- 2011-03-04 (金) 0:35
- 日常
朝からGoogleの人が来て、喫茶店の撮影をして貰う事になった。GoogleMapの新しいサービス、『おみせフォト』の掲載用だ。店の手伝いをしていた時に「Googleです」って電話がかかって来た時は焦った。どうやらGoogleMapを使用しているユーザーを中心に、京都全域で声を掛けているようだ。親戚のケーキ屋や母の友人のお店も撮影したと言ってたので。
本日のスタッフは契約社員の女性が一人。名刺は持たせてもらっていないそうで、代わりに『おみせフォト』の名刺を貰った。この辺が何となくGoogleっぽいなあと思う。すぐに撮影を始めるとの事で、ストリートビュー用のカメラみたいなのが出てくるのかとワクワクしていたら、普通のCanon EOS Kissが出てきてコケた。ただ、SIGMAの強烈な魚眼レンズが付いており、90度ずつ撮影するだけで360度キッチリ繋ぐ事が出来るそうだ。他にもワンショットで庭や吹き抜けも撮影して貰った。
撮影自体はかなりスムーズで、ついでに色々と面白い話を聞かせて貰った。以下箇条書き。
- 撮影キットは全てGoogleからの貸し出し
- 各スタッフ間で機材(画質・設定)の差が無いよう、全て同じ撮影キットを用意
- 撮影は3種類の露出補正をかけて連続で行われ、のちに自動選別でマッチする明るさを選ぶ
- 撮影データは一旦東京でチェックし、加工はアメリカで行う
- 情報機密レベルが非常に高く、自分の部署以外の事はほとんど何も解らない
徹底してシステム化されたやり取りが、ほんとに、いかにもGoogleだ。ニュースで見た印象のまんまという感じ。これが出来ているからこそあの地位に君臨しているのだろうが、窓口はもう少し広めにとってくれてもいいんじゃないのかと。
そうそう、撮影する前に、スマートフォンにQRコードを出して撮影していた。丁度映画のカチンコみたいなものだそうで、撮影者、撮影場所、撮影日などがコード内に含まれているそうだ。勿論スマートフォンも支給品。そこまでやるかGoogle。
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