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真面目人間からの脱却

  • 2011-02-13 (日) 0:40
  • 時事

真面目過ぎる人間ほど鬱になる、というのは間違い無く本当だ。真面目過ぎる人は、考えても仕方が無い事を悩み、要らぬ部分まで責任をしょい込み、場合によっては融通の利かなさから人が離れ、自ら社会的に孤立してしまう事もある。

昔は僕もそうだった。何をやっても自信が持てず、どうしようもないくらい小さい事でくよくよ悩み、一人で頭を抱えたりするなんてのはしょっちゅうで、自分が生きている意味を考えたりした事もあった。今からは想像も出来ない話だ。

世の中は、もっといい加減に出来ている。もう少し言えば、『良い加減』に出来ている。適当で良いのだ。躍起になって頑張るより、適当なほうが結果が出易い。努力も必要だけど、抜く事も必要だという事が解った時、スッと肩の力が抜けた。余裕が生まれ、自然体になれたのだと思う。必要な時に必要な力を出し、後はゆったり構える。物事を一つの視点ではなく、沢山の方向から見つめる。それが今の僕のスタイルだ。

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