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2013-09
京都に台風がやって来て
- 2013-09-16 (月)
- 日常
1時過ぎの鴨川、北大路大橋より。 pic.twitter.com/7OiOU7KaNK
— Shuhei Miyazawa (@room_909) September 15, 2013
どうやら久々に、台風が京都を直撃するらしい。twitterを見ていると、あちこちで雨風の情報が入ってくる。そういや以前大雨が降った時、鴨川が凄い事になってる写真があったよな…と思い出し、今どんな感じになってるんやろう、と着の身着のままで事務所を飛び出してみた。暴風雨の中、ISOを6400まで上げて無理やり撮影したのが上の写真。
明け方、避難速報で目が覚め、嵐山や山科・大津辺りの惨状を知った。見慣れた景色が、見た事も無い景色に変わっている。朝を待ってから各所に連絡を取ってみたんだけれども、直接被害に遭っている人はいなかった。ただ、地下鉄東西線・JR京都線・1号線大津-山科間などが全て死んでいるらしい。とんでもない事になった。今日は動かない、というより動けないな。
情報を収集しながら、ふと自分のアップした写真に目をやると、かつてない程のRTとFavが付いていた。妙にiPhoneの通知が出てるなと思ったらこれだったのか。速報性の高い情報は拾われやすいとは知っていたけど、まさか自分の写真が300以上RTされるとは。なるほど、これらを悪用してアクセス稼ぎをしようという輩が出るのも解るわ。
昼間の様子も掲載してみる。天気は快晴、しかし川は夜よりも激しい事になっていた。
キレ者アスリート
- 2013-09-15 (日)
- 日常
自然環境の活動家と話した事がある。雑談をしていても全て自然環境に結びつけて話す人だった。その人の中には正しい姿があり、その人の気に食わない事を言ってしまうと責められる。自分は正しい事を、すべき事をしているのに、と世の中の無関心を責めていた。
— 為末 大 (@daijapan) September 14, 2013
正しい事をしているのに世の中はなんて無関心なんだ。そう言っていたけれど、既に正しい事をすればみんな共感するという思い込みがある。実際にはあの人が言うならと人は耳を傾ける。切ないけれど自分が魅力的でないから人が動かない。
— 為末 大 (@daijapan) September 14, 2013
前を向いている人と後ろを向いている人がいる。途上国で支援をする事が幸せな人と、怒りながら途上国で支援している人がいる。前者は周囲の人に好かれムーブメントは大きくなる。後者は腫れ物のように扱われ孤立していく。
— 為末 大 (@daijapan) September 14, 2013
やるべきだ、ではなくどうすればやってもらえるか。気づくべきだ、ではなくどうすれば気づいてもらえるか。スポンサーがつかなくて、アスリートの地位の低さに嘆いている人がいた。プレゼン資料を見ると、どこにも相手の会社側のメリットが書いていなかった。自分の都合を優先する人は敬遠される
— 為末 大 (@daijapan) September 14, 2013
【終わり】もらおうとする人は避けられる。裁こうとする人は敬遠される。突き詰めれば自分しか自分にはコントロールできず、けれども自分が変われば世界が変わる事が出来る。
— 為末 大 (@daijapan) September 14, 2013
ちょっと前から為末さんをフォローしてるんだけども、どの話も興味深く、確信を突いている。そして何より、解りやすい。知的でないとアスリートにはなれないと思うんだけども、その中でも為末さんはかなりキレ者だと感じさせられる。何処かの大学で教鞭を取ったりされないんだろうか。関西で講演があるのなら、是非行ってみたい。
東スポはガチというイメージ
- 2013-09-15 (日)
- 日常
- 【画像】激似!マット界のバレンティンwwwww(日刊やきう速報@なんJ)
http://blog.livedoor.jp/yakiusoku/archives/54016604.html
アジャ・コング似で知られるバレンティンが56号!王氏超えの日本新記録。
— 東スポWebニュース (@tospo_news) September 15, 2013
バレンティンに本塁打を浴びた榎田投手のニックネームはエネオスのゴリラのキャラに似ていることからエネゴリ。ゴリラ…コング…アジャコング…バレンティン…。そういうことだったのか!
