Home > Archives > 2010-04-07

2010-04-07

上手くなり下手になった

太った。

今年最初の発表会。ここの所、練習量が少なくなりがちだったので不安もあったが、後はなるようになるわと事務所を飛び出した。今回の曲は『Blue Moon』。それほど難しい曲ではない。店に入った時にはちょうどトップバッターのOさんが始める所だった。緊張しながらサンドイッチ等を食べまくる。

程無く自分の番となったが、その頃には緊張は無くなっていた。いつもなら椅子に座ってからハラを決めるのだが、今日は何故だかかなり余裕があった。いつもより調子が悪かったのに。弾き始めてすぐに気付いた。熱さが無い。淡々とし過ぎている。本番では味わった事の無い感覚だった。流石にちょっとマズいと思い、2コーラス目から少し冒険し始め、熱を取り戻したのだが。以下、今日の感想。

  • ロングフレーズのコツ
    ロングフレーズをよく聴いてみると、実際には幾つかのフレーズを上手く繋げている事が解る。ここの処理さえ上手く出来れば無理なくロングフレーズが作れるし、ダレるような事も無いし、聴き手にもおおっと思わせる事が出来る。セッション中にその事に気が付いた。
  • 3連から16分フレーズ
    今日一番驚いたのが、16分フレーズがサラッと出た事だった。それも意識してではなく、無意識の内にダララララと飛び出した。破綻せずに長い16分フレーズを出せたのは、これが初めてかもしれない。後は占めのバッキングが出来れば、強力な武器になる。
  • エンディングがマシに
    と言っても、単純にIIIm7→VI7→IIm7→V7を回すだけだが。前に比べれば格段にフレージングの幅が広がったし、今日はオチもしっかり付けられた。これ以外のエンディングも出来るようにならねば。
  • テンポ250
    発表会後のセッションで『St.Thomas』を弾いたのだが、何となくベースのA君に釣られて弾き始めたらとんでもない速さ。後で計ったら250くらいだった。今まで200を超えて演奏した事はほとんど無かったが、驚いた事にこのテンポでも僕は破綻しなかった。それどころか、マトモに弾けていた。何故弾けたのか、自分でも理解出来ない。
  • 左手が酷い
    いつにも増して、今日は左手が腐っていた。悉くコードを外し、右手の邪魔しかしていなかった。僕の悪い癖である『楽譜を一切見ない』『フィーリングだけに頼る』演奏をし続けて、左手(コード)に対する意識がかなり低くなっていたのが原因だろう。恥だ。徹底的に鍛え直す必要がある。
  • 歌えるのに弾けない
    出番待ちの時なんかに、他の人の演奏を聴きながらフレーズを歌ったりするのだが、正直本番よりもずっと良いフレーズが生まれまくる。と言うより、頭の中で流れているフレーズを演奏する事が出来ない。何故か。歌った音の、音階が解らないからだ。全音は問題無いが、半音がちっとも解らない。これに関しては、訓練するしか無いのだろう。
  • 気付くと一人の世界に
    油断すると、すぐに一人だけの世界に入ってしまって周りを見なくなってしまう。結果、様々なフォローや流れを台無しにしてしまう場面が多々発生。原因は、練習を一人でやっているから。単純にセッション形式の練習を怠っているからだろう。店に通い詰めるしかない。

今日の内容としては、右手は上手くなり、左手は下手になった、という感じだった。トータル的なバランスは当然悪く、個人的には前回の発表会より質が落ちたように感じた。なさけない話だ。仕事を言い訳にせず練習を重ねて、もう少しマシなピアノが弾けるようにならなければ。今週リベンジする機会があるので、ちょっと気合を入れる事にする。

そう言えば、常連の皆さんから「タッチが柔らかくなった」と言われた。確かにここの所、指が痛いと感じた事は少ない(=力が入っていない)。これが良い事なのか悪い事なのかは解らないが、原因は恐らく事務所にピアノを置いたからだと思う。セッティングが少し変わったのだ。

謎のゲーム機現る

思わず声を上げた。画面回転とかスキャン機能とか、とても良いアイディアだ。やってくれたな。

実体があるもの・無いもの

楽曲を支えているのは、曲や詩だけではない。PVは勿論、ジャケットや記録媒体(レコード、テープ、CD…)自体も、知らず知らずリスナーに影響を与えているのではないか。音楽には実体が無い。だからこそ、実体があるものの果たす役割も大きいのではないか。データばかりを扱っていると、『ものを手にする』という充実感を忘れがちになりそうだ。想像力(創造力)が逞しければ、実体は必要ないのかもしれないが。

WiMAXと液晶と

夕方、型染和紙職人のA理事が来て下さった。DELLのmini9とUQ WiMAXを携えて。

以前にその威力を知って食指が動いたWiMAXだが、実際に何処でどの程度速度が出るのかを記したサービスを発見した。『実測地点表示』というのがそうだ。これを見ている限り、どうやら京都では、良い場所なら下り13Mくらいまでは出るらしい。何故か大阪梅田では8Mくらいが上限。ひょっとして高層ビルの影響か?

実際にA理事のMini9を使って、僕の事務所でテストした所、gooスピードテストで8Mを叩き出した。僕が使っているADSLとほぼ同速ではないか。常時接続なら4,480円/月だそうだ。電話回線を持っていなければ、ADSLよりこちらを選んだと思う。特別な手続きをせず、出先で気軽にネットが出来るというのは相当大きいのだ。

また、A理事は、僕の使っている液晶を気に入って(EIZO FlexScan S1921)、EIZOのFORISを購入してしまったそうだ。24インチ、フルHD(1920×1200)。何という羨ましさ。IllustratorやPhotoshopを使うならば、画面の広さ=作業効率の良さという公式が成り立つ為、僕も早いところ大きな液晶に乗り換えたいのだが。先立つものが。

享年、37歳



『キムタク』と言えば、野球ファンならば誰もが彼の事を思い浮かべるだろう。木村拓也。日本ハムに俊足強肩のキャッチャーとしてドラフト外で入団し、広島へ移籍。内外野どこでも守れる貴重なユーティリティプレーヤーとして長く1軍で活躍し、アテネオリンピックでも活躍、銅メダルを持ち帰った。晩年に巨人へトレード移籍、そこでもユーティリティプレーヤーとして大車輪の活躍を見せ、リーグ優勝や日本一にも貢献。昨年現役を引退し、巨人のコーチとしてこれから若手を育てる、筈だった。

僕は2003年から野球中継を見るようになったのだが、当時の広島は足の速い選手が多く、ガンガン走ってくるチームとして印象深かった。勿論キムタクもその一人で、名前の覚えやすさもあってずっと印象に残っていた(僕は『守備の名手』とか『名脇役』という言葉に弱い)。一応阪神贔屓なので、巨人へ移籍した時は飼い殺しにされるのではと嘆いたものだが、名脇役は輝きを失わなかった。誰からも愛された、本当に良い選手だった。

享年、37歳。そんな馬鹿な。

現役時代を良く知り、好きだった選手だけに、ショックが大き過ぎる。しばらく何も手が付かなかった。ずっと野球系のRSSを追い続け、回復を祈っていたのだが、何で、こんな事に。悲しい。凄く悲しい。言葉も無い。ニコニコのタグにもあったのだが、『天国へ野球をしにいった男』として、どうかそっちでも名選手であり続けて欲しい。

10 :風吹けば名無し[]:2010/04/07(水) 08:11:01.20 ID:mdVjqe19
津田「ちょwはえーよw」
キムタク「津田さんには言われたくないっすよwww」

Home > Archives > 2010-04-07

Search
Feeds
Meta

Return to page top