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2010-07-15

土砂降りライブ

身動き取れない状態。

前職場を後にした途端、雨が。折り畳み傘は用意していたが、実は今日は四条大宮のバスターミナルで毎年恒例のジャズライブがあり、それを観に行く為にやってきたのだ。四条堀川の辺りで滝レベルの土砂降りに豹変した雨のせいで、ジーンズとスニーカーは悲惨な事に。少し雨宿りしてから会場に行くと、テントの下で避難しているジャズバーの皆が居た。

毎年この時期はまだ梅雨が明けておらず、突然の豪雨に晒される事があったが、不思議とライブの時間だけは晴れていたものだ。少なくとも、僕が観に行くようになった数年前からは。だから、今年も大丈夫だと思っていたのだが。屋根も無い中、こんな雨の中で演奏したら楽器が死ぬ。止むなく18時→20時に時間変更となった。

空の色がキモい。

大きく待ち時間が出来たので、オカンに頼まれたちまきを買いに再び四条烏丸へ。道中偶然、餡子のHと遭遇。相変わらず元気そうに接客をしていた。マシンガンのように途切れ目無く立ち話をして、再び四条烏丸を目指す。

なんとか鉾。

と、そこへピアノのOさんから「そろそろ始りますよ」とメールが。近場でちまきを買い、ダッシュで四条大宮へ戻った。だが、本番が始まったのはそれから30分ほどしてからだった。汗まみれ。バイオリニストのYちゃんとその友人と喋りながら時間をつぶした。

大変でした。

撮影係を命ぜられていた僕、本番は適当な場所でバッシンバッシン撮影をしていたのだが、恐ろしい事にここでも雨が降ってきた。一瞬だったが、かなり強い雨。カメラを置いて傘を手に取り、ベーシストのS君の後ろに立つ。こんなスリリングなライブは生まれてこの方初めてだ。約1時間、薄氷のライブは何とか無事に終了。ピアノのNさんも無事に2曲歌いきって安堵した。

その後ジャズバーに戻り、靴を脱いで裸足でピアノを弾かせて貰った。事前に練習をしてきたのだが、今日の出来は下の中。酷いもんだった。オマケに終電を逃してしまい、ドラマーのK君に送ってもらう事に。申し訳無い。

前の職場に立ち寄った

北大路から地下鉄で四条烏丸へ、と思ったが、何となく烏丸御池で下車した。前の職場を覗いてみるか、という気が起ったのだ。少し前までならば絶対行こうとは思わなかったが、今は特別何も感じない。単なる興味本位での行動だった。こんな所を歩いて通るのは、退社した時以来か。

程無く会社前に到着。毎年恒例のセールをやっている。コソッと店舗にお邪魔してみると、仲の良かった店長のOさん、スタッフのOさんが出迎えてくれた。驚いた事に、東京支社店長のSさんまで居られた。一昨年の11月、お忍びで東京へ行った時以来の再会が、まさか京都とは。聞けばご主人の転勤で京都へ来られたらしく、その流れでここで働く事になったそうだ。嬉しいサプライズだ。

そこへ当時お世話になったK常務が現れた。再会を喜んだ後、僕はとある質問をした。実は、僕のクライアントさんが、別件でこの会社のクライアントでもあったのだ。そこで僕は色んな話を耳にし、衝撃を受けた。その確認をしたのだ。答えは納得がいくもので、より衝撃を受けるものだった。

今日はタイミングが良いのか何なのか、僕の元上司であるN課長代理が家族と共に現れた。ガッチリ握手をしたが、元気そうで何より。僕が辞める時に話を聞いていた「また子供出来てん」という3人目のお子さんを抱えていたのだが、『一家の主』という雰囲気がハッキリ見えて、何となく羨ましかった。

本当に気まぐれで立ち寄っただけだったのだが、来て良かったと思う。

コンチキチンの無い7月

月鉾。

20代の半ばまで、僕はあまり祇園祭に興味を持っていなかった。ただ単に人が沢山集まって暑いだけのイベント、という冷めた見方しかしていなかったものだ。転機になったのは27の時。前々職の職場が、祇園のど真ん中にあった事から興味を持ちだした。宵々々山から山鉾巡行までが祇園祭と思っていた僕は、7月1日から連日行われる多種多様なイベントに心底驚いた。面白いのだ、祭りが。通勤も、仕事中も、ずっと祭りの真っただ中に居られたのは本当に貴重な体験だったと思う。

前職も四条烏丸にほど近く、歩いて10分ほどで長刀鉾に辿り着くという立地の良さだった。何より会社の目の前に山が立ち、夜店が並び、事実上仕事は休みになっているようなものだった。これも相当貴重な体験だった。その分他でしっかり働かされたが。

北大路に事務所を構える様になり、僕はまた祇園祭から離れてしまった。7月にコンチキチンが聴こえない毎日というのは、思った以上に寂しいものだ。ここ数年で、僕もすっかり祇園祭にやられてしまったようだ。用事もあるし、我慢も出来なくなったので四条烏丸へ向かう事にした。

複線ドリフトの衝撃と言ったら

知る人ぞ知る『電車でD』が同人ゲーム化するそうだ。初めて『電車でD』を読んだ時は爆笑したなあ。地元関西の沿線ばっかり出てくるし、京津線バトルなんかはバイト通勤で馴染みが深かったから涙が出るほど笑った。前提条件として、『頭文字D』を読んでいなければちっとも笑えないと思うが。

いやしかし、このゲーム良く出来てる。最近の同人ゲーはここまでやるのか。実際に動いているところを見ると、よりシュールさが伝わってくる。あんなスピードで梅田のホームに突っ込んだら大惨事間違い無し。だが、それが良い。

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