— 東スポWebニュース (@tospo_news) September 15, 2013
東スポと聞けば、昔はタダのウソ新聞だというイメージしか持ってなかったんだけども、この所の記事内容やtwitterアカウントでの活躍ぶりを見るにつけて印象がガラッと変わった。プロレスなのだ、この新聞社は。野球関連に関してはガチなんだけども。今ではお気に入りの新聞になったとさ。
マネージャーにすら負けている
そして1km最速タイムを5秒更新。3分台はまだ遠いな。今はこれが精一杯。 pic.twitter.com/cpddxswZw7
— Shuhei Miyazawa (@room_909) September 13, 2013
1kmの最速タイムを更新して良い気になってたら、現役JKのマネージャーである陸上のMに「わたし4分切るくらい」との賜れて死にそうになっている僕です。ちなみに棒高跳びのRちゃんは3分半ばだそうです。勝てるか。いや、全盛期の僕だったら3分半くらいまでは行けてたのかもしれんけども。流石に高校の時の記録は残してないなあ。今日なんか、もうホンマに死ぬんじゃないかと思う位に飛ばしてこれやからね。若いって素晴らしいわ。ところでMもRちゃんも抹茶が大好きで、常時アホみたいに摂取している所から、これらの記録は抹茶ドーピングでる可能性が高い。陸連に通報すべきか悩んでいる。
健康の話が出てくる歳になりまして
- 2013-09-13 (金)
- 日常
合間を縫って、何とか散髪へ。月火が一番自由が効くんだけども、ちょうどその月火に定休日があるのが美容院(理髪業)。いつもスケジューリングに苦労する。今日は主に健康診断の話について。理容師のMさん曰く、「先日初めて人間ドッグへ行ったんですよ、仕事を始めて初めて」と。えええ、それちょっと間空き過ぎじゃないですか?僕でもサラリーマン時代から数えて4年空いててビビってる(今年中に必ず行きます)のに。まだ詳しい結果は届いてないそうだけども、今の所は問題無さそうとの事で良かった良かった。「晩御飯を糖質制限してから5kgくらい減りましたね」との話も出て興味が湧いた。これで運動したらキツいかなあ。
君も入国審査官にならないか
- 2013-09-12 (木)
- 日常
少し前に話題になった、架空の共産国の入国審査官になりきるゲーム『Papers,Please』。丁寧な解説が付いた動画がアップされていたのでご紹介する。入国希望者から手渡されたパスポートをくまなくチェックし、『入国許可』か『入国拒否』のスタンプを押すというゲームなのだが、日々増えていくルールやバリエーションが実に豊かで、何と言うか、生々しい。
本作は全て英語表記なんだけれども、頑張れば辞書片手にプレイできなくもないと思う。日本語化してくれれば一番嬉しいんだけども、そうなるとちょっと雰囲気を損なうかなあとも。時間が出来たら是非プレイしたいゲームの一つだ。
気が付けばタイトロープ
- 2013-09-12 (木)
- 日常
忙殺時に限ってとんでもない電話やメールが飛んでくるもので、緊急で2件のウィルス駆除を行った。大道芸みたいなスタイルで仕事を続けている。何とか明日くらいまでには落ち着きを取り戻したいんだけども、そんな時に限ってまたお仕事の依頼が有難うございます。今月一体どうなってんの。
日常生活が遠い
- 2013-09-11 (水)
- 日常
流石に疲れが出たようで、気が付いたら朝になっていた。が、ちっとも回復していない。この所ずっと健康的な生活をしていたせいで、7時間ピッタリで目が覚めてしまう。今日はちょっと余裕があるからもう少し寝てたかったんやけどもね。仕方なく起きて、外出していた間に山盛り来たお仕事連絡の返事を返していく。ヒーヒー言う。
事務所についてから、カメラや三脚の掃除を行った。特に三脚の方はジャリジャリでネトネトなので丸ごと水洗い、のち干しまくり。カメラの方は防塵防滴だけれども、こちらもしっかり拭いておいた。この2日間、火を噴きっぱなしだったNikon D7000に拍手。つくづく良いカメラです。
一泊二日の弾丸撮影ツアー・超二日目
- 2013-09-10 (火)
- 日常
オハヨーゴザイマス。
— Shuhei Miyazawa (@room_909) 2013, 9月 9
午前4時過ぎ起床。結局0時頃まで作業をしていたので、4時間しか寝ていない。睡眠時間が短いとパフォーマンスが著しく低下する僕だけれども、今日に限っては上がりっぱなしだ。夜明け前の砂丘ですよ。そうそう見られるモンじゃない。すぐにホテルのロビーへ降りて集合。撮影機材を抱えて、車で砂丘へ。夜明け前の車内にSOFTBALLETの『No Pleasure』が鳴り響く。いやー爽やかな朝ですなー。気になる人は探してみると僕らと同じ気分になれます。
5時、鳥取砂丘着。日の出まで30分、真っ暗で、誰も居ない砂丘。振りかえれば、空がほんの少しだけ色づき始めている。日の出に合わせて撮影を始めるので、少し待機。9月と言うのにちょっと寒い。
徐々に東の空が白んできた。昨日下見したポイントまで歩いていく。歩いてみると解るんだけれども、登り降りは踏み固まった場所も足を取られて消耗する。息切れを起こすPANDAさんと僕に「これしきで!だらしない!」と最年長のならむらさん。元気な人だ。
