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2012-01-29

マンガとシミュレータ


最近では誰でも手軽に3Dシミュレータを扱える時代になったようで、各地で色々と無茶な実験を行っている人たちが居る。上記の動画も、一見真剣なようで真剣なのかどうか良く解らない。ただ、こうやって実際に目にしてみると、漫画の表現ってのはあながち間違っていないんだな、と。

ダンプリストに群がるプログラマ達

最近、レジェンド級のゲームプログラマをフォローして覗かせて貰っているのだが、その中で物凄く気になるやり取りがあった。青い画面の中に、文字が並んでいると思う。これ、マシン語(アセンブリ言語)という。もっともコンピュータに近い言語で、一読するだけでは全く理解出来ない文字の羅列に見える。ファミコン時代のプログラマ達は、この言語を使ってゲームを作っていたのだ。

僕も中学、高校時代とアセンブラに手を出そうとしたことがある。当時の僕は、BASICという人間よりのプログラム言語しか使えなかったのだが、BASICは人間よりであるが為に処理速度が遅く、細かい制御には全く向かない言語で高度なプログラムを組む事が出来なかった。BASICで限界を感じたサンデープログラマ達は、自然とマシン語へ足を向けるようになっていく。だが、その道のりは恐ろしく険しい。結局僕は、1合目付近で挫折してしまった。

再び話は現代に戻る。僕が手も足も出なかったマシン語を、TL上でみんな楽しそうに語り合っている。その姿を見るだけでもゾクゾクするし、今でもマシン語を愛している人達が居るという事実にもゾクゾクする。中にはマシン語をノート上に手書きしてハンドアセンブル(人力翻訳)して、実機に打ち込むというとんでもない事をやっていた人も居たようだ。やっぱ80年代のプログラマは恐ろしい。永遠の憧れだ。

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