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管楽器乱舞

  • 2011-06-11 (土) 0:40
  • 日常

ちょっと懐かしい。

バイオリニストのYちゃんに誘われて、コンサートに行ってきた。場所は三条商店街から西へ出たところにある、『ART COMPLEX 1928』。3年前はスタッフとして訪れた小ホールだ。ここへ来たのもそれ以来、ちょっと懐かしい。

今日のコンサートは、アンサンブル・リュネットの『魔笛×邪笛』。フルートの4重奏という珍しいクインテットで、何本ものフルートを持ちかえながらの演奏を披露してくれる。前半は表題の通り、モーツァルトの『魔笛』を編曲したクラシックだった。基本的には真面目なのだが、ちょくちょく遊びが入る。ここまでは普通だった。

後半に入る前に、舞台上の衝立が外された。後ろに並ぶ、木魚、エレキギター、カホンクイーカディジリドゥヴィブラスラップ、銅鑼、大正琴に鍵盤ハーモニカ…何をする気だ、と思ったら、前半の『魔笛』を思いっきりアレンジしたオペレッタ『邪笛』がスタート。衣装は和風。ノリも和風。プロジェクタも使ってやりたい放題。ホール内の老若男女、大爆笑。クラシックの素養がある人は、更に激しい笑い方をしていた。今更ながらに気付いたのだが、やはり主役は笛だったのではないか。『ま笛(敢えて漢字では無い)』なんかはユニットの象徴でもあるような気がする。

暗いけど頑張って撮影。

一頻り大笑いしてから、外の喫茶店でお茶をする。舞台が始まる前までは気付かなかったのだが、Yちゃんが引き連れていたお客さんは全部で5人だった。ちゃんと最初に紹介してよう、まさか後ろの席に座ってる人まで身内だったとは。その後、デザイナーのYさん、ピアノのIさんと専門的な話をガッツリさせて貰う。特にYさんからは、DTPの基礎について根掘り葉掘り聞きまくり。こんな機会は滅多に無いのだから。総じて収穫の多い1日だった。

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