程無く日の出を迎える。少しずつ観光客も出始めているようだが、問題無くロケは敢行出来そうだ。必死に台本を反芻するならむらさん。今日は一発撮りのシーンもあるので、より気合が入っている。
幾つかのシーンを撮り終え、「じゃあ次、あそこから転げ落ちるから」と高台を指さしてならむらさんが言う。ホントにやるんですかと尋ねたら、「その為に汚れても良い服持って来たんだから」と妙に嬉しそうだ。
都合、2回も転げ落ちるならむらさん。よく見たら落下中も笑顔である。そうか、ならむらさんは身体を張るのが好きなタイプだったんだ。結構な勢いで転げ落ちてきて、噴き出しそうなのを舌を噛んで我慢した。ご存知だとは思いますが、この人は日本有数のインディーゲームクリエイターです。
「じゃあ次、あのデカい水たまり行くから」
良いですか皆さん、NIGOROさんはネタの為なら一切妥協しません。行けると思ったら、床を踏み抜くほどにアクセルをべた踏みするんです。人をハメるのも大好きだし、自分をネタにするのも大好き。素敵なチームなんですよ。そうそう、結局このダイブも2回撮ってます。インサート用に使う為、20秒近く顔を突っ込んでました。
ここで朝食の時間が近づいたので一旦撤収、シャワーで汗を流してチェックアウト。再び砂丘へ戻ってきた。途中、また不可思議な道路標識を見つける。こんな大ざっぱな標識見たこと無いぞ。鳥取どうなってんだ、そんなに京都が好きか。
海の似合う男、ならむらさん。潮風と細かい砂が大敵のカメラチーム、色々と肝を冷やす。
これにて鳥取での撮影は終了。ラストのロケ地は兵庫の豊岡である。「9号線とかで、内陸を走ればかなり早く着くんだけども…」というPANDAさんに、「ドライブは海が見えないと面白くない」とならむらさん。若干時間に余裕があるという事で、日本海沿いのコースを取る事に。
国道178号線を突き進み、海を眺める。いやー気持ち良い。南を見れば、砂を利用した砂畑(!)が広がっている。調べてみたら、ナガイモやらっきょうが取れるらしい。砂でも作物は育つのか。不思議なものをみた。
少し走ったら小腹が空いてきたので、浦富海岸の遊覧船乗り場へ寄ってみた。この辺りはイカが良く捕れるらしく、店の前で勢いよくイカ乾燥機が回転している。生で見るのが初めての僕、超ハイテンション。ホントにこうやって干すんだ、と感激してたら「瀬戸内海じゃ何処でも見かける光景だね」とならむらさん。良いなあ、イカ干すの羨ましいなあ。ちなみにこの写真、僕がこの旅で一番気に入ってる写真です。
この遊覧船乗り場、お土産屋とレストランが併設されている。これでもかという位のイカ押しで、僕らはイカ墨カレーをゲットしたり、イカの姿焼きや天ぷらを食ったりで大はしゃぎ。超新鮮、超美味しい。が、ここではしゃぎ過ぎて貴重な時間を浪費してしまう。
車は再び東を目指す。海岸とはいえそこそこに高い所を走っている我々、あちこちで絶景を目にした。この辺りの海は透明度が非常に高い。遊覧船やダイビングなんか最高やろうなあ。世間的には夏休みも終わり、海水浴のシーズンでもなくなったので人影はまばらだ。良い所ですよ山陰は。と、PANDAさんがしきりに時計に目をやり出した。「大分押してます、ヤバいです」、嫌な汗が出る我々。しかしならむらさんは「城崎近いやん、絶対温泉行くぞ」と重度の温泉病を発症。「撮影しに来てるって言ってんだろ、温泉は仕事じゃねえ!」、ですよね。そんな我々をあざ笑うかのように、眼前の標識に『湯』の文字が。
しばらく走り、余部に突入。余部鉄橋の余部ってこんな所にあったのか。休憩も兼ねて余部の道の駅へ立ち寄った。今はコンクリート橋に変わっているんだけども、鉄橋部分も観光施設として一部残されている。鉄橋部分を見上げて、ここを列車が走ってたんだと思うとちょっとゾクッとした。転落事故の記憶もまだ残ってるしね。
道の駅では、ならむらさんがまた何かやらかしていた。あと、店内にあったポスターが素敵過ぎたのでこちらも撮影。何という昭和感。PANDAさんは相変わらず買い食いをしている。自由なチームだ。
車は海を離れ、山の中に入っていく。数々のトンネルを抜け、ようやく豊岡へ突入。途中、時間が押してるのにプラボ豊岡店を見つけて「こういう所には思わぬレゲー(レトロゲーム)が置いてあるんだって!」と店内突入、予想に反して最新ゲーム機しか見当たらず、くずおれるようにして車に戻ったりした。結局この旅最後のロケ地である玄武洞に到着したのは13時半。1時間押しである。
ここもまた、国内とは思えないような光景が広がっていた。上から下まで全部玄武岩の柱状節理。規模が大き過ぎて、僕のカメラでは収まりきらない。何処もかしこも幾何学的で、まるでセットのように見えてしまう。洞窟部分は昔の人が岩を採掘した結果出来たものらしく、自然物ではないそうだ。
早速撮影を開始するものの、どうやらここは人気のある観光地のようで、ひっきりなしに観光客がやってくる。その上、マイクを持ったガイドさんも居るので、待ちの状態がかなり長くなってしまった。ならむらさんはひたすらセリフを練習している。撮影班はややバテで木陰に座り込んでいる。人が引いた瞬間を見計らい撮影開始。カメラが回り始めたら、後は祈るのみ。終れ、終れ、終った!
