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台湾と日本のカルチャーショック

  • 2010-12-13 (月) 0:35
  • 日常

先日喫茶店にご来店いただいた、台湾のTさんとメール友達になった。数日に1回くらいのやり取りだが、外国の人とやり取りをするのは楽しい。Tさんは日本語学校に通っていただけあって、かなり日本語が流暢だ。外国の人からしたら、日本語ってかなりハードルが高いんだろうなあと思う。まあ、僕らからしたら北京語(台湾の北京語は中国のそれとまた異なるらしい)も相当ハードルが高いのだが。

折角なので、日本語をチェックして添削をしているのだが、改めて自分がフィーリングだけで会話をしている事を感じさせられた。正直な話、国語の文法の成績は最悪だった。こうやって毎日日記を書いてはいるのだが、何もかもがフィーリングのみで、述語、助詞、慣用句とか言われてもピンと来ない。日本語を教える先生としては最悪の人選ではないか。

そもそも僕の文章や会話は、『気持ち良さ』だけを念頭に置いて無意識化でルーリングされ、発せられている。自分の中でいくつかの不文律があって、それを元に全てアドリブで組み立てられているのだ。『てにをは』の説明なんて、どうすりゃ良いんだと思いながら、何とか説明を続けている。これはこれで、かなり勉強になる。教えていて気付いたのだが、日本語って、ひょっとして例外が多くないか。

Tさんはとても良い人で、僕が質問しまくっている台湾の事柄を丁寧に答えてくれている。Tさんは所謂『哈日族』で、日本の漫画やドラマにかなり明るい。どうやらネットが無い時代から、PCで日本語版の三国志までやっていたそうだ。中国の歴史が日本でゲーム化されて、それを台湾の人がプレーするという。何だか面白い。

日本には半年近く(1年だそうだ、失礼しました)滞在していたようだが、やはりカルチャーショックも多かったそうだ。一番のショックは野菜の値段だとか。ただでさえ高いのに、今年は更に高騰したからなあ…気の毒に。聞けば台湾の野菜は、日本の1/3くらいの値段で取引されているらしい。レートが違うとはいえ、羨ましい。あと、日本は寒いという話も。僕のバカさ加減をひけらかすようで申し訳無いが、台湾が沖縄より南にある事を初めて知った。もうちょっと上のほうにあるもんだと。

あと、苗字の話も興味深かった。台湾や中国では、性は1文字で名が2文字だと思っていたのだが、少数だが性が2文字だったり、名が1文字だったりする人も居るらしい。調べてみたら、台湾出身の歌手『欧陽菲菲』は本名だった。性が2文字だ。ただやはり、名前のバリエーション自体は少ないそうで、特に性が被るのは日常茶飯事らしい。日本ではあまり考えられない話だ。日本の苗字は30万種類くらいあるらしいという話をしたら、仰天された。調べた僕も仰天したのだが。

また面白い話が出て来たら、ここへ掲載しようと思う。

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