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耐久、新春限定ラーメン

  • 2012-01-04 (水) 0:35
  • 日常

(変態)デザイナーのKちゃんが「新春限定コラボラーメン食べに行きたい」と言ったので、二人して極寒の中行列に並ぶ事とする。バスが思いの外遅く、京都駅に着いた頃には待ち合わせ2分前。そこからダッシュで七条千本まで向かうも、道中でマジ酸欠になり目の前がグラグラした。ここまで弱ったか、僕。

雪がちらつくという最高のコンディションの中、どうにか目的地『拳ラーメン』へ。事前に地図をチェックした筈なのに、いつまで経っても辿り着かず本気で泣きそうになったのだが、ここまで来てしまえば後は待つだけだ。(変態)師弟コンビの我慢大会、今スタート。幸いな事に、行列は40人程度のようだ。

が、進まない。思った以上にスローペース。既に何度も足を運んでいるYちゃんによれば、店内はそれほど広い訳でも無いとの事。これは思った以上の長期戦になるやもしれぬ。ちなみに12月にも『極鶏』にてコラボラーメンイベントをやっていたそうなのだが、参加したYちゃん曰く2時間待ちだったらしい。おうわ。

1時間経過。確実に前へは進んでいるものの、あとどれくらいで店内に到達出来るのか解らない。解っているのは、死ぬほど寒いという事だけだ。雪もさる事ながら、一切の遮蔽物が無い七条通り、南側の公園から恐ろしい勢いの風が吹いてくる。何で正月からこんな荒行を、とみんな思っていたに違いない。というか、正月早々の平日にみんな何やってんだ。仕事始めじゃないのか。おのれ限定ラーメンめ。

と言うより、そもそも並んでラーメンなんか食べるの初めてだ。いや、限定メニューとかで並ぶ事すら初めてだ。寒さで頭がやられてきて、僕とYちゃんの会話もどんどんおかしくなってくる。「兄さん、はよパンイチになりいよ」と執拗にセクハラをしてくるYちゃん。誰かバイオリニストのYちゃん呼んで。誰か。と助けを求めていたら、お店のスタッフさんが僕らを呼んだ。開始から1時間40分、店内入店。

店内は恐ろしく湿度が高い。温度というより、湿度を感じる。カメラケースに除湿剤を放り込んできて正解だったが、迂闊に取り出す事もままならん状態だ。カウンター席でようやく落ち着けた我々。到達感だけでお腹いっぱいになってるのは気のせいだと思いたい。待つこと数分で、『拳ラーメン』と『麺屋 極鶏』のコラボラーメンである『極拳つけ麺2号』と『〆ご飯 塩釜みそ丼』が現れた。

美味い。これはとんでもない美味さだ。超々濃厚な鶏のつけダレ。言うならばカルボナーラのような濃度で、鶏が迫ってくる。今まで食った食べ物の中で、一番濃い鶏と断言出来る。更に後から入れる海鮮スープ。こちらは超濃厚なエビ。もうエビ丸出し。美味しいんだけど、これと鶏って合うのか…と思ったら死ぬ程マッチした。もう幼稚な表現しか思いつかないレベルの美味さ。食いながらずっと何これ、何これって戸惑ってた。横でYちゃんがニヤニヤしている。何これ。1杯1,000円となかなかに高額だが、これは納得する。参りました。塩釜みそ丼のほうもチャーシュー山盛りで、ここへ付けダレを入れると尚の事素晴らしい事に。

大満足してご馳走様。店主さん達にお礼を言って店を後に…これからまた、あの極寒の中に出るのか…少しだけ歩いて、僕とYちゃんはバスに飛び乗った。マジ無理です。今日もうこれ以上寒いの無理です。京都駅まで戻ってポルタでお茶。割と真面目なデザイン談義を2時間ほどやらかして、今日は解散。

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