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2010-08

夏と自然と

夏の田んぼのにおいが大好きだ。地蔵盆とかを思い出すのか、グッと来るものがある。最近では近所でも田んぼが減ってしまったので寂しい限りだ。梅雨時期にアホみたいにカエルが鳴いていたものだが、最近ではすっかり規模が小さくなったように感じる。

事務所で仕事ばっかりしていると、この空の高さを忘れそうになる。暑いからと嫌がらずに、行き詰ったら気分転換に外へ出るべきだなあと感じさせられる好天だ。それにしても今年はにわか雨が降らない。植物が可哀想になる。

美容院でタイニーゼビウス


世の中広しと言えども、タイニーゼビウスの話で盛り上がれる美容院はそうはあるまい。出だしこそ髪の話で盛り上がったが、気が付いたらテキストアドベンチャーの話ばかりしていた。「1シーン進めるのに1週間とかかかるんですよね、何をすりゃ良いのか解らなくて」と嬉しそうに話す美容師Mさん。当時のパソコン少年たちは、あの理不尽さを愛する事が出来たものだ。今同じ事やったらブン殴られるだろうけど。

ところで、上記に掲載した『タイニーゼビウス』、これを作ったのは当時中学生だった松島徹氏。当時を知る人ならば、これがどれだけとんでもないソフトか理解出来ると思う(自家製ロケットが大気圏突破した程度か)。PC-6001というファミコンよりずっとショボい環境で、これだけのゲームを、しかも中学生が作ったというのは衝撃としか言い様が無い。スクロール機能もスプライト機能も無い筈なのに、何でこんな事が出来るのか。

心を読まれたかのような

侮れん。

15~20の質問に答えるだけで、頭で想像していた有名人の名前を当てるというWebサービス。そんなバカなと思ってやってみたら、ものの見事に当てられた。アメリカで2年前くらいに始まったらしいのだが、プレイする度に恐ろしい勢いで学習しているようで、とんでもない正答率を誇っている。更に、漫画のキャラクターまでフォローしているというのだから恐ろしい。遊び半分で試した『毒島大広(ストッパー毒島)』『シュウ(北斗の拳)』なんてのも一発で出てきて引いた。誰だ、ここまで教え込んでいるのは。

1匹は仕留めました

ああああああ何で今日も鳴き声が聞こえるんじゃあああああああ。もうね、全身の毛穴という毛穴が開いた。右手にゴキジェット、左手にコックローチ水性。必ず殺すと書いて必殺の体勢で玄関へ飛び出し、物置のドアを開けたところで1匹補足、即射撃。しかしもう一匹が見当たらない。鳴いとる言う事は、もう一匹おるっちゅう事やろうが、出てこんかい。ああああああ。

ネームの凄味

プロの漫画家って、こんな所まで考えてネームを作ってるのか。あまりのレベルの高さに度肝を抜かれた。注釈を見ていると、言われてみれば確かに、と思わされる事が多い。絵が描けるだけでも凄いのに、ここまで計算されているとは。

2回で17点て

これは酷い。

城島 6回 22号2ラン、金本 7回 12号満塁、浅井 7回 3号2ラン、鳥谷 8回 15号3ラン、桧山 8回 1号3ラン。1球速報で追いかける度に噴き出した。ここまでエグい試合は久々だ。22点は球団記録らしい。気の毒なのは広島のピッチャー梅津で、1回を投げて10失点、防御率は3点台から6点台に。地獄としか言い様が無い。地味に1イニングに2回デッドボールを食らった平野も気の毒だ。

小さいガッツポーズ

依頼を受けていた会社案内の打ち合わせ。持ち込んだレイアウトや基本デザインは、無事気に入って頂けた。勿論クライアントに気に入って貰えなければ意味が無いのだが、取り敢えず一安心。思った以上に手応えがあり、順調に進みそうなのでかなりテンションが高い。今日は良い日だ。

今 敏監督、急逝

ご本人のサイトが繋がり難い状態なので、こちらのサイトで紹介させていただく。今 敏(こん さとし)監督、享年46。この記事は、監督の最後の日記を掲載したものだ。淡々としているが、凄まじい。言葉が出てこない。こんな極限状態で、こんな客観視が出来るなんて。監督を知らない人でも、是非一度読んでみる事をお勧めする。

残念ながら、僕は監督になってからの作品を見た事が無いのだが、スタッフとして制作に携わった『老人Z』や『MEMORIES/彼女の想いで』は観た。どちらもかなり個性的で大好きな作品だった。気になったので、代表作『パプリカ』の宣伝PVを見つけてきたのだが、この世界観と表現力はただ事では無い。こんな優れたクリエイターが、何故こんなに早く。心から冥福をお祈りいたします。

カトちゃんケンちゃん


今週のヘビーローテーション。曲数自体は少ないが、そのどれもが滅茶苦茶良く出来ている。この曲聴きたさに友人宅へ通った事もあるほど好きだった、PCエンジン初期のキラーコンテンツ『カトちゃん&ケンちゃん』。特に1-2(夕暮れ)と1-4(夜)、2-3(空)のBGMが大好きだった。ゲームの方も抜群に面白いのだが難易度が非常に高く、結局僕の周りでは誰もクリア出来なかった。この頃のハドソンは本当に神憑っていたなあ。

ビッグウェーブ

A君から衝撃的な話をされた。その為の準備として、MacBookまで購入したらしい。ひょっとしたら今年は最高の年になるかもしれない。夏の終わりに、デカいデカい波が来た。

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