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2010-07

スーパーのKのオヤジさん現る

驚いた事に、スーパーのKのオヤジさんが事務所へ来訪。勿論スーパーのKも一緒だったが、連絡を受けた時はかなり焦った。想像だにしなかった事だからだ。

聞けば、府が管轄している体育館などの予約を取る為にネットをしたいとの事で、どうせなら新しいPCを買いたいという事で相談に来られたようだ。詳しい事情を聞き、府のイケてないシステムを皆でグチり、この件は30分ほどで完了。AmazonでCR500を買う事になった。これで僕のも入れて4台目か。

今日の本番は、実はここからだった。あまり詳しくは書けないが、スーパーのKの人生相談コーナーが突如スタートしたのだ。個人的に仕事の悩みはちょくちょく聞いていたが、まさかこのメンツでそんな話になるとは。

印象的だったのは、KのオヤジさんがKに対してとても優しく、かつ的確なアドバイスを送っていた事だった。

スーパーのKとは、もう27年にもなる付き合いで、当時からオヤジさんとは何度も顔を合わせていた。今でも良く覚えているのだが、事あるごとにKは怒鳴られ、場合によってはシバかれていたものだ。Kにとっては恐怖でしかなかっただろうが、僕が見ていた限り、理不尽な暴力などは無かったように思う。『厳格』という言葉が良く似合うオヤジさん。そのイメージがずっとあったからこそ、今日の話ぶりは意外に感じられた。

正直な話、僕はKの猪突猛進な性格はオヤジさん譲りだと思っていた。だがオヤジさんは想像以上に冷静で、Kの事を本当に良く見ているし、色んな事を達観している。当然年の功という事もあるとは思うのだが、こういう人の下で働くのは幸せだろうなあ。主に『仕事を部下に任せる』という話で盛り上がったのだが、「何でもかんでも自分だけで仕事してしまうのは『贅沢』なんよ」という言葉は胸に刺さった。

結局1時間ほど色んな話をしたが、何だか妙に嬉しかった。Kのオヤジさんは、ホントに良い人だ。

良い時と悪い時

悪い事は重なるもので、昨日のガラス以外にもトラブルが発生した。休みだったのが唯一の救いか。オトンオカン僕で必死の作業。時間はかかったが、何とかある程度までは復旧出来た。

恐らくこの2日間は、今年一番の『ツイてないデー』だったのだろう。心底凹んだが、明日にはまた平凡な日常が始まる訳で、ずっと悲観していてもしょうがない。そう思うと、かなり気が楽になった。良い時がありゃ悪い時もある。出来る事から一つずつやれば良い。人生なんて、そんなもんだ。

ゲームと商店街の関係性

まさかARがこういう形で威力を発揮する事になろうとは、開発者は思いもしなかっただろう。熱海市の本気具合も素晴らしいが、ホントに思い切ったイベントだ。困惑した市民や関係者も多かっただろうなあ、これ。詳細はラブプラス公式サイトにもあるのだが、商店街まで巻き込んでいるとは。かつて、ゲームが街全体を巻き込んだ事があっただろうか。アニメなんかでは結構見かけた現象(聖地巡礼)だが、このイベントはインタラクティブ性が高い分、更に深みがあるように思う。熱海は衰退の一途を辿っていると聞いたが、こういった色んなイベントで再活性化してほしいと願っている。

個人的には、ラブプラスよりもラブプラスユーザーのほうが面白い。決してバカにしているのではなく、想像だにしなかった行為や行動に出るパワーに驚かされるのだ(エクストリームラブプラス等)。ネタからガチまで、何でもありで楽しめているのが素晴らしい。心配されるのは少子化問題だけか。

Oscar Peterson Trio – The Girl From Ipanema

凹んだ時には音楽に限る。原点に原点に立ち返るつもりでOscar Petersonの『We Get Requests』より『イパネマの娘』を引っ張ってきた。最初に聞いたのは中学生くらいの頃だろうか。父の持っていたレコードで聴いて衝撃を受けた。学生時代にCDで浴びる様に聴いたので、飽きて最近ではほとんど聴いていなかったのだが、大きな誤算だった。3分ちょっとでこの構成。超有名曲という事もあってスルーしていた節もあるのだが、勿体無い事をした。ちょっと興奮している。

個人商店と企業

今日の打ち合わせは技術屋のTさん、Nさん、総務部長のTさん、会計事務所のKさんという5人パーティ。大所帯だ。1時間半ほどクライアントさんと話をして、その後、技術屋のTさんと総務部長のTさんとで喫茶店へ。最近この組み合わせでお茶をする機会が多い気がする。色んな話を聞かせて貰えるし、何より面白い。

