頭を動かして切り抜け、Kのほうは暇つぶしに来たみたいだったので椅子に座って何とか過ごした。胃が気持ち悪いので、とにかくお茶飲んで、多方面から頂いたチョコを食べる。負けじとKもチョコを食べる。夜になる頃には、随分マシになっていた。年々酒に弱くなっているとはいえ、このレベルのが度々来たら、怖くて酒も飲めんぞ。

それでも豚足を選ぶ

夜にA君から入電。「今からNIGOROの二人と豚足食べに行くんやけど」と誘われたので、バスで西院へ向かった。豚足を出す『秋吉 河原町店』が定休日やったから、わざわざ西院店へ向かったという根性具合。A君の豚足にかける情熱はホンモノだ。まあ、年末に食べ損ねたしなあ。豚足と聞いて、電話越しにPANDAさんとならむらさんが爆笑していた。

少し遅れて現場へ到着してみたら、A君から「ゴメン、豚足の在庫が1個しかなくて、もう食べちゃった」という衝撃発言。まさかの僕だけ豚足お預け。それはともかく、昨年11月以来の再会だ。正直、ついこの前会ったような感覚だ。大阪と京都で仕事があったそうで、その後に呼んで貰った形になる。有難い話だ。

期せず盛り上がったのが、iPhone版『あざらし』の話。PANDAさんもならむらさんも所持していて、お互い息子や娘にも遊ばせているそうだが、カンヅメだらけになったPANDAさんは「子供には難易度高いよ」と苦笑し、ならむらさんは「このゲームはオッサン殺し(反射神経的に)」と評価していた。それぞれのリザルトを見るだけでも、点数の分布で色々解る。ならむらさんはかなりプレイスタイルを研究したようで、開発中の僕らと同じようなスタイルを順にとっていて笑った。やっぱみんな、同じ道を通るのか。


また、丁度クライマックスを迎えようとしていた『LA-MULANA』の実況プレイについても盛り上がった。プレーヤーが凶悪なトラップに引っかかっても、「ならむらさんだから」という免罪符が出来つつある事に、「そうか、やって良いのか」とニヤニヤされていた。トラップについては相当調整を重ねたそうで、「いかに自然に誘い込んでキメるか」を常時考えていたとの事。あと、どのトラップにも元ネタがあるそうだ(「スプラッターハウスのポルターガイスト」と聞いて鳥肌が立った)。また、『地獄パンチ』の秘密も聞かせて貰って、「実装するのが楽しみで楽しみで仕方なかった」等、涙が出るほど笑った。A君に対しても、「ホントは可愛いキャラに鬼畜な事やらせたいんだろう?」「一番やりたかったのは全滅エンドだろう?」「作ろう、えげつないトラップ」と危ない誘いをかけていた。PANDAさん曰く、「脳天にダーツ突き刺す『あざらし』作ったんだから、出来る」とも。

それ以外にも、真面目な話を沢山した。業界の話、国内と国外の話、プラットフォームの話。日本における『インディーズ』の大変さなども沢山聞いた。これからどう戦っていくべきかという話に熱が入る。日本ではなかなか『インディーズ』という土壌が育たないので、これを何とかしたい…というのが全員一致の意見だった。いや、僕は開発者でも何でも無いんですけどもね。でも、インディーズ、もっと盛り上がって欲しいです。

面白い話、マジメな話、ヤバい話も含めて3時間ちょっと。ならむらさんの終電でお開きに。その後、A君と二人で喫茶店に入ってまたもゲーム話。それも、僕の考えたネタの話を。

爪のお手入れ始めました

ネイリストのYさんから「モニターになって貰えませんか?」との要請があり、何故かネイルケアをする事になってしまった。先日、横について説明を聞きながら撮影してたけど、いざ自分がやるとなると、よう解らん気持ちになる。ともあれ13時より、人生初のネイルケアがスタート。

まずはオイルで綺麗に爪を磨いて貰う。この時点で解った事。これ、すんごい気持ち良い。人に爪を触られるのがこれほど気持ち良いとは思わんかった。開始5分と経たずに寝そうになる僕。そのまま、爪の付け根の薄皮をふやかし、浮き上がらせ、ニッパーで綺麗に整えながらカット。右手からやって貰ったのだが、未処理の左手と比べると別人のような具合になっている。何だこのセクシー具合は。

次に解った事。爪をじっと見られるのは恥ずかしい。特に僕みたいに、適当にしか爪の手入れをしていない人は、あまりの汚さ具合に勘弁して下さいと泣きそうになると思う。ピアノを弾くので普段から爪は短めにしているのだが、もっぱらカットはハサミでやってまして(綺麗に丸く切れるから)。嗚呼もうホントスイマセン、見ないで。見ないで下さい。

羞恥心と眠気に交互に襲われながら、1時間半ほどで両手の爪がキレイキレイに。お手入れ用のオイルまで預かってしまい、次回は2週間後に再度お手入れをする事に。期せず女子力アップ。僕の明日はどっちだ。

