Home > Archives > 2011-02-16

2011-02-16

11年間で4度の不意打ち

このパッケージっすよ。

その昔、卒業旅行で学生2,000人でアメリカへ行った時。地元の友人達にお土産をと、免税ショップで色々見ていて出会った、何だかアメリカっぽい雰囲気あるチョコ。価格帯も安定しているではないか。喜び勇んで幾つか購入し、家族にもプレゼントする事にした。沢山の荷物を抱えて10日振りに日本へ帰国、やはり地元の空気は上手い。散歩がてらに近所のスーパーへ行った。お土産コーナーのカウンターの上に、同じチョコが同じ価格帯で販売されていた。2000年の、寒い冬の出来事だ。

それから5年、スーパーのKが結婚した。挙式はグアムで上げるとの事で、適当に土産を買ってきてくれやと頼んだ。手元に届いたのは、このチョコだった。その後、近所のスーパーへ連れていった事は言う間でもない。

更にそれから6年後、2011年2月13日。スイス人の御茶人Mさんの奥さんからバレンタインチョコレートを頂いた。驚愕、3度僕の目の前に現れたこのチョコレート。しかもホワイトとブラウンという新しいラインナップまで加わっているではないか。パッケージが違ったので、封を開けた瞬間に驚いて後ずさった。

衝撃の事実。

そして昨日、2月15日。台湾から小包が届いた。台湾のTさんからだ。今日になってから封を開けてみたら、そこにはバレンタインチョコと言う名の奴が潜んでいた。しかも背面の説明書きはちゃんと現地の言葉になっている。何より一番驚いたのは、原産国がイタリアだったという事実だ。11年間、ずっとアメリカのチョコだと思っていたのに。どういう事だこれは。

これだけ書いたから、さぞトラウマなのだろうと思う方も多いだろうが、実はこのチョコ、凄く美味しい。大好物だったりする。クラッシュナッツとウエハースが内包されている、素晴らしい食感のチョコレート。11年経っても変わらない味、『ferrero rocher(フェレロ ロシェ)』。皆さんも近所のスーパーでお探しあれ。

来客デー(3) バーテンダーのKさん

丁度キリが良いと言う事で、バーテンダーのKさんと入れ替わりにフルートのKさんが帰られた。「3月にやるライブに飛び入りしてくれる?」という恐ろしいセリフを残して。

手前味噌ですが。

事務所に戻り、打ち合わせ開始。残りの作業は、名刺とショップカードとサイト。DMは先日12日納期で発注して、3日で手元に着いた。Kさんから「もう届いたんですけど」とメールが来た時、何が届いたのか理解出来なかった。そんなバカな。

かくして届いたDMは、ちょっと良い紙を使った事もあって、抜群の雰囲気を醸し出している。自分が作ったDMの中では、過去最高の出来だ。Kさんそっちのけで一人で大興奮、とても自分が作ったものとは思えない。事ある毎にニヤニヤしてKさんを引かせてしまった。

続け様に名刺とショップカードの打ち合わせ。大体は出来ていたのだが、細部の調整を画面を見ながら話し合った。やっぱり顔を突き合わせて話をすると早い。あっさり出来上がってしまった。いちいち来てもらうのは気が引けるのだが、結果そのほうが格段に仕事が早い。

気が付いたら18時になっていた。実は、まだ昼飯を食べていない。

来客デー(2) フルートのKさん

あまりの出来事に言葉が出ない。まさか、フルートのKさんが来てくれるとは。随分前にショップカードは渡していたが、何の前兆もなく来てくれたので、嬉しさより驚愕が先に勝った。

丁度時間も良いという事で、ここでP社のTさんがお帰りに。そのままKさんを接客する。フルートのKさんは、いつもジャズバーでセッションをやっているアマチュアジャズ仲間だ。同年代という事もあって、いつもヒイヒイ言いながら切磋琢磨している、良きライバルだ。音楽歴はKさんのほうが長いが、ジャズ歴は僕の方が長い。でも、彼女のほうがアドリブが上手いというこの事実。嗚呼。

Kさんはどうやらこの近くでフルートのレッスンを受けているそうで、「よく考えたら帰り道やん」と寄ってくれたそうだ。結構前からこの辺りには通ってたのに、全く気付いていなかったらしい。お昼がまだだったという事で、ジャズバーの常連さんが勧めてくれたメニューを注文してくれた。大好評。どうやら町家も好きだったらしく、かなりテンションが高かったKさん。喜んでもらえて何より。

フルートと言えば、先日の貴金属楽器。木管のNさんから聞いた、『プラチナのフルート』の話をしてみたら、やっぱり知っていた。フルート奏者にとっては常識なようだ。それはそうと、Kさんの獲物も確かそこそこの貴金属じゃなかったっけ?と聞いてみたら、そこそこシャレになってない話を聞かせてくれた。恐るべし、フルート。

その後、『趣味』という括りについてディスカッション。僕らがやっている事って、『趣味』の範疇になるんやろうか、と。日々練習に時間を割き、演奏ごとに頭を悩ませ、凹む事ばっかりのジャムセッション。これは『趣味』なんだろうか。『趣味』というと、何となく道楽っぽく聞こえるのは気のせいか。だもんで、僕は人に『ジャズが趣味なんですか』と聞かれると、返答に困る。僕にとってジャズは『自己鍛錬』であり『根性試し』じゃないのかな、と思う。何となくだが、そう思う。

ついでに事務所も見て貰って、やたら鍵盤が重い事で定評のあるクラビノーバを触って貰った。「うわ」って言われた。ピアノ経験者はことごとく一歩引くドラゴンボール御用達電子ピアノ。ご興味のある方はご一報を。

等と1時間半ほど盛り上がっていたら、バーテンダーのKさんから入電。今から打ち合わせ出来ませんかとの事だった。何だ、今日は一体どうなってる。

来客デー(1) P社のTさん

お昼からP社のTさんが注文書を持って来て下さった。ついでにお借りしていたクライアントの資料を返却、その流れで喫茶店にてお昼を食べて貰った。

前にも書いたかもしれないが、僕がメシを食えているのはTさんのお陰による部分が大きい。いつも申し訳ない位良くして頂いている。まさか放出での出会いから、ここまでのお付き合いになるとは想像もしなかった。仕事だけではなく、会計や税務の知識や人脈も豊富で、こちらでもホントにお世話になってしまって頭が上がらない。今度鍋を食べにお邪魔する予定だ。

それにしてもTさんの周りの人達が面白過ぎる。いや、Tさん自体も相当面白いのだが、『愉快な仲間たち』という言葉がこれだけピッタリくるのも珍しいくらい、バリエーション豊かな人材を取り揃えている。それでいてキレ者ばかりなんだから世の中面白い。

そのまま勢い余って2時間くらい喋ってたら、不意に肩を叩かれた。フルートのKさんだった。

Home > Archives > 2011-02-16

Search
Feeds
Meta

Return to page top