- 2010-12-31 (金) 0:30
- 日常
朝起きたら、窓の外が白かった。何か前にも似たような事あったなあと思いつつ窓を開けると、そこはゲレンデだった。ちょっと待て、年末年始荒れるとは聞いてたけど、積雪は聞いてないぞ。
朝飯を食べてすぐにピアノへ向かったのだが、寒くて指が動かない。電気ストーブで暖めては叩くといった、まるで鉄の錬成みたいな作業を繰り返す事1時間、どうにか指が動くようになってきた。さてさて、昼もまわったしそろそろ雪もおさまった頃かな、と窓を開けた。さっきの倍くらい雪が積もっていた。
シャレになってない。サンダルで表に出たら、足がすっぽり埋まるこの積雪。こんなん京都では久々じゃないか。車もほとんど走っておらず、チェーンの音が鳴り響く北大路通り。ここは何処の雪国だ。あ、ひょっとして庭もヤバいんじゃないかと駆け寄ると、凄まじい事になっていた。
急いで枝葉に積もった雪を払いのける。指が壊死しそうなくらい冷たい。京都の底冷えは33年経験しているが、雪の冷たさはとんとご無沙汰で耐性が無い。ぐわー。どういう事や気象庁ー。幹を揺さぶって雪を振り払うと頭や背中にまで雪が飛散。一人呻き声を上げる京町家の昼下がり、皆様いかがお過ごしでしょうか。僕はもうダメです。
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