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成長したクリスマスソング

  • 2010-12-23 (木) 0:35
  • 鍛錬

演奏中の写真はまた後日。

今年最後のジャズバー発表会。やる曲はちょっと前から決めていたのだが、お店にこの曲の楽譜が無いので初見でやって貰えるかどうか解らず、予備の曲も用意した。本番30分前くらいに、急いでIllustratorにて制作、自分でリハーモナイズしたので、正直合ってるかどうか自信がない。

お店について、すぐにベーシストのS君に楽譜を見せるとOKが出た。おお、これでようやっと念願だった『santa claus is coming to town』がやれる。1年でこの時期にしか演奏する事が許されない(と言う訳でもないか)シーズン限定の曲。リハーモナイズの参考にしたのは、Oscar Petersonの演奏だったのだが、多分ちょっと違う。キーはFで、以下の様なコード進行だ。

F D7 | Gm B♭m | Am D7 | Gm B♭7
Am D7 | Gm C7 | G♭| Gm C7

F D7 | Gm B♭m | Am D7 | Gm B♭7
Am D7 | Gm C7 | F | F

Cm F7 | B♭| Cm F7 | B♭
Dm G7 | C | Dm G7 | Gm C7

F D7 | Gm B♭m | Am D7 | Gm B♭7
Am D7 | Gm C7 | G♭| Gm C7

で、実際やってみたら、これが思いの外ハマってくれた。すんごい楽しい。部分的な転調が多いので、普通のバージョンを聴きなれている人には相当新鮮な筈だ。テーマを弾いてるだけでもテンションが上がる。その分アドリブは難しくなるのだが。

で、演奏の内容は、まあトチったけどこんなもんでしょう、という感じ。即席の割にはまあ何とかなったかなあと。後はもう少し転調への理解を深めて、自由に歩き回れるようになれば、来年のクリスマスくらいにはウハウハだ。何がウハウハなのかは自分でも解らないのだが。

ついでにセッションで、予備曲だった『A night in tunisia』もやらせてもらった。こっちは結構簡単な曲なので、適当に適当に楽しませて貰った。一時期に比べて、僕にも随分と余裕が出来てきた気がする。後はフレージングをもっともっと進化させていくのと、左手の特訓だ。何より今日、一番嬉しかったのはリズムが安定していた事だった。

余談だが、この『santa claus is coming to town』、最初に弾いたのは確か4年くらい前、バレエのAちゃんの結婚パーティーだった。僕がジャズバー以外で、不特定多数の人前で演奏した、初めての曲でもある。当時はアドリブまではやれなかったのだが、今日の演奏でハッキリと成長を実感出来た。僕、マシになってきてる。

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