ちなみに、撮影に使われたMSXカセットは簡易ながら防水加工がされてあった。「貴重なMSXのソフトだからな、壊すわけにはいかん」とならむらさん。ハイドライドもロマンシアもアラモも、今となっては稀少ですもんね。
撮影終了後、すぐそばにあった玄武洞ミュージアムで休憩。やっと落ち着けた。喫茶があったので、そこでお茶を頂きながらこの旅で撮影したVのチェックを行う。どれも国内で撮影したとは思えないものばかりで、その上ネタ満載だ。これにて今回のお仕事はコンプリート。お疲れ様でした。
「よし、温泉行くぞ!」、この言葉を発したのはならむらさんではなく、PANDAさんである。いや、さっきまで温泉は仕事じゃないって「何言ってんだ、ここまで来て温泉入らずに帰れるか!温泉入るのも仕事だ!」、ですよね。僕は昨年城崎を訪れたばかりなので、道もよく覚えている。どうぞこちらです。
その後、足湯を堪能しながら温泉卵を食し、一番人気と言われるさとの湯で寛ぎ、お土産屋さんを巡ってようやく帰路に就いた。実は「晩飯は出石そばにしようぜ!」とならむらさんが興奮していたんだけども、探す店探す店、閉店が17時~18時(!)とかなり早かった為断念。イカ墨カレーと温泉が仇となった。「次来るときは、もうちょっと西にも足を延ばして出雲行きたいよね」、それ良いですね。ところでスケジュールを見ると、もう新大阪に到着してる時刻なんですが。
NyuMediaのPaypalアカウントが凍結された件、早いうちに日本語でもコメントを発表します。調べてみたら過去にSkullgirlsやGlassupでも似たようなことがあったみたいですね
— shiza (@shizap) 2013, 9月 10
【ヤタガラスAC】「Paypalアカウント凍結と解除について」口座凍結の原因はあくまでPayPalにあり、解決した以上はこのような問題が今後起こらないと思われますので、ご安心下さい。( http://t.co/MjnGW63UZk )
— Furious (@Furious_blog) 2013, 9月 10
ここで衝撃的なニュースが飛び込んできた。IndieGoGoでの資金集めに成功していたヤタガラスチームの口座が、いきなり凍結されたというのだ。同じクラウドファウンディングであるKickStraterを使う為に頑張ってきた僕ら、顔面蒼白。「一度成功した資金を押さえられるなんて…」、PANDAさんが各所にすぐ問い合わせて現状把握に努めた。車内が一気に張り詰める。ヤタガラスチームはLa-Mulanaと同じくPLAYISMさんでの販売を行っていたので、余計に衝撃が大きかった。幸いにしてこの問題は早期解決されたようだ。ホントに良かった。
ここから後はひたすら南を目指して運転する。辺りは真っ暗で、黙って運転しているとホントに怖いので常時テンションを上げる僕ら。たまたま見かけたバス乗り場を撮影したら、超ホラー写真になってしまった。実はこれが、この旅最後の写真だったりする。舞狂口て。
神戸・大阪が近付くにつれ、どんどん街の明かりが目に入ってきた。「文明だ!文明が帰ってきた!」と叫ぶ我々。街の明かりでこれほど安堵したのは初めてだ。結局18時解散の予定が21時半着と押しに押したが、新大阪に到着した時の達成感は凄まじいものがあった。あちこち走って、写真撮りまくって、買い食いして、風呂入って、バカ騒ぎして。まるで修学旅行のようだった2日間。オッサンになってからこんな面白い体験が出来るとは。PANDAさんならむらさん、巻き込んでくれて本当に有難うございました。あとは頑張ってPV完成させて下さい。NIGOROの底力を見せつけて下さい。
で、実はこのメンツで今月もう一回無茶やるんだけどね。
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