一緒に回らせて貰っている中で一番感じるのは、クライアントとしての個人商店と企業との差だ。当然金額的な面でもそうだが、やり取りや流れ一つとっても全然違う。と言うより、同じやり方でやると大変な事になる。僕が中心に立って何かを回す、という機会はほとんど無いとは思うが、自分の中で新たにルール化しておいたほうが良い部分が沢山見つかった。技術屋のTさんや総務部長のTさんにもその辺りを質問してみたが、この考え方で間違いは無さそうだ。

上記の話とは全く別だが、多分、今の僕の立ち位置は『新人助っ人外国人』なんだと思う。

方向音痴

ここは何処だ。

電車の中で本を読んで、取り敢えず切り替えは出来た。待ち合わせの時間までには余裕があったので、少しだけゆっくり大阪を歩いた。尚更今朝のミスが悔やまれる。

と、上がる出口を間違えた。四ツ橋駅の4番出口で待ち合わせだったのだが、いつの間にか5番出口に。上がったところに申し訳程度の地図があったので、それを元に4番出口へ向かうのだが、一向に見覚えのある建物が見えてこない。そもそも先日でも、それほど周りを見ながら歩いた訳では無いので、尚更記憶が無く不安が募る。冷静に考えれば一度地下に戻れば良いだけの話だが。結局3分ほどで目的地に到着。

全く自慢でも何でもないが、僕は方向音痴だ。ちょっとした弾みで、自分がどちらの方角を向いているのかを見失う事がある(特に地下鉄の駅から出た時)。事前に地図で確認していても、何故だか90度間違った方角へ進む事がある。直感でこっち、と思って動くと大概逆だったりする。そのくせ、一度景色を覚えてしまえば間違う事がほとんど無い。多分、僕は地図に弱いのだ。多分、この辺も絡んでいる気がする。

本当にここは何処だ。

打ち合わせが終わってから、買い物しようと梅田の地下街を歩きまわったのだが、行っても行っても目的地に辿り着かない。そもそもが地下迷宮のようになっているこの地下街、今自分がどっちを向いているのか、目的地はどの方角にあるのかすら分らなくなっていく。かと言って地上に出れば景色すら分らなくなってしまい、さらに混迷の度合いが増すだけだ。

政策を知りたければブログをどうぞ

今の所、政治に関しては東国原知事が一番マトモな事を言っていると思う。もっともっとキレて良い。知事のブログTwitterは分りやすいし、何より頻繁に更新されているので、生の情報が伝わりやすい。この人は、ちゃんと政治に命を懸けている。

政治や政策を知りたければ、新聞やニュースを見るよりも、政治家本人のブログ等を見るほうが良い。本人が発信した情報なのだから100%正確だし、読めば読むほど本質が見えてくるからだ。もの足りなければ、様々なコミュニティでの論争を眺めているのも良い。色んな人の色んな意見を見られるからだ。

ただ煩いだけの演説や、最早サギの代名詞となった『マニフェスト』なんかはもう終わりにしたらどうか。ボートマッチなんて悪質な冗談としか思えない。

取り返しの付かない事

朝、慌て過ぎて、1F階段横の窓ガラスを割ってしまった。

僕が事務所として使っている町家は、保存状態が良く、古いものでもそのまま使う事が出来ている。窓ガラスはどれも年代物で、よく見ると表面がかすかに波打っており、今の製法ではもう作れない貴重なものだ。すぐに大阪へ行かなければならない為、取り敢えず家に電話を入れて謝ったが、本当にショックだ。もう少し余裕さえ持っていればこんな事には。

まだまだやれそう

夜にランニング。やはり筋肉痛が遅れてやってきた、股関節がやったら痛い。と言っても走れない程でもないし、寧ろ心地良いレベルなのでしっかりストレッチしてから飛び出した。雨上がりという事もあってかなり蒸すが、川沿いは比較的快適だ。やはり身体を動かすのは気持ち良い。今日は30分走ったが、別段身体に異常は無い。まだまだやれそうじゃないか僕。

世界最高峰のラリー・WRC

WRCを知ったのは6年くらい前だっただろうか。山で、ジャングルで、市街地で、市販されている車(勿論大幅改造してある)が信じ難いスピードで駆け抜けていくラリーツアー。F1と対をなす、世界最高峰のカーレースだ。3分程度のビデオだが、これを見れば大体どれくらい異常なのかが理解出来ると思う。近年では北海道でもコースを設けるようになり、ジワジワと認知度も上昇しているようだ。

数年前、一度鈴鹿サーキットで『ワールドラリーフェスタ』というイベントを観に行った事がある。本物のラリーカーが観られるとあって大興奮だった。実際に目の前でデモンストレーションも行われ、異常なレベルのドライビングテクニックをこれでもかと堪能。三菱のランエボも、スバルのインプも、最高にカッコ良かった。今はどちらのチームも撤退してしまって、もう観る事が出来ない。寂しい限りだ。

そんな中、かつてスバルで栄冠を何度も手にしたペター・ソルベルグがプライベーターとして復帰している事を知った。しかも現時点で5位。驚きと共に、とても嬉しいニュースだ。

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