オッサン、バレンタイン商品を買いに行くの巻

餡子のHから入電があり、「進々堂で限定販売されてるバレンタイン用シュトーレンチョコ買って送って」というミッションを課せられた。えええ、まあ良いけども…と思いながら外へ出たら土砂降りですよ。カッパを着て原チャで進々堂へ。予定通り購入出来たのはええけど、『平日の午前中』『大男でオッサン』が『バレンタイン用商品』買いに行くんはどうなんよと。後で絶対噂になってるわ。別にええけども。念の為、僕は健全な異性愛者なので。

『七回死んだ男』を読みました

とても面白かった。読了感が爽やかで素晴らしい。主人公は平凡な高校生なのだが、年に数回、同じ日を9回繰り返してしまうという謎の体質を持っている。そんな少年が出会った、新年会での殺人事件…最初はサスペンスかと思いきや、ループを重ねるごとにシュールギャグのような様相を呈し、そして…いわゆる『ループもの』の話なのだが、登場人物全員が濃くてユニークなのもあって、ループが起こる度に様々な表情を見せてくれるのが面白い。ドタバタしながらも、ちゃんとオチに向かっていくというのも流石。個人的には2か所『やられた』と思う箇所があった。お勧めしたい一冊です。

一日店長を通じて

オカンが帰って来てしばらくになる。歩くスピードは半分以下、足の曲げ伸ばしにも時間がかかるオカンだが、その存在は大きい。相変わらず土日は僕も喫茶店に立っているのだが、オーダーも掃除も接客も、圧倒的に楽になった。お客さんごとの細かいオーダーも忘れる事無く、何でもソツ無くこなしてしまう。ホントに3か月もブランクがあったのかという気の配りようだ。店の雰囲気も明るくなり、お客さん達も喜んでくれている。

この3か月間、僕も週5でカウンターに立ち続けた訳だが、良い勉強になった。学生時代から接客のバイトをしていた事もあって、それほど苦も無くやっていたつもりだが、改めてオカンの立ち回りを見ていると自分がまだまだ甘いという事を思い知らされる。僕は、安定感に欠ける。技術的な面でも、精神的な面でも、自分が想像していたよりずっと起伏が激しい人間だった。どうすればもっと安定するのかを、もっと考えていかなければならない。

人を選び過ぎるテトリス

解る人にだけ解る、とんでもないテトリス。ちょっと遊んでみたけど、元のブロックをイメージするのに物凄く頭を使う。落ち着いて考えれば想像出来るんだけども、これをリアルタイムにやられると一瞬でパニックに。要は全部Fで埋めていけば良いんだけども…

Sさん無双

喫茶店に立ってたら、常連のSさん、オカン、落語家のKさんの順にご来店。まあ酷かった。常連のSさんが次々繰り出す危ないネタに、プロの落語家であるKさんもタジタジ。また、Sさんが『小枝不動産』に出演していたのを偶然Kさんが見ていたそうで、「あー、あの人か!」と妙な納得をしていた。店内は大変な笑いに包まれ、僕は早々に体力を使い果たした。Sさん、無茶苦茶過ぎる。とても70代とは思えん。ここに若い女の人でも来てたら、どうなってた事か。

水も滴る良いスコティッシュフォールド


見てるだけで和む。『無修正AV(アニマルビデオ)入浴シーン』とはよく言ったもので。

インド料理屋で人生相談

A君からお誘いがあったので、インド料理屋へ行く。まだランチタイムが残っていたようで、いつものコンセント席はまだ使えない。取り敢えずチャイでも飲んで落ち着こうと思ったら、スタッフさんが気を効かせてそばぼうろをくれた。「チャイに浸して食べると、凄い美味しいですよ!」との事。あれま、ホントに美味しい。誰がこんな組み合わせ思い付いたんですか、と尋ねたら、スタッフさんがどや顔をした。聞けば誕生日でもあったそうで、おめでとうございます。

席が空いたのでいつもの場所へ。今日は専らペンを動かして、イメージ作り。デモを触りながら、導入やストーリーについて相談を受ける。そこへ、隣のテーブルにランチを食べに親子3世代さんがやって来た。スタッフさんからの紹介(「彼らゲーム作ってるんですよ」、いやいや僕は作ってないです)で、何故かいきなり人生相談が始まった。聞けば小学1年のお子さんが尖った才能を持っているそうで、これからどう伸ばしてやれば良いのか悩んでいるとの事。色々話した結果、強制するのではなく、色んな物事を体験させてあげて下さいという事になった。

再びA君と開発の話。色々こねくり回しながら、ちょっと面白そうな案が飛び出した。案をまとめながら、「2Dのジャンプアクションって、やっぱ面白いよなあ…」と呟いていた。僕は『アトランチスの謎』のジャンプが大好きなのだが、A君は納得がいかないらしい。「そもそもあの武器も、敵を倒せるようになってないやん!敷居高い!」とキレたので、このゲームは先読みしてナンボやと言う話に。結局、「『バーガータイム』的な敷居の高い操作感が…」という、ゲームの例えをゲームでするという状況に陥った。解る人にしかわからない話。

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